2020年12月16日(水)
MUTIAN投与34日目/84日
いつもふわちゃんをご支援いただきありがとうございます。
クラウドファンディングも残り10日を切りました。
これまでにご支援いただいた皆さま、あらためてお礼を申し上げます。
お一人お一人、心からふわちゃんの回復を願って下さってのご支援です。
飼い主として不甲斐なさを痛感しつつ、皆さまの善意には大変感謝しております。
本当にありがとうございます。
ふわちゃんの治療はまだまだ続きます。
引き続き応援いただけましたら心強いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
外注に出ていた4週目経過検査の結果が出ましたので報告させていただきます。
獣医さんの所見は「特に異常なし」でした。
FIPの検査で重要視されるA/G比は0.6。
FIPに罹患するとこの数値が下がります。
投薬終了時に目指す数値は0.7以上です。
炎症マーカーも正常値です。
見た目だけでなく数値的にも経過良好です。
ALPと無機リンが高値なのは腎臓ですね。
これについてはストルバイト療法食で1ヶ月様子を見る事になっています。
心配ですが水分補給を心がけて注意するしかありません。
今回と同じ経過検査は次回12月24日予定です。
経過良好は本当に嬉しいのですが、それにしても何とも不思議な気持ちになります。
全身性血管炎で細胞が壊れて、胸水や腹水が滲出していた訳です。
ステロイドでも炎症は治まらず抜去しては貯まり、抜去しては貯まりを繰り返していたのが嘘のようです。
ここまで短期間で回復するとは、元気になったふわちゃんを目の前にしながら今でも不思議な気持ちになります。
あの1ヶ月間がまるでなかったかのようです。
1ヶ月もの間苦しい思いをさせてしまったのは私の経済状況のせいで、ふわちゃんには本当に申し訳ない事をしてしまいましたが…
FIPと診断されてすぐさまMUTIANのような効果のある薬をすんなりと使えた方にとっては、FIPは怖い病気ではないのかもしれないと思う時があります。
日本で承認されているFIP治療薬はまだなく、費用面であったり安全面であったりまだまだ一般的には敷居が高い状況です。
でも確かに効果が現れている。
一刻も早く承認薬が出て、FIPが怖い病気でなくなる事を切に願います。