こんにちは。プロジェクトマネージャーの江角泰です。みなさまのご支援により、現在家畜や資材の調達、配布を実施しているところです。今日は、本プロジェクトの対象者と同じように、家畜飼育・家庭菜園の支援を受けた地雷被害者のイェン・ハンさんをご紹介します。彼は、この取り組みを通じて、収入源を多様化させただけではなく、孤立していた人間関係をも回復させていきました。コロナ禍と洪水の被害を受けた本プロジェクトの対象者の方にも、イェン・ハンさんのように活動を通じて依存先を多様化していけるよう、取り組みを続けて参ります。ぜひ、イェン・ハンさんの歩みをご覧ください。***カンボジアの北西部、バッタンバン州カムリエン郡にはイェン・ハンさん(50歳)という、2017年から支援している地雷被害者がいます。今でも、2017年の事業開始前にインタビューした時のことをよく覚えています。家まで行く道が悪く、車では途中までしか行けないためバイクで迎えに来てくれましたが、結局そこから歩いて家に行きました。 最初に会った時は、不機嫌でどこかちょっと怖ささえも感じる印象でした。しかし、やっとの思いで暑い中、人里離れた畑の中の家にたどり着くと、少し嬉しそうに、そして思いがけず多く話をしてくれました。 それでも、話の内容は正直とても絶望的な生活の状況についてでした。家の周りはかなり広い畑で、バナナが生い茂り、様々な果物もなっているにも関わらず、土地へのアクセスの悪さからマーケットに売りに出せていませんでした。そのため、奥さんとタイへ出稼ぎに行っていました。 タイで日当を稼いでも貯蓄できるほどではなく、換金作物であるキャッサバやトウモロコシの栽培で失敗したために残った借金によって生活はよくならないというのです。あるのは目に見えない借金だけというのが、何とも言えない気持ちにさせられました。↑イェン・ハンさん(左)にインタビューする現地スタッフのクン・チャイ(右)ハンさんのような、農村で暮らす地雷被害者を含む障害者の人たちが、どうしたら生活していけるかと考えたのが、この事業を始めた理由の一つでした。ただ、あまりに大きな借金の前に、本当に大丈夫なのだろうかと、こちらも不安になったものでした。↑ヤギ小屋を自分で建設して拡大したハンさん(右)とカムリエン郡農林水産事務所の農業専門家そして、事業の終盤の2020年12月に、再度畑の中の家を訪問すると、ちょうどヤギ小屋を自分で拡大し、広い土地を利用してヤギや鶏、アヒルの飼育に、野菜栽培もしていました。 以前は多額の借金をして栽培するキャッサバやトウモロコシに生活は依存していました。しかし現在ではヤギ、鶏、アヒル、野菜の栽培からの収入に加え、事業開始後にカンボジア政府からの障害を持つ退役軍人への補償金も支払われるようになりました。ヤギは、1,400ドルの収入につながっており、広い土地を活用してさらに拡大していく計画だそうです。インタビューの中でも、ハンさんが自分自身のことを振り返ってくれました。↑ハンさんが飼育するアヒルの子ども「以前は、キャッサバやトウモロコシの栽培に失敗し、何をしていいか分かりませんでした。不機嫌で誰とも話したくありませんでした。お酒もたくさん飲みました。テラ・ルネッサンスの支援を受けてから農業技術を学び、ヤギやアヒルを飼育し始め、野菜を栽培して自分たちで食べたり、隣人にあげたりしました。タイへの出稼ぎをやめ、キャッサバやトウモロコシの栽培もやめました。そうしているうちに自分の態度も変化しました。幸せを感じられるようになり、お酒を飲むのをやめました。フレンドリーになり、人生に希望を持てるようになったのです。」↑テラ・ルネッサンスの事業で設立された家畜銀行から貸し出された鶏を飼育する様子この時、ハンさんは、本来は素敵な笑顔のフレンドリーな人だったのだ、と気づきました。それがこんなに絶望するほどの状況に追い込まれたのは、地雷の被害のせいだけではありませんでした。グローバル自由主義経済の中で生まれる、歪みのなかに落ちてしまっていたからでした。どんな時に幸せを感じられますかという質問に、「夕方仕事をした後、作物や家畜を見るとき」と答えてくれました。元のハンさんに戻ると、周りの人たちとの関係性も良くなり、お金だけでない関係も取り戻していました。昨年から続くコロナ禍と、さらに10月に発生した大洪水の影響で、カンボジアでは限られた仕事しか出来なくなっていますが、ハンさんは、この状況でも以前の様な絶望ではなく、希望を感じて生きている姿にとても嬉しくなりました。人はやはり、お金だけがあっても人間らしい生活はできません。人と人とのつながりのなかで、人間らしく生きていくことができるのです。---------------------------記事執筆/海外事業部アジア事業担当江角 泰***領収証について ***領収証はGoodMorning又はCAMPFIREではなくテラ・ルネッサンスが発行・郵送いたします。領収日は手続きをされた日ではなく、テラ・ルネッサンスに入金があった日付となります。当プロジェクトによる支援金の入金日は2021年2月を予定しています。そのため2021年の支援として取り扱い、当会からの領収書は翌年の2022年1月の発行となります。領収証の発行が1年先になること、ご了承くださいませ。(寄付控除・領収書についてさらに詳しい情報はプロジェクトページをご覧ください。)***************************
本プロジェクトを応援くださるみなさまへ新年のお慶びを申し上げます。プロジェクトオーナーの認定NPO法人テラ・ルネッサンスアジア事業マネージャーの江角泰です。2020年は、10月に起きた大洪水を受けて急遽ご支援を呼びかけたにもかかわらず、多くの皆さまに応援・ご寄付をいただきました。あたたかいコメントと多くの方のご協力に、胸が熱くなる想いでした。本当にありがとうございました。2021年も、すべての生命が安心して生活できる社会(=世界平和)の実現のため、アジア・アフリカ・日本にて、邁進して参ります。引き続きの応援をいただけますと幸甚に存じます。本プロジェクトの進行について、現在、牛、ヤギ、アヒルなどの家畜と小屋など資材の調達を進めています。来週には順次家畜を配布する予定です。また、対象者に向けた飼育のためのトレーニングを来週実施します。順次のご報告に加え、2021年3月ごろに、プロジェクトの進捗をまとめてメールにてお伝えします。みなさまにとって、そして世界にとって、健やかな一年でありますように。************2021年1月7日アジア事業マネージャー江角泰
*クラウドファンディングによる支援活動は、現在具体的な準備を進め、来週(12月21日頃)以降には始動する予定です。現地での進捗は改めてご報告いたします。そして、本報告は、継続して行っている活動の内容です。現地の活動の様子をぜひご覧ください。2020年10月にカンボジアで起きた数十年に一度と言われる大洪水で、テラ・ルネッサンスが支援するカムリエン郡も作物や家畜に被害が出ました。家畜銀行から、支援していた鶏が流されたり死んでしまったりなど大きな被害となりましたが、一方でヤギや牛などの家畜は直接的な洪水の影響は受けませんでした。洪水発生時に「ヤギを高床式の家の上にあげて、水が引くまでしのいだ」という村人もいて、家畜を大切にしてくれていることが分かり嬉しくなりました。↑ 地雷被害者が飼育するヤギの感染症を確認する農業専門家一方で水が引いた後も湿った土の状態のせいで、手足口病などの感染症が牛やヤギを中心に、カンボジア全土で発生し、カムリエン郡でも十頭前後の牛が死んだという情報が、農林水産局の農業専門家から知らされました。適切に治療をすれば大きな問題にならない感染症ですが、放っておくと妊娠したヤギや牛は死産となったり、生まれてきた子どもが早く死んでしまったりするそうです。そのため、カウンターパートの農業専門家とともに家畜をしている世帯に対して、「気をつけて家畜を観察し、もし異常があればすぐに獣医に連絡するよう」に伝えました。↑獣医(写真左の白いシャツの男性)の薬が適切かどうかを確認する農業専門家たち最初はそれほど関心のなかった飼育世帯も、こうした注意喚起によって感染症を早めに発見し、獣医に対応してもらうことができました。 今のところ、飼育しているヤギや牛は死んだりすることなく飼育できています。しかし、数世帯では妊娠していたヤギが感染症に感染してしまい、母ヤギは大丈夫でしたが子ヤギが死産となったり、生まれてもすぐに死んでしまったりするケースがありました。 それでも、障がい者世帯への生計向上支援事業で育成した2名の獣医さんが、連日何世帯もまわって治療してくれ、被害を最小限に食い止めることができました。↑ヤギの餌をバイクで採ってきた地雷被害者(左)と感染症の確認をする農業専門家のサヴォン氏(右)また、農業専門家も感染症が報告された世帯を中心に家畜の状況を確認し、飼育世帯へアドバイスをしました。 このように、現地のカウンターパートの農業専門家や育成した獣医さんたちがよく動いてくれました。協力して対応してくれたことに感謝です。そんななか、繁殖に時間がかかり、一頭の値段が高価な子牛がオウク・ヴィさんの家で生まれました。感染症の影響で子牛に影響があるのではととても心配していたヴィさんでしたが、元気な子牛が生まれてきて、安心するとともに一緒になって喜びました。---------------------------記事執筆/海外事業部アジア事業担当江角 泰*----------------------------------------------------------------------*《只今、実施中!!【冬の感謝月間2020】のお知らせ》この冬、テラ・ルネッサンスは、『冬の感謝月間2020』として、私たちとともに歩みを進めている受益者さまの想い、いつも私たちを支えてくれている支援者の皆さまの想い、そして、テラ・ルネッサンスのメッセージを社会へ発信していく、特別な期間を設けています。このページでは、私たちの想いを綴っています。ぜひご覧くださいませ。そして、皆さんの想いも、ぜひカタチにしていただければ幸いです。https://www.terra-r.jp/thanks_month2020.html*----------------------------------------------------------------------*
本プロジェクトを応援くださるみなさまへこんにちは。テラ・ルネッサンスの津田と申します。本プロジェクトをご支援・応援いただき、誠にありがとうございます。寄せられるご支援とあたたかいメッセージに、日々勇気づけられています。みなさまは、本プロジェクトページにて、カンボジアの活動地で「自立」を目指す人びとの一員として紹介した「メイ・ソーンさん」を覚えていらっしゃるでしょうか。ソーンさんは、本プロジェクトで進めようとしている家畜飼育にコツコツ取り組み、ご家族と共に、まさに「自立」に向けて歩んでいる途中の方です。プロジェクトページでは限りある情報しかお伝えできなかったのですが、このプロジェクトによって救われる人びとが「自立」に向けて歩む姿をお伝えすること、少しでも応援してくださるみなさまと現地の人びとの距離を近く感じていただくことが、いま、私たちにできることだと考え、メイ・ソーンさんの状況について本報告でお伝えすることにしました。ぜひ、ソーンさんの歩みをご覧ください。わたしの灯火も、きっと誰かの灯火へ。ソーンさんは、家畜銀行で鶏とヤギの貸し出しを受け、現在も家畜を飼育しています。また、モデル農家として、他のメンバーの皆さんに養鶏について教えもらうこともあるほど、訓練に熱心に参加してくれています。現在では、近所の人に鶏のうまい飼育の仕方を聞かれたり、薬草の使い方を教えてあげるなど、頼りになる存在です。そんなソーンさんですが、ここまで来るまでには、地道に積み重ねてきた努力がありました。紛争被害者として生きるメイ・ソーンさんは、孫と奥さんの3人で暮らしています。地雷事故にあったのは1996年。カンボジアがまだ戦争していた時代です。ソーンさんは、戦場の最先端から帰る途中に地雷を踏み、左脚の膝から下を失いました。初めて出会った時のソーンさんは、精神的に塞ぎ込んだ状態で、お酒を大量に飲んだり、何かをするあてもなく、友達と出歩いたりして、日々を過ごしていました。そんな状態のため、もちろん、仕事もなく、奥さんが日雇い労働をすることでなんとか日々を生きていましたが、家族の生活も、心もバラバラな状態がずっと続いてました。できる仕事があること、そして心の変化テラ・ルネッサンスは2017年に支援を始め、ソーンさんは、1年目は養鶏訓練と、鶏5羽の貸し出しを受けました。3年経った現在、今年3月以降だけで75羽の鶏を販売し、US$725(日本円で約7万5千円)収入を得ることができています。2年目には、ヤギの貸し出しを受けました。そちらでも今ではUS$1,000(日本円で約10万円)の収入になり、水がある雨季には、野菜栽培からも毎日US$2.5(日本円で約260円)の収入があります。*バッタンバンでは、0.5USDで缶ジュースが一本買えるくらいの物価です。ソーンさんは、「自分で毎日できる仕事ができて、とても嬉しかった。」と語ってくれました。仕事を始めてから、だんだんお酒を飲む量も少なくなりました。出稼ぎに行っていた奥さんも家で家畜飼育や野菜栽培を手伝ってくれるようになり、幸せを感じられるようになったといいます。ソーンさんの変化を見ていた、事業担当のスタッフはいいます。“今でも覚えているのは、2017年の事業1年目の鶏飼育訓練のときのソーンさんの様子。訓練の休み時間や訓練が終わった後も、農業専門家と話し込んでいました。”実はソーンさんは、最初は訓練の内容に半信半疑だったそうですが、習ったことを実践していくうちにその効果がわかり、熱心に訓練に参加するようになったそうです。そこで、事業2年目、3年目には、モデル農家として、養鶏がうまくいかない人たちに、養鶏について話をしてもらいました。ソーンさんの話で他の村人も助かると同時に、周りの人の役に立っているという事実が、ソーンさん自身にも、自信を与えたのではないかと思います。ただ、それだけで終わらないのが探究心旺盛なソーンさん。自分で試行錯誤して養鶏や家庭菜園に取り組み、近所の病気になっている鶏を治療してあげたり、また発酵液を自分で製作して、近所の人にも分けてあげたりしていました。すると、近所の人びととのコミュニケーションが活発となり、お返しにスイーツや飲み物、フルーツなどをくれるようになりました。内なる変化がすべての変化のはじまり家畜飼育や家庭菜園を始めたことが、ソーンさん自身の変化をもたらし、家族やご近所さんにと良好な関係にまでつながりました。もちろん、このことはソーンさん自身がコツコツと重ねた努力のおかげです。そしてこのつながりは、テラ・ルネッサンスが目指す「自立」の一つの形でもあります。収入源を増やし、多様な拠り所を持つこと。鶏やヤギ、野菜が採れるようになったことで、ソーンさんや奥さんは日雇い労働に行かなくてよくなりました。訓練に家畜飼育と、目の前の仕事に取り組むようになったソーンさん自身の変化。その内なる変化が、バラバラだった家族がひとつにし、ご近所の人ともコミュニケーションが取れる変化を生みだしたのです。困難にぶつかっても、柔軟に対応するチカラ「自立」への道のりを確実に歩んでいるソーンさんですが、現在も、困難は降りかかります。 例えば、今年の1月に、隣人が散布した農薬で、鶏が大量に死んでしまいました。さらに、10月の大洪水では、バッタンバン全体が大きな被害に遭い、ソーンさんもトウモロコシやキャッサバが被害を受けてしまいました。しかし、ソーンさんは諦めることなく、生き残った数羽の鶏を繁殖させ、増やしているところです。農作物も、洪水の水が捌けるのをまって、栽培を再開する予定です。困難を受けても、あきらめず、すぐに前を向いて立ち上がる力強さ。そして、ソーンさんのこれまでのあゆみ、常に新しいことを学ぼうとする姿勢を見ていると、「自立は決して不可能ではない」という確信、背中を押してもらえるような心強さを感じます。何よりも、今、自分にできることをするその熱意が、私たちの、そして周りの人びとの心をも明るく灯しています。そしてその灯りも、きっと、また次の誰かへとともされていくのだろうと思います。事実、ソーンさんはあんなに素晴らしい笑顔で、自分の身に付けた経験を周りに伝え、貢献しているのですから。あと少しの応援をお願いします。少しずつ、困難に適応できる力をつけているソーンさん。しかし、私たちの活動地にはまだ日雇い労働や換金作物の栽培に収入源を頼り、この洪水で打撃を受けている人々がいます。彼ら・彼女らが、ソーンさんのように「自立」への道を歩んでいけるように、クラウドファンディングで集まった活動資金を使って、プロジェクトを進めていきます。2020年12月4日現在の達成状況は、以下の通りです。支援総額:460,500円支援者:34名達成率:23%残り期間:あと3日(12/7 23:59まで)目標まで:154万円(1,539,500円)多くのみなさまのおかげで進んで参りましたが、目標にはまだ届かない状況です。当会も、引き続き呼びかけを続けてまいりますが、もし可能であれば、みなさまの周りの方、ご友人などに、このプロジェクトの存在をお伝えする、またSNSなどで拡散をしていただければ、大変大きな力になります。あと少しの期間、引き続き入り抜けてまいります。どうぞ、応援をよろしくお願いいたします。--------------------------------執筆/啓発事業部インターン 津田理沙
皆さま認定NPO法人テラ・ルネッサンスの取り組みに、関心を持っていただき、感謝申し上げます。今回、一つご案内をさせていただきたくご連絡させていただきました。今も、新型コロナウイルスによって、国内外で「いのち」と「暮らし」に影響を受けている人々がたくさんいます。テラ・ルネッサンスが海外支援(国際協力)を行っているカンボジア、ラオス、ウガンダ、コンゴ民主共和国、ブルンジも例外ではありませんでした。・駐在員、現地人スタッフの感染予防・安全確保・支援対象者を集めての活動が、感染防止の観点から規制される・コロナ禍により、逼迫する医療体制や、暮らしの危機への緊急対応 など今までになかった状況で、現場は次から次へと、対応を迫られました。そのような中でも、テラ・ルネッサンスは、コロナ禍により「いのち」と「暮らし」に影響を受ける人々に対して、さまざまな支援を行ってきました。◆新型コロナウイルス対策緊急支援プロジェクト https://www.terra-r.jp/covid-19.htmlこの一連の取り組みの中で、新型コロナウイルスによって変化する社会において、国際協力NGOだからこそ、果たすべき役割があるはず、とテラ・ルネッサンスが考えます。そこで、テラ・ルネッサンスにて、海外支援(国際協力)を統括する小川真吾と江角泰が、コロナ禍での海外支援(国際協力)の実情と、そこから学んだ「シン(新・真)国際協力」について語り合います。海外、特にアジア、アフリカでの新型コロナウイルスによる影響について報道が少ない中、現場からのリアルな報告と提言をこの機会にお聞きいただければと願っております。認定NPO法人テラ・ルネッサンス創設者・理事 鬼丸昌也 ▼このような方におすすめ ・アジア、アフリカでの新型コロナウイルスの感染状況と、 その社会への影響を知りたい・新型コロナウイルス感染拡大する中で、 テラ・ルネッサンスの支援について知りたい・国境を超えた人の移動が難しい時代における 「国際協力」のあり方を考えたい ◆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ▶第89回 テラ・スタイル東京[開催概要] ◆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー第89回 テラ・スタイル東京国際協力実務者が語る「シン・国際協力」〜コロナ禍の中で、アジア、アフリカでテラ・ルネッサンスはどのように支援を続けたのか〜・日 程:2020年12月9日(水)・時 間:19:00 - 21:00 ・方 法:ZOOMによるオンライン配信・参加費:無料・参加方法:以下のフォームで参加申込後、当日配信に利用するZOOMのリンクをメールにて送信いたします。当日、時間になりましたら、そのリンクをクリックして、ご参加ください。 >参加お申し込みはこちら https://forms.gle/WnymjHp4yCdd7Uh66◆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ▶出演者プロフィール◆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・小川真吾(テラ・ルネッサンス理事長/ 海外事業部長) 1975年和歌山県生まれ。学生時代、カルカッタでマザーテレサの臨終に遭遇、マザーテレサの施設でボランティア活動に参加。大学卒業後は、青年海外協力隊員としてハンガリーに派遣、旧ユーゴ諸国とのスポーツを通した平和親善活動などに取り組む。2005年より、ウガンダに駐在し元子ども兵社会復帰支援プロジェクトを実施。帰国後、2011年3月より、テラ・ルネッサンス理事長に就任。現在は、ウガンダ、コンゴ、ブルンジでの元子ども兵や紛争被害者の自立支援に関わりながら、理事長として、テラ・ルネッサンス全般の経営を担う。著書に『ぼくは13歳 職業、兵士。』(合同出版)、『ウガンダを知るための53章』(明石書店)がある。 ・江角泰(テラ・ルネッサンス理事/ アジア事業マネージャー) 2003年宮崎公立大学在学中、テラ・ルネッサンスのカンボジア・スタディツアーに初参加。その後、NGO地雷ゼロ宮崎の講演会部門責任者となる。立命館大学国際関係研究科博士課程前期課程に進学。2年間のテラ・ルネッサンスでインターンシップを経て、2006年に卒業後職員となり、2008年3月よりカンボジアに滞在。カンボジア事業の運営に携わる。カンボジア人の妻を持つ、3児の父。▶認定NPO法人テラ・ルネッサンス 理事長 小川真吾 http://www.terra-r.jp 『すべての生命が安心して生活できる社会の実現』を目的に、2001年に鬼丸昌也によって設立。現在では、カンボジア・ラオスでの地雷や不発弾処理支援、地雷埋設地域の生活再建支援、ウガンダ・コンゴ・ブルンジでの元子ども兵の社会復帰支援を実施。また、日本国内では、平和教育(学校や企業向けの研修)や、岩手県大槌町を中心に、被災者支援活動を展開しています。独立行政法人国際交流基金「地球市民賞」、一般社団法人倫理研究所「地球倫理推進賞」受賞。国連経済社会理事会特殊諮問NGO。