はじめまして。
あしなが学生募金事務局 関東エリア所属の小林大輝(こばやしだいき)と申します。
数あるページの中からこのページをご覧くださり、ありがとうございます。
このページでは、私がこれまでのあしなが学生募金の活動を通して大切にしてきた想いやあしながファミリーへの感謝を綴っています。
このページをご覧のみなさんにとって、遺児たちの未来、次世代の子どもたちの未来について考えていただけるきっかけになれば幸いです。
長文ではありますが、ぜひ最後までご覧ください。
私はこれまで
遺児たちの現状を一人でも多くの方に伝えていきたい
子どもの貧困という見えづらい社会問題に関して、一人でも多くの方に考えていただけるきっかけに私たちがなりたい
そんな想いであしなが学生募金の活動に取り組んで参りました。
また、「遺児」というくくりを取っ払い、一人でも多くの方に「子どもたちの未来」について考えていただけるきっかけにしたいとも考えています。
これからの社会を担っていく次世代の子どもたちに、今より少しでも良い社会を残していくためのアクションの一つとして、私は「あしなが」という選択肢を提示させていただきたいです。
自分がいつ死んでしまうかなんて誰にもわかりません。
でも突然その時が来てしまったら、残された家族は、子どもは、はたしてどうなってしまうでしょうか。
そんな可能性は誰しも考えたくもないことだとは思いますが、あしながの遺児家庭の人たちだってそうなりたくてなったわけではありません。
遺児家庭とは、何も特別な存在ではありません。
すべての家庭が、遺児家庭になる可能性があります。
もしその時が突然来てしまい、そして子どもが将来、大学や専門学校へ行きたいと想いを告げてくれた時、奨学金がなければ、はたしてその想いを心から応援することができるでしょうか。
「学びたい」「進学したい」
この想いは、どんな家庭環境や経済状況であろうと、贅沢なものにしてはいけません。
しかし現代社会において、高等教育を受けられる環境がすべての家庭にとってあたりまえのものとなっていないのが現実です。
すべての家庭の子どもたちが、将来に向かって「進学したい」「チャレンジしたい」
そう思った時に、それを応援できる環境でありたい。社会でありたい。
そんな社会は、今より少し、良い社会ではないでしょうか。
私の大学生活はあしながに支えられ、成長させてもらった四年間でした。
街頭募金で応援してくださったあしながさん、ボランティアスタッフの方々。
様々な人たちが私達のことを応援してくださっていると、実感することができました。
街頭募金を成功させるためにともに切磋琢磨し、励ましあえた仲間たち。
チャレンジする場を与えてくれて、背中を押してくれた職員さん。
この環境でチャレンジできたことや様々な人に出会えたことで、今の自分があると感じています。
あしながファミリーには、心から感謝しています。
そして今度は、私があしながで受けた恩をあしながの後輩たちに、次世代の子どもたちにつないでいくために、こうしてクラウドファンディングに挑戦しようと決意しました。
誰かから受けた恩を、今度は他の誰かにつないでいく。
あしながではこれを「恩送り」と呼んでいます。
これまであしなが学生募金をつないできてくれた先輩たちやあしなが学生募金を応援してくださったあしながさん。
顔も名前もわからないそんな人達の優しさや努力のおかげで、これまで私達はあしなが育英会から奨学金をいただくことができています。
こうして50年つながってきたあしなが学生募金を、あしながの奨学金を、次世代につなげていきたい。
次世代の遺児家庭の子どもたちが進学したいと思った時に、その想いを応援してあげることができるように。
この「恩送り」の精神をあしながだけではなく、社会に広く浸透させることができれば、次世代の子どもたちの未来を少しでも明るくすることができるのではないかと思います。
私は今年で大学を卒業しますが、これからも遺児のために活動を続けていく後輩たちやあしながファミリーのことを応援し続けていきたいと思います。
「恩送り」をしていけるよう、社会人になっても励んでいきたいと思います。
しかし、遺児たちの貧困がなくならない限り、あるいは遺児家庭をサポートする強力なシステムが構築されない限り、あしなが学生募金事務局は活動を続けていくことでしょう。
どうか皆様にはこのページをご覧になったことを一つのきっかけに、今後もあしながのことを、遺児たちのことを応援しつづけていただきたいと心から願っています。
遺児たちを応援する、ということは必ずしもご寄付という形だけではありません。
もちろん、あしながさんからいただいたご寄付は遺児たちにとって大きな希望であり、遺児たちを支援していくためにもなくてはならない存在なので、こうしてご寄付を募らせていただいております。
それに加え、遺児たちの現状を広く社会に伝えていくことや、一人でも多くの方に子どもの貧困問題を身近な社会問題として考えていただくことが、ご寄付と同じくらい重要なことではないかと私は考えています。
そのためにこのページをご覧の皆様には、このページや他のあしながのファウンドレイザーのプロジェクトページをぜひ、ご家族やご友人にシェアしていただければと思います。
「私たちのことを応援してくれている。」
遺児たちにとって、それを感じ取れることがとても大きな勇気となり、励みとなります。
遺児たちのことを、次世代の子どもたちのことを考えられる人が一人でも多く増えた社会は、今よりもっと素敵な社会になると私は信じています。
本キャンペーンでいただいたご寄付は全額、一般財団法人あしなが育英会への寄付となり、あしなが育英会が支援する遺児学生(日本・アフリカ)のための奨学金として使われます。
※今回の取り組みはAshinaga Global 100 Challengeの一環であり、一般財団法人あしなが育英会と連携して取り組んでおります
<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
本プロジェクトでいただきましたご支援は、病気や災害・自死で親を亡くしたり親に障がいがある家庭の学生たちの奨学金として、全額を一般財団法人あしなが育英会に寄付し、大切に使用させていただきます。
ご支援者情報を一般財団法人あしなが育英会に提供のうえ、あしなが育英会より「年間活動報告書」と「寄付金受領証明書」を発送いたします。
※GoodMorningからの支援金の入金が2021年2月頃となりますため、リターンの発送は2022年2~3月頃となります。
※①2020年中にご支援いただいた方で2020年1~12月分の活動報告書の受け取りをご希望される方、または②本プロジェクトへの寄付金の「領収書」を2021年3月以降早期に受け取りたい方がいらっしゃいましたら、備考欄にその旨をご記入ください。
※本クラウドファンディングへのご支援は税制上の優遇措置の対象とはなりません。あらかじめご注意ください。
みなさんは母子家庭などの貧しい家庭で育った人のドキュメンタリー番組などをご覧になったことはあるでしょうか?
このような番組を、あなたはどこか「かわいそう」と感じながらご覧になってはいませんか?
一説によると、「かわいそう」という言葉には「自分じゃなくて良かった」という意味が内包されていると言います。
番組を見て、親子の苦労に心を傷ませながらも、終盤には主人公の今後を応援したいと感じているのではないかと思います。
そして最後に、心なしか
「ああ、自分じゃなくて良かった。」
そう安堵して、番組を見終わっていませんか?
このような番組は、よく美談として語られていますがはたしてそれで良いのでしょうか?
ドキュンメンタリー番組で取り上げられるような境遇の人は実際に存在しています。
その境遇を誰にも相談できず、つらい、苦しい想いを堪えている子が、きっとあなたの近くにもいます。
このお話を、他人事に感じているから美談になってしまうのではないでしょうか?
このお話は、決して美談で終わらせていいものではなく、れっきとした社会問題として、改善していかなければならない問題ではないのでしょうか。
だから、他人事ではなく、身近な問題として皆様に感じていただきたい。
そしてこの現実を、社会を変えるために、声をあげていかなくてはならない。
その声をあげていく存在として、あしなが学生募金事務局があります。
遺児たちの貧困を改善していく社会運動体としてのあしなが学生募金を、一緒に盛り立てていってくれませんか?
次世代の子どもたちに、今よりちょっと、良い社会を一緒に届けていきませんか?
一人でも多くの遺児たちを応援することができますよう、ぜひ皆様のお力添えをいただければと思います。
彼らの未来が、少しでも明るくなるように。そんな願いを込めて。
50年の歴史を持つ、遺児支援のための募金活動に取り組む学生団体です。毎年春と秋の4日間、全国約200か所で実施している街頭募金は、毎回のべ1万人のボランティアスタッフが参加する国内最大規模の募金活動で年間約2億5千万円のご寄付が寄せられます。
いただいた募金はすべて一般財団法人あしなが育英会へ寄付し、あしなが育英会の奨学金事業(国内奨学生事業・アフリカ遺児支援事業)のために使われています。
ウェブサイトはこちらhttps://www.ashinaga-gakuseibokin.org/
◆あしなが学生募金公式サイトよりご寄付いただいた方には、あしなが学生募金事務局より領収証とお礼状をお送りいたします。
病気や災害、自死(自殺)などで親を亡くした子どもたちや、親に障がいがあり働けない家庭の子どもたちを支えている非営利の財団法人です。国などからの補助金・助成金は受けず、全事業を寄付によって運営しています。半世紀におよぶあしなが運動によって、これまでに11万人以上の遺児たちが高校・大学への進学を果たしてきました。 現在、日本国内では約6,500名(高校・短大・専門学校・大学・大学院)、サブサハラ・アフリカ教育支援事業では世界各地あわせて約120名の奨学生に奨学金支援(貸与・給付)と心のケア、リーダーシップ育成プログラムを提供しています。
ウェブサイトはこちら:https://www.ashinaga.org/
キャンペーン特設サイトはこちら:https://camp-fire.jp/goodmorning/channels/ashinaga
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