はじめまして、こんにちは。
「屋内撮影のクオリティを向上させる手のひらサイズのカメラガジェット「レフとデフ」」プロジェクトオーナーの七海 乃音と申します。
開始して数日、早くも5名のご支援をいただき、誠にありがとうございます!
量産と販売は、私にとってはじめての挑戦となるので、ぜひともご支援のほどよろしくお願いいたします。
現在の状況としては、最終候補版となる試作を行っているところでございます。
どんな風に開発を行っているか、いくつかの工程に分けて開発の裏側をご紹介していきたいと思います。
第1回目は、【ロゴプリント編】をお送りいたします。
実は、ロゴをプリントしようと考えたのは設計段階ではなく、試作を重ねている途中の事でした。
よく製品にはメーカーやプロダクトのロゴが印字してありますが、ガジェット好きな私にはそれがとても美しく、またはかっこよくたまらなく好きでした。例:●ppleとか、●ルミューダとか、●ang & ●lufsenとか。。
機能的な試作が一通り出来上がったときに、真っ黒なだけの「レフとデフ」にもそれがある事で、よりよいプロダクトになると考えロゴをデザインしました。
プリントの方法は、「UVプリント」という方法を用いています。
UVプリントは、インクジェットプリンターのようにインクを塗布した後、UV(=紫外線)ランプで瞬時にインクを硬化させ材料に定着させる印刷技術です。
UVプリンターを開発しているRoland DG社のサイトに解説動画がありますので、詳しくお知りになりたい方はこちらからどうぞ。
https://www.rolanddg.co.jp/products/printers/how-uv-printer-works
UVプリンターはとても高価で大型な工作マシンなのでさすがに自宅に置くわけにもいかず、Fab施設に行きマシンをお借りして印刷しました。
めちゃくちゃ光ります。紫外線が。
今回の開発ではじめてUVプリンターを使ってみたのですが、思ったよりもプリントに時間がかかるのだなと感じました。
手間と時間はかかるのですが、印刷の仕上がりはとても良いので支援者様にお届けする最終製品版でも同じ方法でプリントしお届けしたいと思います。
次回は、「レフとデフ」を開発したきっかけ編をお送りします(予定)