2021/02/01 11:06

こんにちは!衣笠木工所です。

いつも活動報告をご覧になり、ありがとうございます。

そして、現在の支援総額は目標の99%に達しました。ご支援していただいた方に本当に感謝いたします。本当にありがとうございます。

さて、前回 「衣笠木工所活動報告 第10回『加工機械・組立機械が揃いました!』」の続き、組立機械について少しい紹介させていただきます。

さて、前回ご紹介しましたロッキング構造の箱の角部は下記の写真のように直角度をなす2枚の側板の歯の位置がオフセットされています。箱の強度を出すためにはこの歯と歯との嵌合が極めて重要で、この嵌合をきつくすることが大事です。しかし、嵌合がきつくすると、デメリットとし、箱を組む時手で押す力だけではうまく枠を組むことができません。ハンマーなどで力を加える必要があります。ロッキング構造

また、ハンマーなどで力を加えるとき、枠を4方面から均等に力を加えないと、歯がうまくかみ合わなくて、箱が斜めになったりすることがあります。簡単そうに見える工程ですが、実は非常に難しいです。作業者によりやり方も異なり、品質や生産性を維持することが課題になります。

この課題を解決するために導入したのがこの組立機械です。

新しい導入した組立機械です。エアシリンダを使うため、手が挟まないようにしっかり安全装置を装着しています。また、作業しやすいように、フットペダルの高さを調整することができ、照明もつけています。

箱の側板を機械の枠にセットし、エアシリンダーで4方面から均等に圧力を加え、箱を組立していきます。この機械を導入することによって、作業者の技量による品質のバラツキ、タックタイムのバラツキを低減することができます。

箱の側板を機械にセットし、エアシリンダーで加圧して、枠を組みました。

試しに、酒箱、枡を作ってみました。

酒箱を造ってみました。

枡も作ってみました。


今月から今回導入した2台の機械を本稼働し、お道具箱を生産する予定です。

お道具箱できましたら、またご報告させていただきます。

本プロジェクトは終了するまで、あとわずか9日間となりましたが、引き続きご支援、ご拡散宜しくお願いします。

https://camp-fire.jp/projects/view/353960

どうぞよろしくお願いします。