こんばんは、劇団IQ5000です。
劇団員が有鄰館演劇祭への思いを綴りました。
第四回は藤原理恵子よりお届けします。
『成長と温もりたっぷり桐生市!!』
初めての群馬県桐生市は、私がまだIQ5000に入る前の有鄰館演劇祭『マンホール・ロケット』を客として観に行った時でした。
敷地に入った瞬間にここで芝居が観れるんだとワクワクしました。
会場は味噌・醤油蔵で建物の壁や届きそうな木製の天井はこれから繰り広げられるであろうストーリーを更に期待させてくれました。
ここで『マンホール・ロケット』が観れた事で、いつか役者として私もこの場所に立ってみたいと感じたのは今でも覚えています。
時が少し経ち、私も劇団に関わるようになり有鄰館演劇祭に参加させて頂く事になりました。
本番はIQ2500(IQ5000の研修生)から正式な劇団員になってから一週間後でした。
正式な劇団員になってからの初舞台が有鄰館演劇祭バージョンの『熱血!夜間学校クラブ!略してヤガク!』でした。
煉瓦蔵でのヤガクは雰囲気がまたとてもよくマッチしていて。背景にもなった壁の煉瓦は照明にあてられると本当に綺麗で、思わず写真に撮りました。(この時の画像は今だにツイッターの壁紙に使わせてもらっています!)
この時の私はとにかくガムシャラで、涙も自然とこぼれてしまう有様でした。正直メンタルは凄くやられていたと思います。
そんな中で桐生市の方々や関わった群馬の皆さんは本当にあたたかくて。宿泊した場所でも、会場でも、観にきて下さった皆さんみんな気遣って下さって嬉しかったです。
また観たいと声をかけて頂いて、劇団員として来れて良かったなと本当に思いました。
有鄰館演劇祭は私の成長とIQ5000の思い出がたくさん詰まった催しです。
大事に、そして今年も皆さんの記憶に残るように、頑張ります。
藤原理恵子