正々堂々と戦ってきましたが、辛い結果が見えてきました。
というわけで、誠に情けない話になろうとしておりますが、時間切れが迫ってきました。
どうなるかは、わかりませんが、やはり、私が全く人気がないことでしょうか?本当にすみませんでした。
さて、終わりに目前して、もし、成功してやれることが、現実となったら、こういうことをしていたということを思っていました。
まず、皆さんにお礼を伝えます。そういう段取りをして、早速、本屋さんに話をもっていき、
本にするためにスケジュール調整をします。
色々とあると思いますが、あの時代を元に、日を若い時から、最後の締めまでをゆっくりと描き切るという物語を書ききって欲しいと思います。漫画家さんに決まってお願いをしています。
私が、財界研究所で書いた「非常時の男」一万田尚登の決断力を元にし、生まれてから、死ぬまでを書ききると形で書いて頂くことをやってほしいと思っています。
祖父の人としての形としては、私の親戚から、日本銀行に行っていた山口様から、良く聞き、必ず実現することを誓いと思います。
事前に目次やその時、社会であったことと聞きながら、日本銀行の立場から、色々聞き出したいと思います。また、その時の様子を漫画にしても良かったと思うかもしれません。
目次を書きました。読んだ人にとって、「ああ、いい本だったな」と言われる本を作りたかったと思います。
考えてる目次です。(全部、漫画にします。)
- その時、どうしたんだろう。「井上が昔、祖父が何をやっているか知りたくなった」
- 親戚の山口さんに聞きに行った。「親戚の山口さんが色々とお話下さった」
- 親戚の山口さんしか知らないこと
- 日本銀行の中の山口さんしか知らなかったこと
- 足の障害を選挙でヤジられる
- 三世代の大家族に囲まれた老後
- 略奪結婚だった母親
- 白い米は祭日だけ、はだしで通学
- 若き日の無産運動家との出会い
- 山村だが、明治三十年代に早くも電気が
- 「学生時代はわき目をふるな」が持論
- 大分県に骨を埋めることを考えず、中央で名を上げろ
- 三井物産と日本銀行
- 新渡戸先生の講義で提案の大切さを知る
- 牧野先生の「転んでもタダでは起きるな」
- 大左遷からどうやって立ち直ったか
- 金解禁で平和を守ろうとした人
- 首相となるべき人だった井上準之助氏
- 井上総裁の結婚観
- 書類を書き直すと言って叱られる
- 人間は永劫に未完成
- ゴルフ場の予約でも大失敗
- ICUと平和の鐘
- 座談では人々を飽かせず
- シャハト総裁から調節指導を受ける
- 若手行員を派遣させた指導層のえらさ
- 毎日、絵ハガキで無事の知らせる
- ドイツで国際感覚を学ぶ
- 駐在のおかげで外人に物怖じしなくなる
- 米国で貧しい男とあきれられる
- 織田信長のような男
- 趣味としての太閤
- 銀のスプーンの育ちではない
- 健康優良児、ニンニクを毎日、飲んでいた。
- 夜討ち朝駆けの政治家の家庭
- 出身地・大分県の方々への感謝
- 選挙は家族生活と公的生活が一体化する
- 選挙でお力添え頂いた方
- 敗戦の経験をふりかえる必要
- 廃墟の中で衣食住なし
- 現在の国の形は占領時代に作られた
- 占領軍による負の遺産
- 新円の発行と財産税
- 「公職追放」により指導層は一変
- 矛盾する命題のカギはアメリカの援助
- 日銀が金をださねば復興なしと割り切る
- 国の金まわりを大きく分けると二つ
- 日本国内の金のまわり道を変える
- 以前は来なかった人種が日銀もうで
- 修羅場経験から生まれた非常対策
- 日本経済のチアノーゼを防ぐ
- 伝統的立場からの一万田批判
- 営業局は芸者と同様、三筋の糸で
- 新円発行のその後
- 安本、傾斜生産、復金
- 重要産業への優先融資の具体策
- 通貨の適正量を守る熱意
- 世界情勢の変化と占領政策の転換
- 経済のひとり立ちを促す九原則
- ドッジ公使の来日と一万田の抵抗
- ディスインフレーション政策
- 知られていないディス・インフレの効果
- 「日本は二十年遅れ」と大内兵衛氏と対談
- 日銀の組織改編を迫った占領軍
- 一万田の名前で襟を正すドッジ氏
- 聖徳太子についてねばり強く交渉、聖徳太子を救う!
- 取引所がようやく再開
- お金は銀行に預けなくてもいいですよ
- 証券市場の信頼向上に日証金を設立
- 米国美人とのエピソード
- 挑戦動乱直前の恐慌期の産業を心配
- 朝鮮動乱期の金融政策
- 川鉄千葉にペンペン草と言ったのか?
- 中山素平氏の一万田観と川鉄問題
- 1951年の金融引締政策と特需の問題
- 第一回目の渡米
- 松永安左ェ門氏の情熱にこたえる
- 講話会議全権となる
- 一万田と占領軍との関係
- 講話後の金融政策
- 1953年秋の引締め開始
- 引締め政策の転換
- 窓口規制
- オーバー・ローン解消論議
- 絶対に怒らないと約束して話を聞く
- 戦後は終わったと違うタイプの総裁に引き継ぐ
- 大蔵大臣に就任
- 村山富市元総理が国を思う発言に感心
- 福田元首相が「日本国総裁に」と弔辞
- 「富士八合目ミルク論」
- 論戦で国会を沸かせる
- 渋い顔つきと弛まざる愛嬌と
- 鳩山内閣時代についての平田次官追想
- 池田、一万田交渉の妙
- 大新聞も大蔵省の考え方と一致と見る
- 岸内閣時代についての森永次官追想
- 政治資金を派閥でなく、党におさめた
- 池田、一万田の政策転換
- エコノミストの見方
- 天皇家との関わり
- 天皇家の辺り、そんな話もあった
- 鳩山さんとのご緑
- 六本木男性合唱団
- 戒厳令下のⅠⅯF総会
- 海外経済級力
- 大分県の地域開発
- 祖母の介護
- 後までたたった耳の質感
- 就任最初の財政演説
- 吉田首相のリーダーシップ
- 現在の日本は何を求められているか
- 専門分野の人材の重要性
- 専門分野の人材選びは現在も大切
- 大組織の職員は横柄になるな
- 「ただ飯」だけは食うなよ
- 国会答弁で「人類のため」
- 「平和の鐘」を世界に響かせよう
- 国会文化会館、クラブ関東、東洋英和、マリーンパレス等
- あすでは遅すぎる
そのような感じです。現在のこういう感覚と昔の感覚と差はあるかもしれないけれど、この感覚を漫画で残すことは、決して間違ってはなかったと思います。でも、現実は、実現できぬということです。
もしも、上手くいった場合に、こんなことを考えていました。(笑い)