NPO法人福岡ウガンダ友好協会(以下、FUUFA) クラウドファンディング担当の内尾晶子です。ご支援いただきました皆様、本当にありがとうございます。今回は応援寄稿/番外編ということで、ウガンダの青年海外協力隊経験者Kalungi様よりウガンダの料理についてご紹介させていただきます。午前中に投稿させていただいた内容の続きとなります。※昆虫食の画像もあります。苦手な方は注意ください。第2回目は露天で販売されている料理をご紹介させていただきます。私の大好きなロレックスも出てくるので必見です。---------------------------------ウガンダのワキソ県で2年間青年海外協力隊(現:JICA海外協力隊)で活動していたKalungiです。ウガンダでの外食事情をご紹介します。露天で提供する携帯食のロレックスもあります。チャパティに卵焼きとトマトや玉ねぎを入れて巻きます。時間がない時はこれで済ませます。なぜロレックスと言われるのか定かではないですが、ローリングエッグが訛ってロレックスになったという話を聞いたことがあります。↑ロレックス最近昆虫食が注目されていますが、ウガンダでもおいしい昆虫食があります。それはバッタです。ウガンダではセネネと呼ばれ高級な食材になります。セネネは年2回のシーズンがあり、シーズンが到来すると電球とトタンで作った罠を作り、夜に光に集まったセネネを捕獲します。捕獲後、脚と羽を手でむしり、調味料や玉ねぎと一緒に炒めます。このシーズンは街の中で足と羽根をむしる作業を多くの人がするため、近所にむしられた脚や羽根が山盛りになっている光景が見えます。脚と羽根が無いので調理された後の見た目はバッタというより芋虫に近くなります。味はクリーミーな小エビの唐揚げのようで非常においしいです。内陸国で海産物が貴重なウガンダの隊員にとっては非常にうれしい食材でした。もちろん虫ということで苦手な方もいました。↑セネネを捕まえるトラップ↑セネネが山のように積まれ、欲しい分だけ売ってくれます。↑セネネのアップ今回説明したもの以外にもメニューはあり、ウガンダの西や東側でも異なってきます。セネネは食べれるシーズンがありますのでウガンダに行く際はご注意ください。---------------------------------いかがでしたでしょうか?食べてみたいウが飯ありましたか?実はまだウガンダでセネネの販売に出会ったことがなく、食べてみたいものナンバー1です。ロレックスは毎日でも食べられるくらい大好きです。ウガ飯、機会があれば挑戦してみてください!今回の応援寄稿を投稿してくださったKalungi様とは知人からの紹介でZoomでお話させていただき、今回の寄稿にご協力いただきました。協力隊の経験を活かし、ステップアップをされている姿が印象的でした。次の目標に向けて現在も努力されているところで、地に足つけて1つずつコツコツと努力されている姿がカッコいいなと思いました。クラウドファンディングを通してお会いしている方は素晴らしい方が多く、井戸建設という目標はもちろんですが、クラウドファンディングで頂いたご縁も貴重で勉強になりますし、感謝しております。本当に貴重な投稿とご縁をありがとうございました。Kalungi様を見習って、私も残り期間最後まで頑張っていきます!最後まで応援のほどどうぞよろしくお願いします。
青年海外協力隊 の付いた活動報告
NPO法人福岡ウガンダ友好協会(以下、FUUFA) クラウドファンディング担当の内尾晶子です。ご支援いただきました皆様、本当にありがとうございます。今回は応援寄稿/番外編ということで、ウガンダの青年海外協力隊経験者Kalungi様よりウガンダの料理についてご紹介させていただきます。2回に分けてご紹介させていただきます。第1回目は給食やレストランで提供される食事についてご紹介させていただきます。---------------------------------ウガンダのワキソ県で2年間青年海外協力隊(現:JICA海外協力隊)で活動していたKalungiです。ウガンダでの外食事情をご紹介します。日常で食べる典型的な日本食と言えば何を思い浮かべるでしょうか。ご飯、お味噌汁、焼き魚、野菜等々。主食があり、複数のおかずがあるのが一般的だと思います。一方ウガンダのレストランでご飯を食べる時、複数の主食と一つのスープのセットが典型的な形です。我々はウガ飯(めし)と読んでいました。日本では主食はお米やパンでありますが、ウガンダでは米、マトケ、ポショ、ジャガイモ、キャッサバ、タロイモ、さつまいも等が主食になります。そしてスープは牛肉、魚、チキン、豆があります。よく友人に「日本では何のスープがあるんだ」、「日本にマトケやポショはあるのか」と聞かれていました。↑ウガ飯(牛肉のスープとご飯、マトケ、さつまいも、ポショ、野菜を選んだ場合)ウガンダの主食をもう少し説明しますと、「マトケ」はバナナを指します。日本のバナナと異なり甘くないバナナで、食用バナナやプランティーンになります。レストランでマトケと注文したら、生のマトケを蒸し、ペースト状にしたものが出てきます。マッシュポテトや栗きんとんのようなイメージです。でも甘みはありません。「ポショ」は他のアフリカの地域ではウガリと呼ばれます。メイズの粉を水と煮て、お餅のようにしたものです。外国人でメイズケーキと呼んでいる人もいました。また、メイズは甘くないとうもろこしを指します。これらの主食をスープにつけ食べます。主食がパサパサしたものが多いので、口の中の水分がだいぶ持っていかれます。そして牛肉のスープに入っている肉はとても硬いことが多いです。幸いワキソにはとろけるような肉を提供する店があり、頻繁に通っていました。ワキソタウンのレストランに行くと、どこのレストランでもほぼ同じメニューが提供されます。それぞれ微妙の味付けや主食の種類が異なるので、その日の気分で店を変えていました。学校の給食ではポショと豆のソースをかけた通称ポショ豆が提供されます。毎日同じ献立らしいです。。。↑ポショ豆普段食べるものではないのですがポークジョンイトというものがあります。お酒を飲む際に食べていました。豚肉を焼くローストと炒めるフライの2種類から選べました。ロイコと呼ばれるコンソメみたいな調味料や塩で味付けがされます。ウガンダではムスリムもいるので、ワキソタウンでポークジョイントや豚肉を売る店はタウンの中心部からは離れていました。↑ポークジョイント(ロースト)↑ポークジョイント(フライ)---------------------------------写真見てるとポショが食べたくなりますね!18歳の時、ポショ苦手だったのですが、21歳、25歳とウガンダで食べる度に食べれるようになり、好きになり、主食では必ずポショを選んでいます。ウガンダに行く機会があれば、是非今日ご紹介した料理食べてみてください。今夜19時頃、今回の記事の続きを配信しますので見ていただければ幸いです。クラウドファンディングでウガンダの水事情、井戸建設のことだけでなく、ウガンダのことも知っていただく機会になると嬉しいです。残り9日間、最後まで発信していきますので応援のほどどうぞよろしくお願いします!
NPO法人福岡ウガンダ友好協会(以下、FUUFA) クラウドファンディング担当の内尾晶子です。ご支援いただきました皆様、本当にありがとうございます。2020年も残りわずかとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?今日はウガンダの水事情について詳しい青年海外協力隊経験者 安村大樹様にいただきました応援メッセージをご紹介させていただきます。安村大樹様2017年~2019年 青年海外協力隊(コミュニティ開発 水の防衛隊)としてウガンダで活動されており、現在は金沢大学医学部在学中です。(上の写真の右から2番目)以下、応援メッセージです。---------------------------------インフラの中で何が最も重要かと聞かれたら、間違いなく水(上水、下水共に)と答えるでしょう。青年海外協力隊(現JICA協力隊)として2年間ウガンダで生活をしました。ガスは自分でボンベを購入せねばならず、インターネットも不安定、停電も日常茶飯事でしたが、やはり断水が精神的にも、肉体的にも一番タフでした。蛇口からキレイな水が出てくる日本では、多くの途上国が直面する安全な水へのアクセスという課題は、想像の域に過ぎませんでした。ウガンダでの給水システムは大まかに言うと、都市型給水と地方給水に分けられます。都市型給水はいわゆる水道で、地下水や湖などから汲み上げた水を消毒し、パイプを介して各家庭に供給します。利便性や水道料金がある程度回収できるため、都市型給水は都市部を中心に今後ウガンダで主流になっていくと感じています。しかし、依然ウガンダに暮らす大多数の人が地方給水に頼っています。地方給水の具体例としては、井戸があげられます。ウガンダの多くの世帯、特に村落部に暮らす方々は、毎日タンクを持って井戸に行き、必要な分の水を随時確保しているのが現状です。村落部でも井戸があればまだ良い方で、近隣に井戸がない(もしくは壊れたまま放置されている)地域もあります。私が活動していたMpigi県では、県の予算で年間10本前後の井戸が建設されます。県の方針として、裨益者数の多い地域を優先して、井戸を建設していました。つまり、ある程度人口の多い地域で優先的に井戸が掘られ、少ない地域では安全な水を確保しづらい状況が続いています。このような地域では、雨水を貯めておいたり、小川や窪地に溜まった水を使ったりするケースもみられます。FUUFAを通じて、本当に井戸が必要とされる地域で、安全な水が確保されることを期待しています。皆さんで一緒に、全ての人に安全な水が約束される世界を実現しましょう。---------------------------------大樹さんとは今年3月に同じく青年海外協力隊で水の防衛隊をされていた方の紹介でお会いしました。大宰府近くのカフェでお会いした際、ウガンダのこと、大樹さん自身のこと、気付いたら何時間もお話を伺っていました。お話を伺った際「選択に迷った際、現状とは違う方の選択肢を選ぶ。」と仰っていたことが印象的でして、大樹さんは現在もその言葉通り医学部へ進学し、新たな挑戦をされている方でカッコいい人だなととても尊敬しています。そんな大樹さんから寄せていただいたメッセージを皆様にご紹介できることが嬉しいです。大樹さんの期待に応えられるよう今回の井戸建設プロジェクト成功したい!2021年の最初の目標は今回のクラウドファンディングを成功させることです。目標達成に向けて頑張りますので、引き続き応援のほどどうぞよろしくお願いいたします。