2021年1月7日(木)
MUTIAN投与56日目/84日
ふわちゃんの治療を応援いただきありがとうございます。
ふわちゃんですが新年早々様子がおかしく、1月5日に受診しました。
吐いたりはないんですが、3日頃から頻繁にえずくようになりました。
翌日4日には呼吸も荒くなり、病院が休み明けの5日朝一で受診しました。
ふわちゃんだけ着くなり処置室に運ばれ、しばらく待合室で待っていると獣医さんが「胸に水のような物が貯まっています。抜いていいですか?」と。
すぐさま抜いていただくようお願いしましたが、まさかFIPが悪化したのかと焦りました。
12月24日に受けた6週目経過検査の結果は1月1日に郵送で届き、良好だったんです。
投薬終了時に目標0.7以上のA/G比も今回0.7。
炎症マーカーSAAも問題なし。
ALPが高値ですが食欲が回復してよく食べるようになると上がる事もあるそうで、これぐらいの数値なら問題ないとの事。
処置が終わって診察室に入ると、ビーカーに真っ赤な液体がありました。
滲出液でなく、出血した血液だそうです。
150cc抜去されました。
レントゲンも撮りましたが骨折はなし。
血胸というそうですが腫瘍からの出血や、血が止まりにくい血液の凝固異常が考えられるそうです。
これまで何度も何度もエコー検査しているので、腫瘍は考えにくいとの事。
獣医さんはMUTIANの影響でこのような症状が出るのか気にされていましたが、確認したところMUTIAN服薬の影響ではないとの事でした。
このまま出血が止まるかどうか見る為その日はそのまま帰り、翌日6日に再受診しました。
まだ出血があり、新たに50cc抜去。
じわじわと出血しているそうです。
出血箇所は結局この日もわからなかったんですが、原因は何かのはずみのちょっとした一時的な出血と思われるそう。
それが止まりにくい血液の凝固異常を先生は考えておられます。
止血剤を注射していただき、様子を見ながら今度の日曜日にまた診ていただく事になりました。
ふわちゃんは軽度の貧血はありますが食欲も戻り、流しに飛び乗ったり元気にしています。
FIPとは別の疾患の可能性が現れ、FIPの経過が良いだけに何とも複雑な気持ちです。
ただ先生が落ち着いて対応して下さるので本当に助かってます。
「尿路結石ケアフードの形が角張ってるんですが、丸呑みして傷ついたとかないですか?」
「カプセルが張り付いて食道炎とかないですか?」
「高い所から飛び降りるんですが短足気味だし心配です」
等々素人なりに思いつくまま、まくし立てるように質問してしまいました。
「そういう事で内臓を突き破るとかないですよ。食道炎だと血の混じった嘔吐が見られます。短足気味でも猫ちゃんですから、ハハハ」
と穏やかに笑って受け止め、丁寧に答えて下さるので悶々と悩む事なく済んでいます。
心配は心配なのですっきりとはしませんが、FIPと関係ないだけでも少しは気が楽です。
これはこれとして治療していけるので。
よくよく考えたらFIPと並行して別の疾患の治療をするなんてすごい事かもと思えてきました。
FIPに罹患しただけでも命を失くす可能性の方が圧倒的に高いんですから。
とてつもなくすごい事ですよね。
これも皆さまにご支援いただいたお陰だとあらためて感謝します。
今後どういう経過になるのかわかりませんが、またお伝えさせていただきます。
最後にお薬の追加購入のご報告をさせていただきます。
1月4日に10日分発注いたしました。
今回今までに加えて50mgカプセルを1箱多く購入しています。
これはふわちゃんの体重の増加に伴い、薬の増量が必要になる為です。
現在3.60kg〜3.62kg。
3.75kgを超えたら50mg増量します。
たぶん投薬期間中に超えそうなので、あらかじめ購入いたしました。
1月15日に残り10日分を皆さまから寄せていただきましたご支援で、同じ内容で購入予定でいます。
投薬も残り4週となりました。
あらためてしみじみと感謝の思いが湧いてきています。
本当にありがとうございます。