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独自AIによるファンダメンタルズ分析支援ソフト「fint.(フィント)」の開発

膨大な金融自然言語データに着目したファンダメンタルズ分析AIを開発します。既に機関投資家が導入を進めている技術ですが、個人投資家が同様のツールを利用する機会は皆無であり、市場での優位性において明らかに不利な環境です。「だったら自分たちで開発して対抗しよう!」というのがプロジェクトのコンセプトです。

現在の支援総額

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目標金額は15,200,000円

支援者数

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募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/07/06に募集を開始し、 2017/07/30に募集を終了しました

独自AIによるファンダメンタルズ分析支援ソフト「fint.(フィント)」の開発

現在の支援総額

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0%達成

終了

目標金額15,200,000

支援者数0

このプロジェクトは、2017/07/06に募集を開始し、 2017/07/30に募集を終了しました

膨大な金融自然言語データに着目したファンダメンタルズ分析AIを開発します。既に機関投資家が導入を進めている技術ですが、個人投資家が同様のツールを利用する機会は皆無であり、市場での優位性において明らかに不利な環境です。「だったら自分たちで開発して対抗しよう!」というのがプロジェクトのコンセプトです。

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〈プロジェクトのビジョン〉

 人工知能技術の金融業界への活用が2015年頃から急速に進み、既に一部では人工知能技術を活用した投資行動を加速させています。彼らは膨大なビッグデータの解析をはじめ近未来の市場予測を人工知能技術によって導き出すことで常に市場における優位性を確立しています。「FinTech革命」とも言われる人工知能技術の金融業界への進出が急速に進む中で、投資判断の分野にも既に人工知能技術が進出しその能力を発揮しています。

 こうしたテクノロジーの進展自体は素晴らしいものです。しかし一方でその恩恵を個人投資家が享受できてるかといえば、答えはノーでしょう。個人投資家にそうした技術が公開され共有されることは皆無であり、いまだに従来のアナログな方法で情報を収集し投資判断を行わざるを得ず、「FinTech格差」のような状況が生まれています。日々発信される金融業界における最新のトピックスを人工知能技術によって瞬時に収集、解析し迅速に売買が行われる一方で、アナログな方法で得られる3次情報、4次情報に基づいた売買では個人投資家が市場において優位性を確保できないのは当然であり、既に仕込みやエグジットを終えた市場で後手を踏まざるを得ない現実があります。

 本来投資とはマネーゲームではなく保有資産に応じて平等にその機会が提供されるフェアなフィールドであり、テクノロジーもまた万人に共有されることでその社会的意義が果たされるものと私たちは考えます。しかし現状は、個人投資家の多くがテクノロジーに触れることすらできないがために、不確定要素を多く抱えた情報に基づいてタイミングを逸した投資判断をせざるを得ず、投資活動の堅実性や平等性を体感できているとはいえません。個人投資家を取り巻くこの「不平等な投資環境」をテクノロジーによって改善したいと私たちは考えました。

 このプロジェクトでは人工知能技術を搭載した投資判断支援ソフト「fint.(フィント)」の開発、普及を通じて個人投資家の投資判断を支援し、誰もが投資の堅実性を体感でき得るフェアな投資環境の実現を目指します。

〈先行事例との比較考察〉

 現在、ウェブベースで稼働している人工知能搭載投資支援サービスはいくつか散見されます。たとえば「ポートフォリオ構築支援」「画像認識によるチャート分析支援」などを目的としたものです。これらのサービスは「個人投資家への人工知能技術の共有」という点で私たちの考えるビジョンとも重なる点があり、大変素晴らしい意義のあるサービスだと考えます。特に、人工知能による画像認識技術を応用したサービスでは、過去の膨大なチャートの形状とテクニカル指標の分析を誰もが簡単に行える環境を創出し、テクニカル分析をトレードの柱としている個人投資家の市場における優位性を格段に高めました。私たちはこうした先行技術やサービスを常にリスペクトしています。そして、こうしたサービスが市場にもたらした価値に敬意を表しつつ、さらに個人投資家の優位性を高める支援ツール「fint.(フィント)」を開発したいと日々模索してきました。

 そこでたどりついたひとつのアイディアが「人工知能によるファンダメンタルズ分析」です。人工知能によるチャートの形状に着目したテクニカル分析が有益であることは先に述べた通りですが、昨今の市場環境を俯瞰してみるとその限界を指摘せざるをえないと考えたからです。

 先進国経済が安定的に発展傾向を維持し、なおかつ政治的不確定リスクの少ない経済・金融情勢においては確かに過去のチャートを用いたテクニカル分析もその効果を発揮しますが、現在のように先進国経済が縮小傾向にあり、なおかつ政治家や金融政策担当者の発言などで市場が乱高下する情勢においてはもっと別のアプローチが必要だと考えます。このアプローチのひとつがファンダメンタルズ分析であり、この分野に人工知能技術を活用するという点がこれまで先行しているサービスとの大きな違いとなります。

〈「ファンダメンタルズ 人工知能」で検索してみると・・・〉

 まず私たちは、ファンダメンタルズ分析を人工知能によって効率化するサービスの先行事例についてリサーチしました。というのも、既に一部の間ではこうした手法が浸透し実際のトレードにおける重要な意思決定を強力にサポートしているという情報を方々から得たからです。日々発信される政治家、金融政策担当者の発言やトピックスを人工知能を用いた自然言語処理によって瞬時に収集解析し、膨大なバックデータと関連付けて分析することで近未来の値動きなどを予測しているというものです。

 では実際にリサーチした結果はどうだったでしょう。答えはそのような技術は「公開されていない」でした。こうしたリサーチ結果などから、冒頭の「プロジェクトのビジョン」で述べた「不平等な投資環境」を強く認識するに至ったのです。 

〈ローンチまでの5つのフェーズ〉

 「fint.(フィント)」の開発プロジェクトは、以下の5つのフェーズに沿ってそのローンチを目指します。

【①法人設立 リクルーティングフェーズ】

 このフェーズでは「fint.(フィント)」開発プロジェクトに加わっていただける優秀なエンジニアを募集します。プロジェクトの趣旨はシンプルですが、プロジェクトの理念に賛同し情熱をもって開発に加われる人物であることが絶対条件となります。さらに、実際の開発においては高度な技術が要求されますので相応のスキルを持っていることを前提とし、金融分野についての知見があればなお望ましいと考えています。

【②開発フェーズ】

 実際の開発フェーズです。開発チームで開発計画を策定し、その計画に沿って開発が進められます。プログラムの内部構造やユーザーインターフェイス等に関して定例の開発会議で議論を重ね、技術的な仕様や課題を解決します。プロジェクトのビジョンで示したとおり、多くの個人投資家にとって使いやすいソフトウェアを目指すことが開発思想の根幹となります。プロトタイプが完成した段階で、次のフェーズへ移行し開発が進められます。

【③バックテストフェーズ】

 完成した「fint.(フィント)β版」を実際に稼働させ、バックテストを行います。抽出された課題の分析と改善を繰り返し、より確度の高いプログラムに仕上げていきます。

【④プロモーション&プレセールフェーズ】

 バックテストにおいて「fint.(フィント)β版」が一定の基準を満たした段階で、ローンチに向けたプロモーションを開始します。Webメディアを中心にプロモーションを展開するとともに、プレセール期間を設け期間中の購入希望者にはプレセール価格にてソフトウェア利用ライセンスを発行します。なお、この間も開発チームによるバックテストとプログラムの改善は進められます。

【⑤ローンチとバージョンアップ】

 プレセール期間終了後、一般利用者に向けた正式な「fint.(フィント)」のローンチとなります。以降はカスタマーサポートや不具合の修正、必要に応じたバージョンアップが行われます。

〈ローンチまでに必要な資金〉

「fint.(フィント)」のローンチまでに必要な最低資金は15,200,000円を想定しています。概要は以下のとおりです。

法人設立費用     :  200,000円

エンジニアに支払う報酬:  8,000,000円/年

開発環境等設備投資費 :  2,000,000円/年

運転資金       :  5,000,000円/年

【エンジニアに支払う報酬の考え方】

 「fint.(フィント)」には高いパフォーマンスが求められるだけでなく、開発フェーズからローンチ後に至るまで、技術的な機密の保持、利用ユーザーの個人情報保護など、要求される法的責任が多岐にわたると認識しています。これらを担保する観点から、一般的なITエンジニアの報酬より高い金額を設定しています。

〈ご支援いただいた皆様へのリターンについて〉

 現在、月額利用ライセンスを20,000円、年間利用ライセンスを200,000円で一般販売する予定ですが、CAMPFIREサービスを通じて当プロジェクトをご支援いただいた皆様には、無償にて年間利用ライセンスを進呈させていただきます。

〈さいごに・・・〉

 よく、「日本人は投資に弱い」という意見を目にしますが、私たちはこの認識に「fint.(フィント)」で一石投じたいと考えています。特に金融商品への投資において一般の個人投資家が得られる情報の絶対量は限られており、またそれを分析する手法についても様々な制約を受けています。こうした状況では投資判断がギャンブル的にならざるをえないのは当然ですが、「fint.(フィント)」にはそれを補完する大きな可能性があります。

 昨今人工知能技術は急速に発展しているだけでなく、知識があれば誰でもシステムに導入できるほどパーソナル化が進んでいます。こうした技術的な環境は今後ますます「ないなら作ってしまえ!」というベンチャー精神を喚起すると考えています。私たちは人工知能の投資判断支援分野への応用という点において先駆者ではありませんが、「”革命児”にはなれる」という信念を持っています。

 「fint.(フィント)」はフェアなトレード環境を提供することで既に投資を行っている個人投資家たちの武器となるだけでなく、これまで金融商品への投資に興味のなかった層や、やってみたいけど不安を抱いている層の方々に対し、幅広く門戸を開く可能性を秘めています。こうした投資機会の創出と「投資は決してギャンブルではない」という体験を増やすことで、投資人口が増加し金融市場が健全に活性化される未来を想い描いています。ご支援いただいた皆様におかれましては、私たちのプロジェクトの成功を末長く、そして温かく見守っていただけましたら幸いです。

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