はじめに・ご挨拶
初めまして、北海道で唯一被災した写真(思い出の品)の修復を無償で手掛けている
Omoidori projectの西村勇太と申します。
被災した写真の洗浄やスキャンデータ化を実施、デジタル上での修復をしております。
プロジェクトをやろうと思った理由と実現したいこと
プロジェクト立ち上げの背景や経緯を具体的に書きましょう。
一連のコロナ禍で、他のボランティアを募集して現地(厚真町)での活動が困難となり遅延してます。
それに伴い活動資金が枯渇して来ました。一部の支援者と私の障害年金にて資金を捻出しながらの活動と
経費削減で現地での滞在は車中泊で続けております。
また北海道胆振東部地震より2年経過した現在でも復旧復興工事に伴い土砂の中より写真や思い出の品が出土してます。
2020年12月5日現在、残り1800枚程の写真修復が残ってます。他に日記などの書物や思い出の品も多数
ございます。震災による土砂災害で多くのものが一瞬で奪われました。そこで暮らしていた尊い命も失われました。少しでも多くのものを遺したいと想ってます。
「誰かの為」とは考えてません、その誰かの負担になってはいけないと言う意思です。
私の自己満足としての活動となりますが応援頂ければ嬉しいです。
これまでの活動
きっかけは、東日本大震災で行方不明の友人を探しに行った際に海岸で見つけた1枚のアルバム
小学校の入学式と思われる。写真でした、それを独学で修復したのが始まりでした。
その後、2016年台風10号災害で水害に遭った「北海道南富良野町」にて災害ボランティアセンターの
スタッフをする中で持ち込まれた写真の修復を約30.000枚手掛け、その内20.000枚をボランティア仲間と修復して持ち主へ返却しました。
その際に現在進行形の「Omoidori project」を立ち上げました。
(2016年南富良野町での様子:上記)
2018年9月6日発生の北海道胆振東部地震では、翌日より災害支援従事者として携わらせて頂き
およそ15.000点の思い出の修復活動をして参りました。
資金の使い道
【現地への移動費と暖房燃料費】
デジタル修復は、遠隔地での作業を主体としてますが、中には被災地より持ち出し困難なものも
多数ございます。
負担削減として現地での滞在は車中泊で過ごしてます。
【消耗品資材(印刷インク)等の購入費として】
破れた写真をデジタル上で修復、新しく印刷をしております。その他、写真本体の裏に
当時の状況など手書きで書かれたものは、コーティングを施し一緒にアルバムへ収納してお渡しする他
フラッシュメモリにても返却してます。
リターンについて
Facebook活動ページ【Facebookページ】
WiXホームペ-ジ【HP】にて掲載させて頂きます。
支援金額は1000円の1パタ-ンのみご用意してます。
支援者様が支援を申し込みされる際、任意に引き上げ可能との事でしたので、上記の設定と
させて頂きました。
プロジェクトを知って頂き、また応援して頂ける気持ちとして検討して頂ければ幸いです。
実施スケジュール
現在進行形となります。その上での今後の予定
残り1.800枚の画像修復を最後まで責任の上やり遂げたいです。
また 修復を終えた写真等の中には遺品となってしまった物もあるので、
関係各所と協力しながら未来に遺す様な形にしたいと思っております。
終了日程は、誠に勝手ながら現状申し上げることが出来ません。
これまでのスケジュ-ル
北海道胆振東部地震発生2018年9月6日より
現地での災害支援従事記録日数(他支援も含む)
2020年1月1日-2020年10月31日時点(305日/230日間)
2019年1月1日-2019年12月31日(365日/272日間)
2018年9月7日-2018年12月31日(116日/97日間)
最後に
最後まで読んで頂きありがとうございます!
私事ですみません、、、私には一型糖尿病、脊髄空洞症の他、複数の完治困難な病を有してます。
その為、身体に費やす負担も多く、活動費を捻出する事が難しい状況です。
将来的には運動神経が弱くなり筋力や神経が衰え行く行くは歩行困難になるそうです。
それでも自身が望む限り何でも挑戦出来るという側で在りたいと日々想ってます。
上手く表現出来ないですが、災害で奪われたものを遺したい、、、
そこで暮らしていた記憶や生きていた証を遺すことが私の状況と重なっている部分もある為
必死なんだと思います。
そんな身勝手な想いでも、力になって下さる「絆」を信じてます。
※募集方式について
<All-in方式にさせて頂きました>
本プロジェクトは、現在進行形の為All-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
掲載画像について画像権利を有してます。
最新の活動報告
もっと見る地元の高校生と一緒に修復活動を行いました
2021/02/10 12:37ご支援ありがとうございます。掲載終了をもうすぐ迎えます、引き続き宜しくお願いします。これまでデ-タ修復と並行して写真本体の復元をしてます。それらの中には、和紙に転写した婚礼写真や裏面に当時の状況が記載されているものでしたり様々です。私が住んでいる芦別市にて、「星槎国際高校・芦別校と芦別市社会福祉協議会」ご協力の元、活動をお手伝い頂きました。これまで修復してきた写真の続きの工程をご協力頂きました。主な作業は、より劣化が酷い写真を保存する為。クリアファイルで写真を挟む作業をして頂きました。全国でも珍しい体験だと思います。併せて、それらがどのような状態で発見されたのか写真修復を通じて災害に伴う話をさせて頂きました。私の発した言葉をメモをとりながら作業される方より詳しい説明を求める方また以前に、同じく被災写真修復で関わらせて頂いてた。2016年台風10号災害で被災した南富良野町から通学している生徒さんも居たりと、、、皆さん、一枚一枚大事に作業をされておりました。地域との繋がりを大切にしながら活動を継続して参ります! もっと見る
2021年2月2日時点、デジタル修復残枚数のご報告
2021/02/02 17:59持ち主不明者も含まれますので件数は控えさせて頂きます。2021年2月2日時点でのデジタル修復残り枚数は、927枚でした。写真画像:855枚 その他画像:72枚上記の他、現物もございますがこちらはカウントしてません。掲載終了月に突入しました、引き続き宜しくお願いします。 もっと見る
気分転換に、、、
2021/02/01 00:56思い出の修復の一つで、賞状の復元もしております。写真復元と異なるのは、創作を限りなく行わなくても良い事です。素材用紙によって色は異なるのですが左右同じ模様なので淡々と作業しております。写真修復の復元で行き詰まった時に気分転換の一つとして同じ工程を繰り返す作業をしております。おおよそ500~1000%に拡大しての作業工程をしてます。(写真画像修復の際は5000%拡大してする事も多々あります)賞状の他、母子手帳など、日記や作文などの復元もございます。それらを併せ紙媒体資料は5000点を超える復元をして参りました。紙媒体のものは、液体を使用しての洗浄や復元が困難なので写真同様にスキャン、デジタル修復をさせて頂いております。 もっと見る
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