【プロジェクトも残り20日となりました】
先日、シェアアトリエmiraivaの運営会議だったのですが、プロデューサーのChapawonicaの1人mayuさんがいっていたのは、
「くそなアウトプットでもそれを出し続けるほうが、長い期間準備して完璧な物を出す事よりも大事」
ということでした。
私自身の実感で言うと、くそな状態でアウトプットをすると、批判や指摘を受けることで、よりよいものにすることが出来たり、不完全なものを補ってくれる人が現れたりすることもあるので、確かに不完全な状態でも出し続けることって大事だなぁと思いました。
今回のプロジェクトもいつかクラウドファンディングをやろうとは思っていたのですが、もうちょっと後かなと考えていたところ、CAMPFIRE×TSUKUBAさんの1周年イベントがあったので、それに間に合わせるため、プロジェクトページも2日間程度で作成するなど、大分未完成な状態で出す事になりました。
いろいろとご指摘やアドバイスはいただいているので、あっという間に残り期間は少なくなって来ましたが、改善していけたらと思っています。
■シェアアトリエmiraivaについて
http://chapawonica.hatenablog.com/entry/2017/08/01/183537
■miraivaのinstagram
https://www.instagram.com/miraiva.frontierfarm/?hl=ja
■miraivaのfacebookページ
【クラウドファンディングで何を実現したいか?】
先日のmiraiva運営会議で、プロデューサーのchapawonicaに今回のプロジェクトについてもコンサルティング的なことをしてもらいました。
アーティストならではの哲学やセンスを持っているので、いい感じに導いてもらえた気がします。
■chapawonica mayuのページ
http://chapawonica.hatenablog.com/
■chapawonica chiakiのページ
それで、今回1番実現したいことは何かといえば、
「いい感じのパートナーを見つける」
ということなのかなと思っています。
オフグリッドの蓄電部分に特にお金がかかることもあり、プロジェクト全体として、約400万くらいかかるのではないかと概算していますが、仮にお金だけが集まったとしても、いい感じにプロジェクトを進めることができないのではと感じています。
自分自身いろいろ手が回らなくなってきており、今年は特に畑の管理がいい感じに出来ていない状況です。ただ、フロンティアファームとして、新しい物をどんどん提案したり、生み出したりしたいと考えています。
【リンカーン募集】
そしてどんな人にパートナーになってもらいたいかということですが、これはmiraivaのプロデューサーchapawonicaから
「何の制限もなかったらどんな人にパートナーになってもらいたい?」
という質問があり、パッとでてきたのが、リンカーンさんでした。
正直リンカーンさんについて詳しく存じあげているわけではないのですが、「奴隷解放宣言」や「ゲティスバーグ演説」などにインスピレーションを得ました。
女性であればジャンヌダルクさんでしょうか。これも完全なイメージです。
フロンティアファームとして行なう事は、現在あたりまえになっている仕組みや価値観に対して、新しい物をどんどん提案・実行していくことかと思っています。その中には、くそなものもあれば、いい感じになるものもあるのではないかと思います。
現実的に、活動を継続していくために、しっかりと売上や利益をあげていくことも大切だと考えいますが、それが第一の目的にはならないと考えています。
形式的な話をすると、合同会社という形で、全ての人が役員兼社員という形になりますが、特に創業者だとか、年齢なども関係なく、同じレベルの勤務体系であるならば、同じ報酬でいいのではないかと考えています。そのため話し合いで希望する報酬を設定すればよいと思いますが、売上が足りなければもちろん未払い状態になることも考えられます。
その他、社員にならなくても、コラボレーションという形で一緒に何かやる方も広く募集しております。
現在、農村にて起業初期の方や、起業準備中の方に対し、リフレッシュやブラッシュアップを行なう、プログラムや、都市農村交流企画を行なう事、パーマカルチャーの実践の場として利用してもらうことなどをコラボレーションとして行なう話が出て来ています。
【カフェ改修に挑戦したい方募集】
今回のプロジェクトは、空いていた倉庫をカフェ施設・加工施設として改修するものですが、その空間作りをプロデュースしてみたい方を募集しています。
オフグリッドにしたり、許可を取得する関係で一定程度のしばりはありますが、基本的にはなるべく自由にしていただければと思っています。
フロンティアファームとして、個人の挑戦を応援したいという気持ちがありますので、今まで小さな部分をデザインしていたけれど、大きめの空間をデザインするということに挑戦したいという方がいらっしゃれば、お任せしたいと考えています。どれだけ謝礼が準備できるかわかりませんが、挑戦することや、実績を残すことに価値を感じでいただける方がいいのかなと考えています。
【プロジェクトで目指すもの】
今回のプロジェクトは、いろいろな側面があり、切り取り方によっては目指す方向性がいくつも出て来てしまうと考えています。
たとえば、農業において、カフェとして農産物を調理して出したり、加工品製造をすることは、付加価値をあげたり、価値を下げない販売、ロスを出さない販売などを目指していくことができます。
また、カフェを行なう事で、現在行なっている宿泊と比較すると、地域のお客さんとの関係を作ることに繫がっていくと考えています。
また、オフグリッドの考え方を取り入れることで、既存の仕組みからの脱却や、持続可能性を追求することが出来ます。
もちろんそういったことも目指していきたいと考えますが、一番目指していきたい所は、
「個人で食の仕事が出来る人を増やすこと」「その個人同士が連携できる仕組みを作る事」
だと考えています。
今考えているのは、高齢化や女性の社会進出に伴い需要が増加している中食について、そこを大手だけがカバーすることになればどうしても保存料、添加物など、流通にたえるために、必ずしも健康志向な物ではなくなってしまうと思いますが、個人が進出することで、きめ細かいニーズに対応したり、トータルなサポートが可能になるのではないかと思っております。
そういった、個人が進出できる分野を開拓できたらと考えています。
もちろん今回の施設1つでカバーできる範囲は限られますが、いい感じに進めば、広がっていくことはあるのではないかと考えています。
【仕事観について】
我こそはリンカーンだ、ジャンヌダルクだという人と是非一緒に進めていきたいと考えておりますが、私の仕事観もお伝えできればと思います。
はじめてアルバイトをしたのは、高校生の時の郵便配達だったと思います。
自転車で一定の地域を回るというものでした。ここでは、配達物をしっかりと仕分け、並び替えを行い、ルートを設計することで、配達を効率よく行なう事が出来るという事を学びました。
大学生の時には主にファミレスでの厨房のアルバイトをしていました。
皿洗いからスタートしたのですが、師匠が中東からの留学生の方で、ものすごく手さばきが早く、店で1番皿洗いが早いと言われていた方でした。
同じレベルの手さばきは出来なかったので、どうしたものかと思ったのですが、機械が洗浄する時間は誰がやろうと一定であったので、機械を止めずにフル稼働させるということを意識して、その他の作業を設計することで、同じレベルの皿洗いが実現できたのではないかと考えています。その後調理の方の担当になりましたが、自分なりのやり方を設計するということはどこにいっても役にたっていると感じており、きっかけを与えてくれた師匠には感謝しております。
大学卒業後はシステムエンジニアとして1年間日立さんの子会社で勤務しました。
これといってやりたいことはなく、就職活動中に知り合った人を好きになり、その人がシステムエンジニアを目指していたということもあり、それを目指す事になり、実際に就職までしました。
アルバイトとかならともかく、就職して、根本的にやりたいことをやっている感がないのは結構辛かったですね。遅くまで働いて、家は寝るためだけに使ったり、土日も出かける気力がなかったり、電話口ではお客様にへこへこしているのに、切った途端に文句を行ったりする先輩の姿とか全部嫌になりました。
辞めようと思っていることを伝えると、飲み会を開催してもらい、いろいろと残留のためにしてくださったのですが、バッサリ切り捨てて辞めるつもりに変わりはないことを伝えると、仕方の無いことですが、露骨に態度が変わったり、辛く当たられるようになりました。
そういった経験からも、個人の自主性や選択というものは重く尊重したいと考えており、人を誘導したり、コントロールしたりすることにはあまり興味がありません。
特にやりたいことも無く、次の仕事も決まっていない状態でやめてしまいましたが、東京都の採用説明会に参加する機会があり、行政というとても幅広い分野の仕事や営利目的でない部分などに魅力を感じ目指す事になりました。
結果的には先に内定をいただいた市役所に勤務することになったのですが、入所の際の市長の訓示で市役所職員の使命は、
「市民の生命・財産を守ることだ」
という話があり、かなり素敵な使命だなと感じました。
結果的には、この先ずっとその使命を全うできるのか疑問に思い、退職することにはしましたが、今でもその使命は持ち続けていたいと考えています。
いろいろな形で協力いただける方などを広く募集したいと考えておりますので、周りにいい感じの方がいらっしゃいましたらお知らせいただけたらと思います!
よろしくお願い致しますm(_ _)m