はじめに・ご挨拶
このプロジェクトをご覧頂きありがとうございます。石川県かほく市にてきのこ農家をしておりますハイネファームの中村広美と申します。
かほく市は石川県の中ほどに位置し、金沢市より車で30分ほど能登方面に行ったところにあります。また、日本で3番目に大きい「内灘砂丘」と日本で唯一の車で走れる海岸「千里浜なぎさドライブウェイ」の間に位置し、目の前に「宝達山」が聳える海と山に囲まれた自然豊かな土地です。
その地で安心安全な無農薬の純国産キクラゲを皆様にお届け出来る様に頑張っております。
商品・お店が作られた背景
◆ハイネファームの由来◆
ハイネとは我が家の猫の名前です。灰猫と書きます。私が体調を崩した時に、何の前振りもなく我が家に来た灰色の子猫(今では大きくなりましたが・・)に付けた名前です。
この灰猫が来てから私の体調が改善し始めて人生を前向きに進める様になりました。私の救世主です。
それで、その名前をもらって「ハイネファーム」としました。
◆きのこ農家になった経緯◆
2019年、私は初級の「ベーシックきのこマイスター」の資格を取得しました。「きのこマイスター」は、林野庁が後援している準公的資格です。この資格取得者は、石川県では3人目で、全国で約900人程しかいません。
私と「きのこマイスター」との出会いは、私が体調を崩して会社を長期間お休みしている時にネットサーフィンで偶然見つけた「日本きのこマイスター協会」のホームページでした。元々”きのこ”を食べるのが大好きだったので面白い資格があるものだと興味が沸いて記載内容を読み進めたところ、この資格を持つ人を「”きのこ”の魅力を語り伝える」「”きのこ”ってこんなに素晴らしい」という事を世間に広める伝道師であると言う記述がとても気に入ってしまい、資格を取らなければと思い立ったのです。
余談ですが、俳優の杉浦太陽さんも「きのこマイスター」を取得しています。
「じゃあ、この資格で何を伝えよう?」と考えた時に、大好きな”きのこ”を毎日たくさん食べたいという強い思いから、「自分で栽培するべし!」という結論に辿り着いたのでした。そこで、心機一転・一念発起して脱サラを決めて、きのこ栽培を始める事にしました。
◆なぜキクラゲか◆
普段、スーパーなどで買う事が出来る”きのこ”の中で、キクラゲだけが「お腹いっぱい食べた事がない!」と気付いたからです(笑)。中華料理にちょこっと入っているだけで、あまりなじみが無い”きのこ”だけど、私はその食感が好きでたまりませんでした。
調べたところ、年々、キクラゲの国内消費量は増えているのですが、流通しているものの約98%が中国からの輸入品でした。国内での生産量も増え(平成30年度で前年比35%増)てはいますが、国産と言っても菌床は外国産で栽培は国内というキクラゲも沢山出回っています。それで本当の国産のキクラゲが食べたいと言う思いが強くなり、それなら、安心安全な純国産キクラゲの栽培・販売を自分で行って、皆さんに安心してたくさん食べてもらいたいと考えたのです。
◆私たちの商品・お店のこだわり◆
キクラゲには「キクラゲ」と「アラゲキクラ」と「白キクラゲ」の3種類があります。現在スーパーなどで流通しているキクラゲは、ほぼ「アラゲキクラゲ」で、ハイネファームが栽培しているキクラゲも「アラゲキクラゲ」です。通常は黒色ですが、白色も栽培しています。白色のは「アラゲキクラゲ」のアルピノ種となり「白キクラゲ」とは別物になりますのでご注意願います。
普段、キクラゲは乾燥品を水などで戻したものを食べています。その食感は「コリコリしてる」などと言われますが、私のハイネファームが育てるキクラゲは、乾燥前の生を食べると他にない「プリップリ」の食感を味わうことができます。さらに、乾燥したものでも水で戻せばコリコリの中にプリップリの弾力が残っていて、一度食べるとハマること間違いなしです。
また、キクラゲは高栄養低カロリーのスーパーフードです。食べる漢方と言われる程の栄養価の高い食材で、ビタミンD・食物繊維・カルシウム・鉄分・ 食物性コラーゲン・β-グルカンなどの栄養素がたっぷり入っています。
ビタミンD ・・・全食品中第1位(丈夫な骨・歯をつくる)
食物繊維・・・・全食品中第2位(整腸作用や便秘予防、血糖値上昇の抑制、コレステロールを低下 )
カルシウム・・・牛乳の2倍(丈夫な骨・歯をつくる)
鉄分・・・・・・レバーの3.5倍(貧血予防)
(文部科学省 日本食品標準成分表)
その他にも必須ミネラル類が豊富で、女性に必要とされる栄養素がたくさん含まれております。ちなみに私は便通が改善しました。
◆安心安全なキクラゲを届けるために◆
1.菌床は無農薬で国内生産した物を使用しています。
”きのこ”は残留農薬の基準がとても厳しい食品です。例えば、25mプールの水に農薬が1滴でも混ざればNGとなります。国内の工場で材料から国内品を使った菌床を使用していますので、安心安全です。
2.栽培ハウスの周囲にも気を付けています。
ドリフト汚染防止の為、ハウス周辺の除草には農薬や除草剤等は一切使用していません。除草する際には電動草刈り機を使用するなど、徹底しています。
また、ハウス内で履く履物も外から菌を持ち込まない様に履き替えています。
3.自然栽培を採用しています。
キクラゲは夏季の”きのこ”なので、ハウス内を暖房で温めれば年間通じて栽培をする事は可能です。しかし、使用している栽培ハウスの大きさでは重油を使った暖房設備が必要となるため、環境問題が叫ばれている中、CO2を出さないために冷暖房を使用しない自然栽培を選択しました。この栽培だと温度と湿度の把握がとても重要になります。現在は、「おんどとり」の温湿度データをスマートフォンなどを利用して把握して、散水時間や換気の判断をタイムリーに行っています。将来は、散水や換気についてもスマートフォンから管理や指示ができるようにしたいと考えています。
そのため冬季は、キクラゲの設備を使用して冬に食べる”きのこ(平茸)”の栽培・販売をしています。
4.かほく市の美味しい地下を利用した安全な水道水で栽培しています。
5.乾燥は、自然乾燥した後に、電気乾燥機にて仕上げ乾燥をしています。
キクラゲの使い方
キクラゲは”きのこ”なので食べる前には必ず”火”を通してください。
ハイネファームのキクラゲは、全て石づきは取ってあるので、そのまま調理出来ます。また、表面に白い粉のようなものが付いている事がありますが、これは胞子ですので、安心してお召し上がり頂けます。
●生キクラゲ
熱湯に約30秒以上過熱してから調理したり、そのまま煮物や炒め物等の具材としてご使用ください。
●乾燥キクラゲ
水またはお湯で戻してから調理したり、そのまま煮物やみそ汁に使用してご使用ください(戻ると体積が増えますのでご注意ください)。また、戻し汁には栄養が沢山抽出されていますので、煮物やみそ汁の煮汁に活用すると無駄なく使う事が出来ます。
●保存方法
生キクラゲ:冷蔵庫の野菜室にて保存願います。使いきれずに余ったきくらげは、乾燥を防ぐためにビニール袋に入れたり、ラップで軽く包んでから保存すると、より美味しく食べられます。 この場合、1週間ほどで食べきって下さい。
毎回湯通しするのはチョット...という方は、湯通し後に冷凍保存するのがお勧めです。あらかじめ湯通ししたものを、食べやすい大きさにカットしておくと便利です。ただし、1か月ほどで使いきって下さい。
乾燥キクラゲ:戻す前は冷暗所にて保存願います。戻した後は生キクラゲと同様に保存願います。
プロジェクトで実現したいこと
2020年は400床の菌床で始めたキクラゲ栽培ですが、2021年度は菌床3,000床に規模を拡大する計画です。生や乾燥のキクラゲ販売のみでなく、キクラゲを使った加工品を作るためです。
加工品は佃煮・酢漬けの他に、うどん生地にも挑戦したいのですが、一種類の加工品を作るためには、1ロット100kgの乾燥キクラゲが必要です。現在の400床では乾燥キクラゲ100kgは作れない事が判ったので、来年度は菌床数を今年度の約8倍に増やします。
資金の使い道・スケジュール
皆様からの支援金は、菌床3,000床の購入資金と乾燥用の棚の購入費とお礼の品(リターン品)の発送費に充てさせて頂きます。
お礼の品の発送は、2021年7月以降を予定しております。
リターンについて
●サンクスカード
心を込めたサンクスカードを送付させて頂きます。
●キクラゲコース
サンクスカードと下記のキクラゲを、ご支援頂いた金額に応じて送付させて頂きます。
*乾燥キクラゲの黒もしくは、白
*生キクラゲの黒
●収穫体験コース
サンクスカードと収穫体験予約チケットを送付します。
収穫体験当日、金額に相当したキクラゲをお持ち帰り頂きます。
*日 程 :2021年8月に予定しています。詳細日程は別途調整させて頂きます。
*所要時間:1時間ほど
*場 所 :石川県かほく市 ハイネファーム 栽培ハウス
*人数制限:1日1組(4名まででお願いします)
開催場所までの交通費や滞在費については、申し訳ございませんが自己負担でお願い致します。
最後に
本プロジェクトに目を通していただき、誠にありがとうございました。2019年にタピオカが流行しなければキクラゲが流行していたと聞きました。まだ流行の主役にはなれていませんが、皆さまの傍にいつも居るスタンダードな”きのこ”に「キクラゲ」も加えて頂けたらと願っております。
また、大勢の方に高栄養低カロリーのスーパーフードである「キクラゲ」の“生”、“乾燥品”、“加工品”を食べていただき、病気に負けない丈夫な体を作って欲しいと考えています。
今後も新たな企画の推進にどうぞご支援をよろしくお願いいたします。
●問い合わせ先
ハイネファーム 中村広美
【電話番号】 070-8433-2958
【メール】 n_heine20190505@yahoo.co.jp
【 Homepage】 https://heine-farm.com/
【 Facebook】 https://www.facebook.com/HeineFarm0505
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る菌床搬入スケジュール
2021/02/09 09:33昨日、1人ご支援頂きました。ありがとうございます(((o(*゚▽゚*)o)))♡後、6日‼ご支援お願い致しますm(__)m純国産きくらげを食べて、免疫力アップ‼よろしくお願いしますm(._.)m菌床の入荷スケジュールの連絡がありました。こんな感じです(^^)今年は、ハウス半分(写真の棚)を満床(昨年の8倍)にするので、忙しくなります。6次産業化もあるので、気合い入れて行きましょう!5/7 600床(黒)5/14 600床(黒)5/21 500床(黒)5/24〜5/27 100床(白い)5/27 600床(黒)6/4 600床(黒)とってもとっても待ち遠しい(*≧∀≦*) もっと見る
試作品作成②
2021/02/08 08:32きくらげカレー(レトルト)の試作2回目を依頼してきました。前回から、きくらげの量を調整して再チャレンジです。そろそろパッケージとラベルデザインを考えないと。 もっと見る
販路開拓
2021/02/08 07:55関東関西方面に強いY社様とお会いして、説明を聞きました。このプロジェクトを見てお声かけして頂いたみたいです。すごく良いお話で、丁寧に説明していただき、私達の夢も広がりました。 もっと見る
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