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キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

新型コロナウイルス、そして10月に発生した洪水の中でも、「自立」した生活をカンボジアの地雷埋設地域の脆弱な村人たちができるようにするため、収入源を多様化する家畜銀行を拡大したい。

現在の支援総額

1,132,500

56%

目標金額は2,000,000円

支援者数

66

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/11/18に募集を開始し、 66人の支援により 1,132,500円の資金を集め、 2020/12/07に募集を終了しました

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

コロナでも洪水でも「自立」への道をあきらめない。

現在の支援総額

1,132,500

56%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数66

このプロジェクトは、2020/11/18に募集を開始し、 66人の支援により 1,132,500円の資金を集め、 2020/12/07に募集を終了しました

新型コロナウイルス、そして10月に発生した洪水の中でも、「自立」した生活をカンボジアの地雷埋設地域の脆弱な村人たちができるようにするため、収入源を多様化する家畜銀行を拡大したい。

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はじめに

特定非営利活動法人テラ・ルネッサンスのカンボジア事業を担当する江角と申します。
テラ・ルネッサンスでは、2001年からカンボジアの地雷問題に取り組んできました。私が、初めてカンボジアに来たのは、2002年3月のテラ・ルネッサンスのスタディツアーでした。

■写真:2002年3月バッタンバン州の地雷撤去現場を視察した帰り道の道端で見た地雷原のなかで生活する村人たち


バッタンバンの地雷原の撤去作業を視察した帰り道の道端で、地雷原の中で家を建てて生活する農村の人々の生活に衝撃をうけました。
そして、2005年に、カンボジアのバッタンバン州で3ヶ月テラ・ルネッサンス(以下、当会と表記)のインターンをしたのち、カンボジアの地雷埋設地域で生活する村人たちの支援に関わることになりました。

その中で、気づいたことは、村人たちが「自立」することが重要だということ。地雷が撤去されても、都市部での経済発展が進んでも、農村部の村人たちが、持続的に生活がしていくことが、非常に難しい状況がありました。


カンボジアでは、私たちを含めて、様々な国際機関やNGOなどの援助機関が多く活動してきました。
それでも、農村部での生活は、脆弱なままでした。かつて地雷埋設地域を覆っていた熱帯雨林は、様々な動植物が生息し、村人たちもその自然の恩恵を受けて生活してきました。

しかし、内戦中に熱帯雨林は、紛争木材としてクメール・ルージュの資金源となり、紛争後も違法伐採や村人たちが開墾し、換金作物を栽培するための畑として消滅していきました。一方で、自由グローバル経済のなかで、先に発展したタイやベトナムなどの近隣諸国から大量の商品が入るようになり、カンボジアの伝統的な産業は消えていきました

村人たちは、土地があれば換金作物であるキャッサバやトウモロコシの栽培をし、土地を持たない村人たちは、地主の畑で日雇い労働として働いて、収入を得る生活が広まりました。どちらの村人たちも換金作物に依存することになりましたが、単一の換金作物の栽培にはリスクがあります。大規模に栽培するためには、苗木を購入したり、農薬や労働者への賃金を支払う資本が必要になります。

それを賄うために、銀行から借金をするのです。最初は、タイから大型のトラックでいい値段で買い付けに来てくれました。

しかし、それでお金になると分かると、全員が同じ作物を栽培し始めます。供給過多が起きると、値段は自然と下がります。それが、2015年ごろから始まりました。また、天候不順や自然災害が起きれば、同じ作物を栽培していれば、全滅してしまいます。

多くの借金を抱えた農民たちが、2016年頃から続出しました。調査では、日本円で数百万円という金額を借金している人もいて、借金を返済できずに土地を取られることを恐れて頭が痛い、中には泣き出してしまう人もいました。

こうした地雷埋設地域で生活している人たちの生活を持続的で「自立」したものにできるように、2016年ごろから家畜銀行を始めました。



解決したい社会課題

カンボジアの北西部の地域では、人々の生活範囲内の地雷は撤去が進み、村人たちも安心して生活できる環境が増えてきました。

一方で、村人たちの生活は、単一の換金作物への依存や天候不順、買取価格の下落による多額の借金やコロナ禍による出稼ぎ労働が制限され、厳しい生活の状況に陥っているところへ、2020年9月末から10月中旬にかけて降り続いた大雨の影響で、数十年に1度の大洪水になりました。


■写真:バッタンバン州カムリエン郡は、膝上まで浸水し、高床式でない家のなかまで浸水


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<カンボジア政府発表の洪水被害状況>:

2020年10月25日時点:9月1日-10月24日までに20州とプノンペンで洪水被害

■被災者:136,442世帯(545,768名)
■死者:40名
■避難者:11,838名
■被害を受けた作物の面積:田んぼ:270,000ヘクタール 畑:88,779ヘクタール

出典:
■Cambodia to experience heavy rain this week due to Molave
https://www.khmertimeskh.com/50776643/cambodia-to-experience-heavy-rain-this-week-due-to-molave/

■カンボジア政府の洪水被害者への現支援状況:
お米、食料(インスタントヌードル、缶詰、魚醤など)、お金配布

■今後の予定:野菜の種、稲作農家への種もみの配布

カンボジアの洪水は、カンボジアで降った大雨の水もありましたが、隣国タイで降った大雨で、タイからカンボジアへ流れてくる川が増水し、国境を接するカムリエン郡を始めとした地域も水が流れ込みました。これらの地域では、かなりの勢いで水が流れ、浸水している時間は、2日~7日と短いものでしたが、田んぼよりも畑の多いこの地域は、大きな農作物の被害となりました

今回の洪水被害は、非常に広範囲に渡っており、カンボジア政府も緊急支援をしています。すでにカムリエン郡でも、食糧支援が実施されたところもありますが、他の地域に比べて浸水被害が短期間であったために、これ以上の支援がされる可能性は低いです。

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タイと国境を接するカムリエン郡は、タイから流れてくる川の水が溢れ、広い面積のキャッサバやトウモロコシなどの換金作物の畑が浸水し、大きな損害となりました

これまで支援してきた村では、すでに換金作物の栽培に失敗したり、収穫できても、買取価格が半額以下に下がってしまい、借金が返済できないために土地を売ってしまった人もいます。

またお金を稼ぐために、タイへ出稼ぎに行っている人たちもたくさんいました。しかし、コロナの影響で、2020年3月からタイ国境は閉鎖され、出稼ぎに行くこともままならなくなりました。コロナの影響は、大きく、カンボジア国内の建設作業も少なくなり、日雇い労働で働ける単純労働で生きてきた村人たちは仕事がなく、最低限生きていくための食べ物を買うお金もない村人もいて、ギリギリの状況でした

子どもたちも、小学校の高学年になれば、畑仕事ができるため、日雇い労働で、日当を稼ぐために学校をドロップアウトし、児童労働に従事します。これまで、子どもたちの教育支援として、学校建設や教材の支援など、子どもたちへの支援もしてきました。

もちろん、それも重要ですが、根本的な問題を解決をするためには、村人たちが村の中できちんと収入を得て生活できるようにすることであると、痛いほど感じてきました。村人たちが村のなかで生活ができれば、子どもたちは学校へ通わせることができるのです。

脆弱な村人たちの生活は、大きな影響を受けることになり、これまで実施してきた自立のための活動の重要性が増しています。



■写真:バッタンバン州カムリエン郡の浸水した畑から収穫間近のキャッサバを救出する農民たち


すでに家畜銀行の活動で、収入源を多様化させていた世帯は、コロナ禍の影響の中でも、作物が洪水で損害を受けても、鶏が流されても、ヤギや牛、豚などの別の家畜で、収入源を多様化させていた世帯は、しなやかに対応することができています。

こうした状況を見て、これまで貸し出しを受けていなかった世帯や一度貸し出しを受けたけれども、さらに家畜を飼育したい世帯から、多くの家畜の飼育希望が当会へ出されることになりました

以前は、村でミーティングをするときに、なかなか人は集まってきませんでしたが、今は村に行くだけで、村人たちが集まってきます。村人たちが、借金ばかりが膨らむ換金作物の栽培に依存した生活や、その日雇い労働や出稼ぎによる収入だけに依存した生活から脱却する機会が、今なのです。

村人たちが気づき、自ら変化しようとしているこのタイミングでサポートできれば、一気に大きな変化が起こせると思ったのがプロジェクトを拡大すると決めた理由です。


これまでの活動

これまで、支援してきたカンボジアの北西部、バッタンバン州カムリエン郡では、家畜銀行を設立し、自立した生活ができるようにサポートしてきました。

2016年から家畜銀行を開始し、カムリエン郡全体で、これまでに家畜を貸し出したのは地雷被害者などの障害者世帯や貧困層世帯に178世帯、彼らが家畜飼育から得た収入は合計539万円以上になりました。そして、この収入には自家消費したものは含まれていません。

特に家畜のなかでもヤギが、最も大きな収入につながっており、ヤギの追加購入とその他の家畜飼育に必要な資機材の提供をします。ヤギ飼育には、以下のようなメリットがあります。

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●餌代がかからないため、収入がそのまま利益になる。
●繁殖が早く、成長も早いため、収入に繋がるまでにかかる時間が短い。
●1頭販売することで、1度に70~140ドルぐらいのまとまった収入が入ってくる。(1kg=約5~7ドル)
●飼育がしやすい。(小屋の中でも飼育可能、作物や木の葉、草など食べる)
●国内のマーケットの需要だけでなく、国外(隣接するタイ)にもある。
●日雇い労働に行きながらも飼育できる。
●子ヤギは子犬のように可愛く、子どもたちも大好きで、面倒を見てくれる。(学校に行きながら、空いた時間を児童労働ではなく、家の手伝いとして、飼育の手伝いができる)

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ただ、ヤギは追加購入し、さらに飼育を拡大してもらいますが、それだけに依存した生活は、換金作物の栽培と同じです。もともとヤギを飼育している世帯がなかったこの地域では、まだ大きな問題はありませんが、ヤギだけが増えすぎるのも、現地の自然環境に大きな負荷がかかります。


■写真:生まれた子ヤギを可愛がる家畜銀行の対象世帯の男の子


こうしたことを考えるとアヒルや豚、牛などの家畜を複数組み合わせることで、収入源をさらに多様化し、1つの家畜が問題があっても、他の家畜で補えるようにします。洪水での被害も泳げない鶏が最も多くの被害に遭いました。ヤギや豚、牛は被害が少なく、これらを組み合わせることで、リスクを減らし、対処できるようになることが証明されました。


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先行事例: 地雷被害者メイ・ソーンさんの事例

メイ・ソーンさんは、孫と奥さんの3人で暮らしています。地雷の事故に遭ったのは、1996年。戦場の最先端から帰る途中に、ロシア製のPMNという対人地雷を踏みました。

 

■写真:毎朝ヤギの餌となる草を収集するソーンさん

 

ソーンさんは、当会が支援する前は、鬱のような状態で、お酒を大量に飲んだり、仕事がなく、何かをするあてもなく、友達と出歩いていました。奥さんが日雇い労働をして、日当を稼いでいましたが、家族はバラバラの状態でした。

2017年に支援を始め、ソーンさんは1年目に養鶏訓練を受け、鶏5羽の貸し出しを受けました。鶏では、これまでに貸し出した5羽から繁殖させてUS$425、自分の飼っていた鶏から繁殖させていたものは入れていないため、その倍以上の収入が入ってくるようになりました。鶏の他にヤギを2年目に貸し出しを受け、ヤギの飼育でも収入が入ってくるようになりました。ヤギではUS$355の収入になり、さらに現在12頭を飼育しているところです。

 

■写真:2020年7月にカンボジア政府のバッタンバン州農林水産局のモニ副局長らがソーンさんの家を視察した時の様子(写真左から2人目、白いシャツの男性がソーンさん)

ソーンさんは、自分で毎日できる仕事ができて、とても嬉しかったそうです。次第にお酒を飲む量も少なくなり、出稼ぎに行っていた奥さんも家で家畜飼育や野菜栽培を手伝ってくれるようになり、幸せを感じられるようになりました。野菜栽培では、水がある雨季には毎日US$2.5の収入があります。鶏が死ななくなり、近所の人たちにも薬草の発酵液や野菜を分けてあげることで、コミュニケーションが活発となり、近所の人たちもお返しにスイーツや飲み物、フルーツなどをくれるようになりました。

2020年1月に隣人が散布した農薬で、鶏が大量に死んでしまいました。それでも生き残った数羽の鶏を再度繁殖させ、現在では100羽近くまで増やすことができました。その後、新型コロナウイルスの影響でタイへの出稼ぎへ行ってお金を稼いでいた人は、国境が3月から封鎖されたことで、大きな影響がありました。しかし、ソーンさんの家では出稼ぎはすでにやめ、自分の家でできる活動に移行していたため、こちらはほとんど影響がありませんでした。一方で、2020年前半は、水不足の方が深刻でした。ソーンさんは、家畜の飼育を拡大させ、収入を確保しながら、雨が降ったら、野菜栽培も再開する計画をしていたところ、10月に入り大雨により洪水が発生しました。ソーンさんもトウモロコシやキャッサバが被害を受けました。


 

■現地NGO: CRDNASEの農業専門家から教えてもらった薬草の発酵液を使った養鶏で、鶏の飼育ができるようになったソーンさん

このように様々なリスクや予期せぬ問題に直面しながらも、複数の収入源を確保したり、食料を自給したり、近所とのいい関係性を構築することで、お互いに助け合い、しなやかに対処しながら生活していることが分かりました。

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このプロジェクトで実現したいこと

私が実現したいことは、家畜銀行を拡大し、収入源を多様化することで、カンボジアの地雷埋設地域において、「自立」した生活ができる村人たちを増やすことです。

私たちが考える「自立」とは、依存先を多様化すること。

収入をたくさん得て他人に依存せずに、自分で立つことではありません。

依存先を多様化することは、1つのものに依存せずに、多様な関係性やつながりのなかで、自分で立つことを意味します。森は、多くの野生動物や自然に生えている植物が、多くの人たちが生きていく上で必要なものを提供してくれていました。カンボジアの農村の人たちの生活を支えていたつながりの1つは、この自然とのつながりにもありました。

なくなってしまった森を取り戻すことは時間がかかりますが、カンボジアの農村に残る人々のつながりをなくさないようにし、家畜銀行を拡大することで収入源を多様化し、依存先を増やすことで、しなやかな生活を取り戻すことで、自然災害にも対応できる「自立」した世帯を増やします

これまでキャッサバやトウモロコシなどの単一の換金作物の栽培や日雇い労働、出稼ぎによる生活だけに依存してきた村人たちが、村の中で農地を持たない貧困層でもできる活動として、家畜の飼育は、とてもいい収入源になります。

 

村人たちが家畜の飼育を始める時の課題は、以下の2つです。

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課題1. 家畜や飼育を始めるのに必要な資機材を購入する資金がないこと。
課題2. 家畜飼育技術や知識がないこと

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課題1は、当会で家畜銀行を設立することで、家畜の貸出と資機材の提供をします。貸し出した家畜は、繁殖させた後、貸し出した同数の家畜を返却してもらい、次の対象世帯へ同様に貸し出します。こうすることで、家畜飼育を万が一失敗した世帯にも、成功した世帯から再度貸出ことができます。また、継続して少ない資金で、多くの世帯へ支援ができます。

課題2は、現地の環境を守る農業技術を教えている現地NGO: CRDNASEの専門家が提供する伝統的な農業技術を訓練します。カンボジアの農村に残っていて、これまでお金にならないと思われていた薬草や草を飼料とするなど、自然資源を活用することで、安心で安全な家畜として販売することができます。

牛、ヤギ、豚、鶏、アヒルなどの家畜を貸し出し、繁殖させて、返却してもらうことで、返却された家畜をまた別の世帯へ貸し出すことができ、どんどん拡大させていくことができます。今回の支援で実施することは、以下の4つです。

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▶️家畜銀行からの家畜の貸し出し
▶️家畜飼育のための資機材の提供
▶️家畜飼育技術訓練の提供
▶️継続した農業専門家によるフォローアップ

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牛、ヤギ、アヒル、豚などの家畜は換金作物と違い、まず国内で販売できるマーケットがあり、自家消費もでき、さらに隣接するタイなどにもマーケットがあります。コロナ禍でも、ヤギや豚の値段は上がっています。

価値の基準がお金になってしまったために、お金にならないと思われた薬草や草などは、除草剤を撒かれて、キャッサバやトウモロコシ栽培のために、どんどん少なくなっているのも現状です。全てなくなってしまう前に、こうした数十種類の薬草や草も、この飼育方法で保存していくことにつながります。


資金の使い道

いただいた資金は、コロナ禍と洪水被害の影響を受けた貧困層の自立支援のために、次のものに使います。

対象者:コロナ禍と洪水被害の影響を受けたカムリエン郡の貧困層

1.  家畜銀行から貸し出すためのヤギの追加購入 
 ヤギ1頭約25,000円x45頭(購入予定)

2. 家畜銀行から新規で家畜(豚、ヤギ、アヒル、牛)を貸し出す世帯への資機材の購入費
家畜小屋(ヤギ、アヒル、牛) 約50,000円x26世帯 (支援予定)
豚小屋(約10万円x3世帯)
餌代(養豚対象世帯へ最初の数ヶ月分)、給餌皿など

目標を越えた場合は、返却されてくる家畜を新たな世帯へ貸し出す際に必要な家畜小屋などの資機材の購入費に充てさせていただきます。


実施スケジュール

2020年11月 プロジェクト呼びかけ開始
2020年12月 家畜、資機材の注文、貸し出す世帯への手続き、家畜飼育訓練の実施
2021年1月 家畜、資機材の輸送、貸し出し開始、支援をしてくださった方への領収書の送付
2021年2月 フォローアップ調査&訓練
2021年3月 活動報告メール

<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。



最後に

コロナと洪水の被害は、私たちも、カンボジアの村人たち自身も、この地球で生きていくために重要なことに気づかされました。

それは、人は決して一人では生きられないこと。
そして、人は自然がなければ生きられないこと。

今の生活をしていくために、どれだけの多様な動植物を犠牲にしてきたのでしょう。お金というものを得て、他の人からの助けを借りずに「自立」して生活していけると思い込んで、どれだけの人がどんどん「孤立」してしまってきていたのでしょう。

過去、自然と共存してきたカンボジアの人たちの知識や知恵を再確認し、カンボジアにあるものを活用し、持続的で、しなやかで、多様なつながりのなかで生きていく「自立」した生活を取り戻すために、ご支援をよろしくお願いします。


※ 寄付控除及び領収書について
テラ・ルネッサンスは、京都府から認定を受けた「認定NPO法人」です。当会へのご寄付は、寄付金控除などの税制上の優遇措置の対象となり、約40%が所得税額などから控除されます。

「寄付金控除」「税額控除」をお受けいただくためには、確定申告の際に、当団体が発行した「領収証」の提出が必要です。領収証は年に一度、1年分のご寄付をまとめて、毎年1月頃(確定申告時期)にお送りしています。(当会内部規定により、領収証の再発行ができないため、確定申告時期前に1年分をまとめてお届けしています。

控除の見込み額などについては個別にお答えすることができないため、詳しくは最寄りの税務署へお問い合わせください。

※領収証はGoodMorning又はCAMPFIREではなく当団体が発行・郵送いたします。
※領収日は手続きをされた日ではなく、テラ・ルネッサンスに入金があった日付となります。
当プロジェクトによる支援金の入金日は2021年1月を予定しています。そのため2021年の支援として取り扱い、当会からの領収書は翌年の2022年1月の発行となります。領収証の発行が1年先になること、予めご了承くださいませ。


チーム/団体/自己紹介・活動実績など

認定NPO法人テラ・ルネッサンスは、「すべての生命が安心して生活できる社会の実現」を目的に活動するNPO団体です。この目的を達成するために、海外では『地雷』『小型武器』『子ども兵』の課題に対する現地での直接的な支援活動に加え、国内では『平和教育』を中心とした啓発活動に取り組んでいます。海外での支援活動と同時に、国内での啓発活動に取り組むことで、根本的な課題解決を目指し、活動しています。

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最新の活動報告

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  • こんにちは。プロジェクトマネージャーの江角泰です。みなさまのご支援により、現在家畜や資材の調達、配布を実施しているところです。今日は、本プロジェクトの対象者と同じように、家畜飼育・家庭菜園の支援を受けた地雷被害者のイェン・ハンさんをご紹介します。彼は、この取り組みを通じて、収入源を多様化させただけではなく、孤立していた人間関係をも回復させていきました。コロナ禍と洪水の被害を受けた本プロジェクトの対象者の方にも、イェン・ハンさんのように活動を通じて依存先を多様化していけるよう、取り組みを続けて参ります。ぜひ、イェン・ハンさんの歩みをご覧ください。***カンボジアの北西部、バッタンバン州カムリエン郡にはイェン・ハンさん(50歳)という、2017年から支援している地雷被害者がいます。今でも、2017年の事業開始前にインタビューした時のことをよく覚えています。家まで行く道が悪く、車では途中までしか行けないためバイクで迎えに来てくれましたが、結局そこから歩いて家に行きました。 最初に会った時は、不機嫌でどこかちょっと怖ささえも感じる印象でした。しかし、やっとの思いで暑い中、人里離れた畑の中の家にたどり着くと、少し嬉しそうに、そして思いがけず多く話をしてくれました。 それでも、話の内容は正直とても絶望的な生活の状況についてでした。家の周りはかなり広い畑で、バナナが生い茂り、様々な果物もなっているにも関わらず、土地へのアクセスの悪さからマーケットに売りに出せていませんでした。そのため、奥さんとタイへ出稼ぎに行っていました。 タイで日当を稼いでも貯蓄できるほどではなく、換金作物であるキャッサバやトウモロコシの栽培で失敗したために残った借金によって生活はよくならないというのです。あるのは目に見えない借金だけというのが、何とも言えない気持ちにさせられました。↑イェン・ハンさん(左)にインタビューする現地スタッフのクン・チャイ(右)ハンさんのような、農村で暮らす地雷被害者を含む障害者の人たちが、どうしたら生活していけるかと考えたのが、この事業を始めた理由の一つでした。ただ、あまりに大きな借金の前に、本当に大丈夫なのだろうかと、こちらも不安になったものでした。↑ヤギ小屋を自分で建設して拡大したハンさん(右)とカムリエン郡農林水産事務所の農業専門家そして、事業の終盤の2020年12月に、再度畑の中の家を訪問すると、ちょうどヤギ小屋を自分で拡大し、広い土地を利用してヤギや鶏、アヒルの飼育に、野菜栽培もしていました。 以前は多額の借金をして栽培するキャッサバやトウモロコシに生活は依存していました。しかし現在ではヤギ、鶏、アヒル、野菜の栽培からの収入に加え、事業開始後にカンボジア政府からの障害を持つ退役軍人への補償金も支払われるようになりました。ヤギは、1,400ドルの収入につながっており、広い土地を活用してさらに拡大していく計画だそうです。インタビューの中でも、ハンさんが自分自身のことを振り返ってくれました。↑ハンさんが飼育するアヒルの子ども「以前は、キャッサバやトウモロコシの栽培に失敗し、何をしていいか分かりませんでした。不機嫌で誰とも話したくありませんでした。お酒もたくさん飲みました。テラ・ルネッサンスの支援を受けてから農業技術を学び、ヤギやアヒルを飼育し始め、野菜を栽培して自分たちで食べたり、隣人にあげたりしました。タイへの出稼ぎをやめ、キャッサバやトウモロコシの栽培もやめました。そうしているうちに自分の態度も変化しました。幸せを感じられるようになり、お酒を飲むのをやめました。フレンドリーになり、人生に希望を持てるようになったのです。」↑テラ・ルネッサンスの事業で設立された家畜銀行から貸し出された鶏を飼育する様子この時、ハンさんは、本来は素敵な笑顔のフレンドリーな人だったのだ、と気づきました。それがこんなに絶望するほどの状況に追い込まれたのは、地雷の被害のせいだけではありませんでした。グローバル自由主義経済の中で生まれる、歪みのなかに落ちてしまっていたからでした。どんな時に幸せを感じられますかという質問に、「夕方仕事をした後、作物や家畜を見るとき」と答えてくれました。元のハンさんに戻ると、周りの人たちとの関係性も良くなり、お金だけでない関係も取り戻していました。昨年から続くコロナ禍と、さらに10月に発生した大洪水の影響で、カンボジアでは限られた仕事しか出来なくなっていますが、ハンさんは、この状況でも以前の様な絶望ではなく、希望を感じて生きている姿にとても嬉しくなりました。人はやはり、お金だけがあっても人間らしい生活はできません。人と人とのつながりのなかで、人間らしく生きていくことができるのです。---------------------------記事執筆/海外事業部アジア事業担当江角 泰***領収証について ***領収証はGoodMorning又はCAMPFIREではなくテラ・ルネッサンスが発行・郵送いたします。領収日は手続きをされた日ではなく、テラ・ルネッサンスに入金があった日付となります。当プロジェクトによる支援金の入金日は2021年2月を予定しています。そのため2021年の支援として取り扱い、当会からの領収書は翌年の2022年1月の発行となります。領収証の発行が1年先になること、ご了承くださいませ。(寄付控除・領収書についてさらに詳しい情報はプロジェクトページをご覧ください。)*************************** もっと見る
  • 新年のご挨拶

    2021/01/07 12:55
    本プロジェクトを応援くださるみなさまへ新年のお慶びを申し上げます。プロジェクトオーナーの認定NPO法人テラ・ルネッサンスアジア事業マネージャーの江角泰です。2020年は、10月に起きた大洪水を受けて急遽ご支援を呼びかけたにもかかわらず、多くの皆さまに応援・ご寄付をいただきました。あたたかいコメントと多くの方のご協力に、胸が熱くなる想いでした。本当にありがとうございました。2021年も、すべての生命が安心して生活できる社会(=世界平和)の実現のため、アジア・アフリカ・日本にて、邁進して参ります。引き続きの応援をいただけますと幸甚に存じます。本プロジェクトの進行について、現在、牛、ヤギ、アヒルなどの家畜と小屋など資材の調達を進めています。来週には順次家畜を配布する予定です。また、対象者に向けた飼育のためのトレーニングを来週実施します。順次のご報告に加え、2021年3月ごろに、プロジェクトの進捗をまとめてメールにてお伝えします。みなさまにとって、そして世界にとって、健やかな一年でありますように。************2021年1月7日アジア事業マネージャー江角泰 もっと見る
  • *クラウドファンディングによる支援活動は、現在具体的な準備を進め、来週(12月21日頃)以降には始動する予定です。現地での進捗は改めてご報告いたします。そして、本報告は、継続して行っている活動の内容です。現地の活動の様子をぜひご覧ください。2020年10月にカンボジアで起きた数十年に一度と言われる大洪水で、テラ・ルネッサンスが支援するカムリエン郡も作物や家畜に被害が出ました。家畜銀行から、支援していた鶏が流されたり死んでしまったりなど大きな被害となりましたが、一方でヤギや牛などの家畜は直接的な洪水の影響は受けませんでした。洪水発生時に「ヤギを高床式の家の上にあげて、水が引くまでしのいだ」という村人もいて、家畜を大切にしてくれていることが分かり嬉しくなりました。↑ 地雷被害者が飼育するヤギの感染症を確認する農業専門家一方で水が引いた後も湿った土の状態のせいで、手足口病などの感染症が牛やヤギを中心に、カンボジア全土で発生し、カムリエン郡でも十頭前後の牛が死んだという情報が、農林水産局の農業専門家から知らされました。適切に治療をすれば大きな問題にならない感染症ですが、放っておくと妊娠したヤギや牛は死産となったり、生まれてきた子どもが早く死んでしまったりするそうです。そのため、カウンターパートの農業専門家とともに家畜をしている世帯に対して、「気をつけて家畜を観察し、もし異常があればすぐに獣医に連絡するよう」に伝えました。↑獣医(写真左の白いシャツの男性)の薬が適切かどうかを確認する農業専門家たち最初はそれほど関心のなかった飼育世帯も、こうした注意喚起によって感染症を早めに発見し、獣医に対応してもらうことができました。  今のところ、飼育しているヤギや牛は死んだりすることなく飼育できています。しかし、数世帯では妊娠していたヤギが感染症に感染してしまい、母ヤギは大丈夫でしたが子ヤギが死産となったり、生まれてもすぐに死んでしまったりするケースがありました。  それでも、障がい者世帯への生計向上支援事業で育成した2名の獣医さんが、連日何世帯もまわって治療してくれ、被害を最小限に食い止めることができました。↑ヤギの餌をバイクで採ってきた地雷被害者(左)と感染症の確認をする農業専門家のサヴォン氏(右)また、農業専門家も感染症が報告された世帯を中心に家畜の状況を確認し、飼育世帯へアドバイスをしました。  このように、現地のカウンターパートの農業専門家や育成した獣医さんたちがよく動いてくれました。協力して対応してくれたことに感謝です。そんななか、繁殖に時間がかかり、一頭の値段が高価な子牛がオウク・ヴィさんの家で生まれました。感染症の影響で子牛に影響があるのではととても心配していたヴィさんでしたが、元気な子牛が生まれてきて、安心するとともに一緒になって喜びました。---------------------------記事執筆/海外事業部アジア事業担当江角 泰*----------------------------------------------------------------------*《只今、実施中!!【冬の感謝月間2020】のお知らせ》この冬、テラ・ルネッサンスは、『冬の感謝月間2020』として、私たちとともに歩みを進めている受益者さまの想い、いつも私たちを支えてくれている支援者の皆さまの想い、そして、テラ・ルネッサンスのメッセージを社会へ発信していく、特別な期間を設けています。このページでは、私たちの想いを綴っています。ぜひご覧くださいませ。そして、皆さんの想いも、ぜひカタチにしていただければ幸いです。https://www.terra-r.jp/thanks_month2020.html*----------------------------------------------------------------------* もっと見る

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