はじめまして
皆さん、はじめまして!
カンボジアに在住している谷彩香(たにさやか)と申します。
カンボジア人の夫とカンボジアプノンペンに住んでおり、今年3月末に4人目を出産したばかりです。
2020年に保育園「Meriawa Education」を設立し、新人園長をしています。
今回は、カンボジアの子供たちがカンボジアの言語で楽しく読める絵本を作るため、クラウドファンディングを実施させていただきました。
カンボジアは首都の急激な経済の発展とは裏腹に、未だ経済的に裕福ではありませんが、気さくで親しみやすい人々が住んでいる国です。
カンボジアで保育園の園長に
私は、生まれも育ちも高知県、生粋の土佐の女です。活発で明るくチャレンジ精神旺盛だと周りからよく言われます。夫は大学卒業後、韓国の大学院で博士を取得した学者です。
夫とは2009年に運命的に出会い、遠距離交際の後、2013年に結婚!甘い結婚生活の中で長男を授かりました。〝この子にはハッピーな人生を送ってほしい〟と思った私は、無我夢中で育児本や教育本を読みあさる日が続きました。
長男が4歳になったとき、私たち夫婦は、長男を公立幼稚園に預けることにしました。
しかし、カンボジアの幼稚園の教育は、私が思い描いていた幼児教育とは程遠いものでした。
日本の〝当たり前〟がなかったのです。
日本の幼稚園に通う子供たちは、運動をしたり、折り紙をしたり、紙芝居を聞いたり、楽しくさまざまな教育が受けられます。しかし、カンボジアでは、一日の大半椅子に座って、先生の話を聞いて帰ってくるような状況でした。もちろん、カンボジアの先生たちは子供を可愛がり、安全に過ごせるようにしてくれましたが、脳が急速に発達する6歳までの時期に良い教育を与えられていないように感じました。
そんなとき、日本に5か月ほど帰る機会があり、その期間は日本の保育園に子供を通わせました。すると、子供たちは急成長をしたのです。特に、うれしかったのは「僕にもできるかもしれない」と言えるようになったことでした。
保育園に入ったばかりのとき、息子は友達に50メートル走でなかなか勝てず、とても悔しがっていました。しかし、保育園では毎朝50メートル走の練習があって、先生もよく教えてくれました。その結果、カンボジアに帰る時には友達にも勝てるようになり、息子は自信を持つようになりました。
私たち夫婦は、カンボジアに戻るとき、カンボジアで通っていた幼稚園を辞めることにしました。そして、日本の幼児教育を学び、新しい保育園「SALA SEKAI」を設立する決意をしたのです。
↓詳しくはこちらをごらんください。
https://camp-fire.jp/projects/view/268085
カンボジアの絵本事情
私が幼稚園を運営しながら困ったことは、〝まともな絵本が無い〟ということでした。
絵本を読み聞かせすることによって、子供たちは親の愛情を感じ、安心感を得られます。それだけでなく、登場人物の気持ちを想像し、絵本を通して感情を学ぶのです。想像も豊かになるので視野が広がり、新しい視点で物事を考える力を養うことができます。
日本では、絵本の読み聞かせが幼児教育に浸透していますが、カンボジアにはその文化が浸透していないように感じます。そのため絵本は小学生で字が読めるようになって自ら読むという印象があります。
カンボジアの絵本は怖いおばけ出てくる話が多く、絵が怖いと思う時もあります。
始めは「読み聞かせってどうやるんですか?」と言っていたカンボジア人の先生たちも、子供たちがとても喜ぶのを見て、今は積極的に読み聞かせをしてくれるようになりました。子供たちは「読んで!読んで!」と絵本を持ってきたり、絵本を握りしめながら昼寝をしたりしています。そこで今回、子供たちが喜んで読めるクメール語の絵本を作りたいと思い、クラウドファンディングを実施させていただきました。
今回は情操教育、家族をテーマにした計7作の絵本を制作しようと思っています。
現在題名が決まっている本は以下5作になります。これらの絵本は知人の方々によって絵を描いていただく予定です。
①大好きだよ
②全部いいね
③はぐ
④えまちゃん、どこ行くの
⑤だいじょうぶ
プロジェクトを通して実現したい変化
カンボジアでは絵本を読み聞かせしてあげる習慣自体が浸透していないように感じます。
私は、今回の企画で作った絵本を保育園や小学校へ贈り絵本の重要性を伝えていきたいです。そして、絵本の読み聞かせ文化をカンボジアにも広げていきたいと思っています。
カンボジアの幼児教育の質を高め、子供たちの成長を支援していきたいです。
*寄贈予定先及び寄贈予定絵本冊数*
各施設へ7作の絵本を10セットずつ寄贈します。
- Samdech krompreah norodom Ranariddh Primary School
- Boeung Khyang Primary School
- Bayou Primary School
- Kauk Trop Monstaire Primary School
- Outumpor Primary School
- Trea Primary School
- Cheungkeub Primary School
- Krauch Seuch Primary School
- Sala sekai
- Victory Educational Hub
資金の使い道
1)絵本制作費用(絵本印刷費用、絵本資材等):324,000円
※ 7作×100冊=計700冊作成予定
2)リターン準備料金(送料、アクセサリー材料費など):約40,000円
※リターンに設定している書籍(絵本)は自費出版になります。
3)クラウドファンディングサイト利用手数料:約36,000円(9%+税)
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
実施スケジュール
2022年7月末日:クラウドファンディング終了,1,2作目校正完成予定
8月:1,2作目清書完成予定
9月:1,2作目製本予定
10月:3,4作目清書予定
11月:3,4作目製本予定
12月:5,6,7作目清書、製本予定
2023年1月下旬:リターン発送予定
2月:上記の学校、教育施設へ絵本を寄贈
※活動報告は随時当サイトにて投稿いたします!
最後に
カンボジアでは日本人が、先駆けて日本教育を取り入れて教育基盤を底上げして下さっています。 一生カンボジアで暮らすと決意してカンボジアに来ました。カンボジアに来てまだ数年の私ではありますが、刺激しあって、よりよい教育環境を作っていければと思います。グローバル社会である今、子供たちが将来、世界のために、人のために生きていきたいと言う夢を抱いて育つ心豊かな子供の心を育てるには、関わる大人の影響も大きいと思います。
我が子もハーフとして産まれ、カンボジアと日本の架け橋となりカンボジアを舞台にグローバル社会を築く子供に育ってほしいと思っています。
目に見えて感じたカンボジアの教育実態を見て、わたしの魂が叫び、震え、立ち上がりました!!
世界に通用する、強い心作り、自分の意志で未来を切り開く人材育成、その土台をつくる保育所が必要だと感じています。たくさんの方々のご支援お待ちしています!
自己紹介・活動実績など
今回はプロジェクトリーダーの金さんをはじめとする4人の若いメンバーと共に計画しました。
谷彩香(たにさやか)
35歳でカンボジアに渡り今年で在住5年目になります。
2020年にカンボジアの首都プノンペンに保育園を設立し園長を務めながら4人の子供を育てています。
金娥延(きむあよん)
早稲田大学卒業後外資系メーカーに勤務
ドミニカ共和国への支援プロジェクトを2021年に実施
石井香珠(いしいこうじゅ)
慶応義塾大学卒業後出版社に勤務
ドミニカ共和国への支援プロジェクトを2021年に実施
兵藤清美(ひょうどうきよみ)
社会福祉士で高齢者支援の機関に勤務
Asuka
国際協力NGOに勤務
教育支援や農村開発に努める
■ 特定商取引法に関する表記
●販売事業者名:請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
●代表者または通信販売に関する業務の責任者の氏名:請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
● 事業者の住所/所在地:請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
● 事業者の電話番号:請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。
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