ご覧の皆様明けましておめでとうございます。NPOリンクトゥミャンマーで事務局を担当しております、押田と申します。本ページをご覧いただき誠にありがとうございます。新事務所ぼ広々したスぺ―スで大変心地よく働くことが出来てうれしく感じています。今後このスペースで、ミャンマー人と日本人が交流できるイベントの開催などを思案している最中ですが、今回は、私(押田)がこの広々としたスペースを活用して、やりたいこと・実現したいことを少しだけ、書かせていただきたいと思います。1.ミャンマー料理教室一つ目は、日本人とミャンマー共同でミャンマー料理を作るイベントです。ミャンマー料理が大好きで、不定期で高田馬場のミャンマー料理店に行く私ですが、恥ずかしながら、ミャンマー料理を自分で作ったことがありません。「調味料をそろえるのが難しい、作り方が複雑そうなのでは?」と自分に言い訳を敬遠している人も多いのではないかと思います。そんなハードルの高いミャンマー料理作りも、ミャンマー人と楽しく話しながら教えてもらえば、簡単に作れるようになるかもしれません。それに加えて、ミャンマー人と日本人が一緒に料理を作るプロセスの中で、会話を楽しんでもらい、お互いの事にもっと関心を持つ機会にもつながります。文化や国籍、宗教などの違いを超えて、まず個人レベルでお互いに関心を抱くことで、「日本人と外国人が仲良く暮らせる社会」を実現できると信じています。「食文化交流+人の交流」を一気に楽しめる面白いイベントになりそうので、実現のために地道な準備を進めてきたいと思います。2.映画鑑賞会2つ目は、映画鑑賞会の開催です。「移民」「環境」「貧困」など様々な社会問題をテーマにした映画やミャンマーを舞台にした映画を鑑賞し、ミャンマー人を含めた参加者でお互いに意見を交換しあい、社会問題やミャンマーへの関心を深めていくイベントを開催したいと考えています。個人が持っている思想や価値観は、生まれた環境や文化、信仰によって異なっていて、ある問題への捉え方も異なっていくと思います。そうした多様性に富んだ意見を共有しすることで、お互いの文化や価値観を理解する糸口にもなりますし、いままで関心のなかった問題分野に関心を持つ貴重なきっかけになると思います。実現に向けて、様々な障壁が出てくると予想していますが、ミャンマーと日本人の両方が楽しめるイベント企画していきたいと思います。3.(ミャンマー人のためのシェルター事業)3つ目は、ミャンマー人のためのシェルター事業です。まだ実現可能性が不透明な構想段階ですので、かっこをつけさせていただきました。新事務所設立以前から、支援を提供している在日ミャンマー人から、緊急な事情で事務所に泊めてほしいとの要望がありました。経済的困窮やDVなど様々な事情を抱えて、当会事務所に来て、救いの手を求めてきましたが、以前の事務所には彼らを宿泊させるほどのスペースがなく、泣く泣くお断りしてきました。ミャンマー支援のNPOであるにも関わらず、目の前で助けを必要としているミャンマー人に必要な支援を提供できない、そうした不甲斐なさを感じ、悔しい思いをしてきました。しかし、この度新事務所が出来たことによって、宿泊スペースが生まれたので、住む場所を失ったミャンマー人が一時的に宿泊できる環境が出来ました。そして、新事務所開始から2週間たった年末のある日、居場所を失った在日ミャンマー人2名が当会に助けを求めて訪れました。詳しくは1つ前の活動報告書からご確認ください。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓https://camp-fire.jp/projects/357780/activities/229410#main現在は事務所の一部を利用して宿泊して居ますが、今後コロナウイルスで生活困窮者が増えていく可能性があるため、事務所とは別の場所でシェルターを運営しようか思案しています。居場所を失い、泊りに来たミャンマー人のための十分な宿泊環境整備のために、皆様からの支援金家具、家電、その他雑品の購入費・シェルター運営費として利用する予定です。どうかご支援宜しくお願い致します。現在は、緊急でミャンマー人に宿泊所を提供している状況ですが、今後はシェルターとしての機能を仕組化し、1つの事業として運用できるようにしていきたいと考えています。行き場を失ったより多くのミャンマー人に短期的な住居を提供し、適切な自立支援につなげられるようにしていきたいです。私(押田)がこの広々としたスペースを活用して、やりたいこと・実現したいことは上の3つで以上になります。以上の事を実現するためには、皆様からのご支援が必要です。誠に身勝手なお願いと存じておりますが、もし当会の新事務所の使い道に共感し、ご支援いただければ幸いです。冬の厳しい寒さに加えて、コロナウイルスの感染拡大が深刻化していますので、どうかお体ご自愛下さい。押田
難民 の付いた活動報告
自己紹介&プロジェクトにかける想い②自己紹介NPO事務局を担当しています押田悠希です。現在、法政大学法学部国際政治学科4年に在籍しています。2020年2月にミャンマーに1か月滞在して以来、ミャンマーの事が好きになり、ミャンマー語を日々学習しています。先日ミャンマー語検定M1を始めて受け、リスニングテストの出来なさに絶望しました。(笑)2020年11月頃からミャンマーの日系企業で1年間インターンする予定でしたが、コロナウイルスの影響で日本にとどまり、リンクトゥミャンマーで働きながらミャンマー行きを待っています。最近は行きつけのネパール料理屋に毎週行って、マトンカレーを食べるのが楽しみです。ちなみに、好きなミャンマー料理は、トウフジョー(揚げ豆腐)とモヒンガー(魚のスープに米の麺が入ったミャンマー伝統の麺料理)です。※写真の左側に写っているのが自分で、右側がミャンマーのピーという町でお世話になったゲストハウスのオーナーさんです。プロジェクトにかける想いまず、皆様には新事務所が設立されることによって起こる変化について、知っていただきたいと思います。新事務が出来たことで私たちの何が変化するのでしょうか?1.ウィズコロナの安全な環境が整う今のコロナのご時世では、ソーシャルディスタンスで2m以上他の人との間隔をあけることが推奨されています。しかし、これまでの事務所は約40平米で会社と共有で使用しておりそのソーシャルディスタンスを実現できるほどスペースがありませんでした。コロナ渦でも、十分な感染対策を施し、安全な距離を取って多くの相談支援に対応してきましたが、狭い場所での活動はやはり安全とは言えません。ミャンマー人が安心して相談できる環境を整える事は、コロナ渦の支援現場において極めて大きな意味があります。例えば...これまでは会社と共有のスペースで行っていた日本語レッスンが、十分なスペースの有る環境で受講できるためある程度の安全は担保され、今回設けた独立スペースによって周りを気にせず受講できるようになるので、在日ミャンマー人の日本語学習も一層はかどります。ミャンマー人に対して行っているパソコントレーニング教室も快適な環境で受講することにつながります。加えて、新事務所設立によって、当会で働くスタッフの労働環境にもポジティブな変化が生まれます。現在は、当会で働く事務局も会社とスペースを共有して勤務している状況ですが、新事務所が出来れば、NPOの独立したスペースが確保できるので、ウィズコロナに適した環境で働くことができます。また、十分なスペースがある新しいでオフィスで働くことによって、モチベーションも上がります。加えて強調しておきたいのが、NPO活動継続には事務局やインターンメンバーの活躍が不可欠です。運営メンバーが活躍できる十分環境を整えることによって、より発展的な支援が可能なり、より多くのミャンマー人を支援できるようになる考えております。そして、今後当会のメンバーが活躍できるような環境を整えるためには、皆様からのご協力が必要です。2.文化交流イベントが事務所で出来ようになる。新事務所はNPOの事務所としての役割だけでなく、ミャンマー人と日本人の交流スペースやイベント会場としても運用していく予定です。新事務所の広々としたオープンスペースを活用して、映画鑑賞会、ミャンマー料理教室などミャンマーの魅力を知ってもらえるような化交流イベントを行いたいと考えています。日本人にミャンマーの魅力を知ってもらい、ミャンマー人に日本の魅力を知ってもらう機会を、リンクトゥミャンマーが新事務所を起点に積極的に作り、日本人とミャンマー人で楽しい時間を共有できる機会が出来れば、長期的に在日ミャンマー人と日本人の摩擦を減らしていけると信じています。以上、新事務所設立で起こる主な変化でした。コロナ感染拡大が再び深刻化している厳しいご時世で、このようなお願いをするのは大変心苦しいですが、日本の未来のため、日本に来る外国人のために、本プロジェクトを応援していただけたら幸いです。