2022/04/01 16:11

新年度が始まり、皆様におかれましては、
益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

ご自身のパーキンソン病による職場での孤立に問題意識を抱え、
映画「いまダンスをするのは誰だ?(いまダン)」 の製作を志した
企画者でプロデューサーの松野さんが 先週末お亡くなりになりました。
享年67歳でした。
謹んで哀悼の意を表します。

ご自身の難病と向き合いながら、自分の運命を受け容れ、
果敢に大きな挑戦を行った松野さん。

小生とは、中野の地域活動を通じて、
2014年より松野さんとは頻繁にお会いさせていただいていきました。
まさか松野さんがパーキンソン病だとは思いもよらず、 その時は大変驚きました。


小生にどうしても映画を創ってもらいたいと嘆願された際に、
映画製作は並大抵ではないので、すぐに首を縦に振ることはできませんでしたが、
松野さんの背景を伺い、何度も対話を繰り返し、
小生が知り得ないパーキンソン病の方の苦悩を理解していきました。

松野さんは、小川 順也さんが主宰するパーキンソン病当事者のコミュニティ
PD CAFEを通じて、 自身と同じような悩みを抱えている人が
たくさんいらっしゃることを知り、勇気をもらったそうです。

仕事関係とは違った仲間たちができて、
リハビリやキャンプなども積極的に企画していかれたとのこと。

小生は、最初は依頼された監督として、
原作作りや脚本制作などクリエイティブな面だけを担当していましたが、
短編映画から長編映画へと規模が拡張していくことで、
小生は自分ごととしてこの作品に携わりたいと思い、
資金調達含めプロデューサーを担うこととなりました。

オリンピックの際は、聖火リレーも務められた松野さんは、
ご自身の境遇を決して悲観的に捉えず、 映画を初め様々な活動を通じて、仲間を作り、
そして生きることは、自分の運命を受け容れた時に
自然と輝きだすということを実践されていかれました。

今夏必ずクランクインしましょうと決意したのが、今年の1月。
資金調達半ばの状況で、小生は松野さんの想いを なんとか叶えてあげたく、
関係者皆さんと連帯しながら、 連日映画のプレゼンに明け暮れております。

続々とご支援が集まってきて、撮影の実現性も高まり、
松野さんも本当に喜んでおられ、 映画が完成したら、レッドカーペットを歩いて、
世界の人たちに 生きることの素晴らしさを発信するんだと意気込まれていた矢先。

突然亡くならられてしまったことに、言葉にできない想いを 小生は抱えております。

前向きでいつも笑顔だった松野さんの魂を 映画にふんだんに込めて、世界に届けます。
松野さんの魂は、映画の中でいつまでも生き続けます。

クラウドファンディングご支援者様には、
小生はじめ関係者で活動の進捗報告やリターンのお届けなどを行って参りますので、
温かく応援いただけましたら幸甚です。

新年度皆様が笑顔でご活躍されますことを切に願っております。

映画「いまダンスをするのは誰だ?」追悼文

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