みなさんこんにちは。リンクトゥミャンマー事務局の坂田です。新事務所で働き始めてから、既に1ヶ月が経ちました。その間にも、さまざまなことがありました。ビザの関係で住居がなくなってしまった外国人の方に一時宿泊場所を提供したり、自身で活動されている方からお米のご支援をいただいたり、日本企業に就活をしている方に面接のレッスンをしたり...これらのことは、新事務所においては、以前の事務所に比べて容易に行うことができました。新しくできたNPOのスペースを確保できたので、一時宿泊場所を提供できました。また、スペースが広くなったので、ご支援いただいた何十キロのお米を保管できたり、姿勢や座り方なども含めてオンラインで面接対策をすることができました。新事務所でできることはまだまだたくさんあると考えております。地域の方が参加できるような場としたり、ミャンマーについて知れる機会を作ることができます。現在は、コロナウイルスという状況もあり、事務所を使ったイベントを開催することは難しいですが、広くなったスペースを有効に活用し、これからも定住支援や文化交流を進めていきたいと考えています。当会のクラウドファンディングも残りわずかとなりましたが、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。坂田
ミャンマー の付いた活動報告
ご覧の皆様明けましておめでとうございます。NPOリンクトゥミャンマーで事務局を担当しております、押田と申します。本ページをご覧いただき誠にありがとうございます。新事務所ぼ広々したスぺ―スで大変心地よく働くことが出来てうれしく感じています。今後このスペースで、ミャンマー人と日本人が交流できるイベントの開催などを思案している最中ですが、今回は、私(押田)がこの広々としたスペースを活用して、やりたいこと・実現したいことを少しだけ、書かせていただきたいと思います。1.ミャンマー料理教室一つ目は、日本人とミャンマー共同でミャンマー料理を作るイベントです。ミャンマー料理が大好きで、不定期で高田馬場のミャンマー料理店に行く私ですが、恥ずかしながら、ミャンマー料理を自分で作ったことがありません。「調味料をそろえるのが難しい、作り方が複雑そうなのでは?」と自分に言い訳を敬遠している人も多いのではないかと思います。そんなハードルの高いミャンマー料理作りも、ミャンマー人と楽しく話しながら教えてもらえば、簡単に作れるようになるかもしれません。それに加えて、ミャンマー人と日本人が一緒に料理を作るプロセスの中で、会話を楽しんでもらい、お互いの事にもっと関心を持つ機会にもつながります。文化や国籍、宗教などの違いを超えて、まず個人レベルでお互いに関心を抱くことで、「日本人と外国人が仲良く暮らせる社会」を実現できると信じています。「食文化交流+人の交流」を一気に楽しめる面白いイベントになりそうので、実現のために地道な準備を進めてきたいと思います。2.映画鑑賞会2つ目は、映画鑑賞会の開催です。「移民」「環境」「貧困」など様々な社会問題をテーマにした映画やミャンマーを舞台にした映画を鑑賞し、ミャンマー人を含めた参加者でお互いに意見を交換しあい、社会問題やミャンマーへの関心を深めていくイベントを開催したいと考えています。個人が持っている思想や価値観は、生まれた環境や文化、信仰によって異なっていて、ある問題への捉え方も異なっていくと思います。そうした多様性に富んだ意見を共有しすることで、お互いの文化や価値観を理解する糸口にもなりますし、いままで関心のなかった問題分野に関心を持つ貴重なきっかけになると思います。実現に向けて、様々な障壁が出てくると予想していますが、ミャンマーと日本人の両方が楽しめるイベント企画していきたいと思います。3.(ミャンマー人のためのシェルター事業)3つ目は、ミャンマー人のためのシェルター事業です。まだ実現可能性が不透明な構想段階ですので、かっこをつけさせていただきました。新事務所設立以前から、支援を提供している在日ミャンマー人から、緊急な事情で事務所に泊めてほしいとの要望がありました。経済的困窮やDVなど様々な事情を抱えて、当会事務所に来て、救いの手を求めてきましたが、以前の事務所には彼らを宿泊させるほどのスペースがなく、泣く泣くお断りしてきました。ミャンマー支援のNPOであるにも関わらず、目の前で助けを必要としているミャンマー人に必要な支援を提供できない、そうした不甲斐なさを感じ、悔しい思いをしてきました。しかし、この度新事務所が出来たことによって、宿泊スペースが生まれたので、住む場所を失ったミャンマー人が一時的に宿泊できる環境が出来ました。そして、新事務所開始から2週間たった年末のある日、居場所を失った在日ミャンマー人2名が当会に助けを求めて訪れました。詳しくは1つ前の活動報告書からご確認ください。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓https://camp-fire.jp/projects/357780/activities/229410#main現在は事務所の一部を利用して宿泊して居ますが、今後コロナウイルスで生活困窮者が増えていく可能性があるため、事務所とは別の場所でシェルターを運営しようか思案しています。居場所を失い、泊りに来たミャンマー人のための十分な宿泊環境整備のために、皆様からの支援金家具、家電、その他雑品の購入費・シェルター運営費として利用する予定です。どうかご支援宜しくお願い致します。現在は、緊急でミャンマー人に宿泊所を提供している状況ですが、今後はシェルターとしての機能を仕組化し、1つの事業として運用できるようにしていきたいと考えています。行き場を失ったより多くのミャンマー人に短期的な住居を提供し、適切な自立支援につなげられるようにしていきたいです。私(押田)がこの広々としたスペースを活用して、やりたいこと・実現したいことは上の3つで以上になります。以上の事を実現するためには、皆様からのご支援が必要です。誠に身勝手なお願いと存じておりますが、もし当会の新事務所の使い道に共感し、ご支援いただければ幸いです。冬の厳しい寒さに加えて、コロナウイルスの感染拡大が深刻化していますので、どうかお体ご自愛下さい。押田
皆様こんにちは!本プロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。リンクトゥミャンマーの岩橋です。今回は初めて新事務所で業務にあたったので、その様子をご紹介します!新事務所は駅から徒歩5分ほどの場所にあり、これまでの事務所に比べてアクセスしやすくなりました。ただ5階まで階段を上る必要があり、日頃の運動不足のせいか事務所に到着する頃には疲労感を感じました…運動はやはり大切ですね、改めて実感しました…それはさておき、本題である新事務所の様子をお伝えします!こちら会社と共有の業務スペースです。これまでの業務スペースと比較し、2倍以上広くなりました!これにより新型コロナウイルス対策も可能になり、これまで以上に快適に業務に励むことができるようになります。そしてこちらがNPOとしての独自スペースです!こちらはまだ手をつけていませんが、プロジェクトが成功した暁にはNPOだけでのミーティングや文化交流企画など様々な形で活用していく予定です。この空間で何ができるのか考えるだけでワクワクしてきます!実際にそれらを実施するためには、物品を揃えこの空間を充実させなくてはなりません。スペースがあっても、モノがないことには始まりません。実施したいあれこれが頭の中だけで終わってしまいます。NPOとしての可能性を広げるためにも、皆様のお力が必要不可欠です。多文化共生の土台作りのために、本プロジェクトにご協力の程よろしくお願いいたします。岩橋
初めに皆様こんにちは!当団体のページをご覧いただきありがとうございます。自己紹介リンクトゥミャンマーで事務局を担当しております、坂田智裕です。(*写真はモヒンガーというミャンマー料理です*)私は国際関係や国際問題に関心があり、東京大学で国際関係論を学んでいます。その中でも関心のあるもののいくつかが文化交流と定住支援です。文化交流に関心を持ったきっかけは、モンゴルに関する組織で文化交流を促進する活動をしたことです。その経験から日本とは異なる文化の魅力や面白さに気づき、モンゴル以外の国との文化交流を図ってみたいと思うようになりました。また、定住支援に関心を持ったきっかけは、ミャンマーから来たマレーシアにいる難民の教育支援のボランティアです。もともと紛争があり、その関連で難民に関するボランティアに参加しました。そのボランティアを通じて難民問題を知って行くうちに、ミャンマーの複雑性や日本国内の外国人労働者や難民の境遇を少しずつ把握して行くようになりました。そうした中で、定住支援と文化交流の双方を行っているリンクトゥミャンマーを見つけ、現在は活動に参加しております。プロジェクトにかける想い新事務所の設立によって生じる変化は他のスタッフの方が綴ってくださった通りなので、別の側面から私は考えていることをお伝えしたいと思います。私はこのプロジェクトを通して、より多くの方々に現状や私たちの活動を認知していただきたいと考えています。日本では、外国人労働者の労働環境が話題になることは少なく、ミャンマーに対する関心も必ずしも高いとは言えないと考えています。そうした状況の中でこのプロジェクトが、日本にいるミャンマー人が現在置かれている状況やミャンマー文化、そして私たちの取り組みに対して、関心を持って頂いたり、理解をして頂いたりするきっかけになればとも考えています。クラウドファンディングのページだけでなく、ホームページ、フェイスブック、ツイッターでも活動を発信して行くので、少しでも興味をお持ち頂けましたら、ご覧になっていただいたり、ご支援くださると幸いです。最後に新たな事務所で、コロナの危険性を加味しつつ、より積極的にミャンマー人に対する定住支援や日本とミャンマーの文化交流を進めていきたいと考えています。皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。坂田智裕
皆様こんにちは!当団体のページをご覧いただきありがとうございます。これから定期的に活動報告をupしていく予定ですので、是非ご覧ください。さて、本プロジェクト最初の活動報告を書かせていただきます、リンクトゥミャンマーインターン生の岩橋あかりと申します。拙い文章ではありますが、ご一読いただけると幸いです。わたしは東京外国語大学でビルマ語を専攻しています。なぜビルマ語?とよく聞かれるのですが、わたしは幼い頃にミャンマーに住んでいたことがあります。その経験に加え、人とは違ったことがやってみたい!という思いから、ビルマ語を専攻しようと決めました。大学でミャンマーについて学んではいるのですが、恥ずかしながらこれまでは日本の外にしか目を向けておらず、日本で暮らすミャンマー人について全く知りませんでした。新型コロナウイルスの影響で国内に目を向けるようになり、日本で暮らすミャンマー人をはじめとした外国人が日本人以上に新型コロナウイルスの影響を受けている現状に気づきました。リンクトゥミャンマーでは夏にもインターンをさせていただいたのですが、その際には彼らの日本での生活を確保するために、職探しなどを行いました。そのような生活支援は継続的に必要になりますが、今後コロナ禍における在日外国人への支援は第2段階に入っていくと思います。新型コロナウイルスの影響による支援は、これまでは直接的でスピードが求められるようなもの(生活費の確保や職の確保など)が中心でしたが、今後はウィズコロナ、アフターコロナに即した長期的な支援が必要になっていきます。また現在は実施できていませんが、今後日本人とミャンマー人の交流の機会を設けていきたいと考えています。しかしながら、現在の事務所の広さではより発展的な支援や交流ができません。さらにソーシャルディスタンスを確保するという意味では、ウィズコロナ、アフターコロナに対応した事務所ではないのが現状です。新しい事務所を充実させることで、上記の現状を打破し、日本人とミャンマー人の間をつなぐ多文化共生の場として活用していくことができます。こんな時なのに…ではなく、こんな時だからこそ、多文化共生を促進していく必要があると思います。その第一歩としての新事務所への支援にどうかご協力をお願いいたします。岩橋あかり