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「日本でいちばんソーシャルグッドがうまれる学校」を創りたい!

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

東京学芸大学附属国際中等教育学校の特徴のひとつは、生徒のソーシャルアクション(社会貢献活動)です!私たちは、様々な課題解決に楽しんで取り組める生徒の育成が、これからの社会にとって必要不可欠だと思っています。みなさまの応援をもとに、課題解決に取り組みやすい環境づくりと、そのメソッドの共有を実現します。

現在の支援総額

1,124,000

112%

目標金額は1,000,000円

支援者数

82

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/12/25に募集を開始し、 82人の支援により 1,124,000円の資金を集め、 2021/02/27に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,124,000

112%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数82

このプロジェクトは、2020/12/25に募集を開始し、 82人の支援により 1,124,000円の資金を集め、 2021/02/27に募集を終了しました

東京学芸大学附属国際中等教育学校の特徴のひとつは、生徒のソーシャルアクション(社会貢献活動)です!私たちは、様々な課題解決に楽しんで取り組める生徒の育成が、これからの社会にとって必要不可欠だと思っています。みなさまの応援をもとに、課題解決に取り組みやすい環境づくりと、そのメソッドの共有を実現します。

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2021年2月7日(日)に開催されたクラウドディングキャンペーン「日本でいちばんソーシャルグッドがうまれる学校」オンラインイベントのイベントレポート第2弾をお送りします!

今回も、第一部の在校生によるセッションの内容をお届けします。
レポートは、参加した在校生が作成してくれました。

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vol.001 周囲の環境の大切さ〜ISSだからこそつくれる環境〜②

グループ②のメンバーは現在高校3年生のアヤナさん、トウコさん、ソノミさんです。

3人は同じ授業「国際協力と社会貢献」(以下国際A)を取っていたのですが、その授業以外で様々な活動や経験をしているメンバーなのでそれぞれお話していただこうと思います。

1. 社会貢献について〜SA活動〜

-まず、3人が取り組んでいたことを聞く前に、アヤナさんとトウコさんは留学していましたよね?留学先のことや日本との違いを感じたことはありましたか?

アヤナさん:私はアメリカに留学していました。アメリカでは学校で行われるチャリティーイベントが身近にあり、社会貢献を真面目に捉えすぎない環境があります。みんなでお揃いのチャリテーTシャツを作るなど、楽しい雰囲気で寄付や募金活動ができました。

日本へ帰り、授業で寄付や募金についてディスカッションをすると、「ちゃんとしなければいけない」という雰囲気があり、「楽しさ」と「ちゃんとしなければいけない」のをどうしていけばいいのか、という話になりました。

-「ちゃんとしなければいけない」というのはどのような背景から話に出てきましたか?

アヤナさん:例えば、自然災害への支援であれば、マイナスのことを楽しく捉え、お祭りのようにすることをよく思わない人たちもいると思います。寄付や社会貢献活動の目的に応じて国や文化のイメージも違うなと感じました。

-確かに日本では社会貢献や寄付が身近にないからこそ、「ちゃんとやらなければいけない」、「しっかりしなければいけない」というイメージがあるのかもしれませんね。

-それに関してソノミさんはどう思いますか?

ソノミさん:日本人には「ちゃんとしなければいけない」「しっかりしなければいけない」という意識が潜在意識として自分たちの中にあるものだと思っています。例えば、それが顕著に現れているのは、中学生から英語を学んでいるのに日本語を話せないという日本人は多いのに対し、私が暮らしていたフィリピンでは一単語でも知っていれば日本語を話せるという、「話せる」の基準の違いです。意識の違いや基準の違いが社会貢献にも現れていて、悲観的に捉えがちなのではないでしょうか。

でも、国際Aの授業では「それな」という言葉を使うなどフランクな雰囲気があり、大人っぽい会話をしているけれども、高校生の要素を取り入れた雰囲気から私たちは社会貢献を楽しもうとしている感じがします。

-なるほど、自分たちが経験してきたことや持っているバックグランドの中に、話し合いの中のヒントがたくさんあったのですね。トウコさんはどうですか?

トウコさん:私が国際Aの授業を選択してよかったと思っている点は、ボリビア留学中の孤児院でのボランティア経験を授業で共有する機会があったことです。そのような機会は日常生活の中であまりなく、話すことでみんなに広がったり、自分での理解も深まったりしたことがよかったです。

-ちなみに、どのようなボランティアに参加したのですか?

トウコさん:興味本位で孤児院に働く知り合いについて行き、ボランティアを集めていたわけではないのですが、自ら頼み、ボランティアとして毎日通うことになりました。

-その経験で学んだことやシェアしたいことはありますか?

トウコさん:授業でいろいろなNPOやODAの活動をみてきましたが、それらは先進国だからできることだということを実感しています。ボリビア国内にもあるけど、海外からの支援の方が多いという印象です。そこで「先進国で暮らす私ができることはなんだろう」、ということに授業を通して気がつけたことが一番大切だと思います。

-授業を通して「こんなこともできるのではないかな」「これからしていきたいな」というようなテーマに気がつけたのかもしれないですね。また、ディスカッションベースの授業を高校で行うことができるのは社会に出たときに役に立つ経験だと思います。


 2. 18歳意識調査について

-みんなは小さなことから社会を変えることができるという気づきを得てきたと思うけど、社会ではまだまだその意識は少ない。どうしたらもっと意識が高まっていくのか、という話はしましたか?

アヤナさん:ISSでは社会貢献活動をする機会があり、常に多くの生徒が活動している環境があります。その中でもこの授業を選択している生徒は社会貢献活動に関心が多く、それらに関心を持たない人たちは私たちを「意識高い系」と呼ぶと思うんです。「あの人たちは意識高い系だから自分たちとは違う」と言われがちである、という話は授業でも上がりました。勉強や部活など忙しい中でどうすれば参加しやすくなるのかと議論したのが印象に残っています。

-ソノミさんはどう思いましたか?

ソノミさん:私が感じた壁は、ISS生は海外から日本を見ている人や、海外経験を通して世界との違いを知っている人が多く、その視点から見ると、18歳の意識調査では日本のような先進国の学生たちは未来に可能性を感じていない悲観的な人が多いような気がします。逆に成長を遂げている発展途上国の学生は「これから自分たちにできることがある」と考えている人が多いような印象です。それは日本がどれだけ恵まれているのか、ということを知らない人が多いのかな、と思っています。住んでいたフィリピンは発展途上国であり、ストリートチルドレンなどの貧困問題の現状をこの目で見た経験から、日本には恵まれた環境に気がつくことができました。でも、もしフィリピンで生活した経験が無ければ、そのことに気がつくことはできていません。海外経験は社会貢献をする上で従業な経験であり、「外の視点から日本を見て見る」ことが今必要とされていることなのかな、と感じました。

-外の視点がないと、私たちが置かれている環境の現状に気がつくことができない、ということですね。確かに、それが世の中にある問題や課題に敏感になれないのかもしれない。

-トウコさんはどう思いましたか?

トウコさん:私も「外からの視点」はとても大切だと思いました。
また、日本の結果がどうしてこうなっているのだろう、と考えると、私の周りにはこの授業をとっている友達しかいません。例えば、東京以外に住んでいる人や社会貢献活動をしていない人たちの考えがわからないということに気がつきました。その視点から、このような授業が増えて、たくさんの交流の場ができれば、日本の若者も前向きになっていくのではないかな、と思いました。

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講座を通して、様々なギャップにあらためて気づいた3人。
気づいたからこそ、次はどうしよう、と未来に向かっていることが良くわかります。
中高生の社会貢献活動が「意識高い系」とされる印象ですが、みんなが大学生、そして若手の社会人として活躍していくことで払拭されていくんでしょうね。
そして、後に続く後輩たちの大きな支えになると思います。

今回のレポートは、イベント第1部でグループに別れた際のBグループの内容です。

ISSでの"学び"がどんなものだったのか、生徒自身の言葉で実感してみてください!

クラウドファンディングも、あと6日!
もうすぐ目標達成です!
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