2021/01/08 15:58

お世話になります。「反貧困ネットワーク・緊急コロナ災害アクション」事務局です。
1月4日の活動について、事務局長瀬戸からの活動レポートです。
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年末年始の切れ目ない相談会と大人食堂を終えて休む間もなく動き出した。(動くしかない)

朝一番の任務は、福祉事務所での生活保護申請同行です。私自身6日間も生活保護関連の相談ブースで対応していた事もあり同行依頼が相次いでいます。今週は全て福祉事務所に直行になります。今朝は、切れ目ない相談会と大人食堂で最大貢献頂いた豊島区福祉事務所に向かったら入り口にはNHKのテレビ取材クルーが待ちうけていたのでビックリ!昨日の大人食堂の時にNHKから「明日はどこにいますか。」と聞かれて答えただけなのに、、、

お昼のNHKニュースで流されたようです。支援グループでは新型コロナウイルスの影響が長期化し、仕事を失う人が増えているため、年末年始に東京都内で生活相談や食料の提供を行い、3日間で100件近くの相談が寄せられました。所持金がなくなるなど生活が成り立たない人も少なくなかったため生活保護の申請をサポートしていて、都内の自治体などに順次申請を行っています。相談を寄せた人の中には生活保護の申請をためらう人も多いということで、支援グループでは今後も相談を受け付けることにしています。「新型コロナ災害緊急アクション」の瀬戸大作事務局長は「生活保護を受ければ住まいを確保でき生活の再建に向けた活動を始めることができる。相談に訪れた人とは引き続き連絡を取り合い支援を続けていきたい」と話していました。

福祉事務所同行終了後は、11月末に猫ちゃんを連れていながら、住まいを追われた男性が現在、住むシェルターを訪問して近況を聞く。支援団体に頼らず、自分でペットと住める生活保護基準内で探していたが、やっぱり困難、一緒にアパート探しを再開する事にした。

明日から連日、相談会で出会った相談者の生活保護申請同行が続く。いずれも路上生活が長く、携帯電話などない高齢者、チャレンジネットを通じて宿泊しているホテルのフロントに電話して所在確認、フロントは個人情報を理由にして直接、電話を繋いでくれない。チャレンジネットに確認したうえで再度の返信待ち、切れ目ない相談会で多くの相談者にお会いしているので絶対、抜け落ちがないようにしたい。夜には外国人の女性の方から今週中に強制退去させるとの悲痛な電話、特別対応に入る準備も完了させた。

明日(1月5日)のニュースウオッチ9に於いての特集「生活困窮者の新年」に私のSOS対応の現場など密着映像を放映される予定です。