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稽古場記録第二弾です。
今回も12月中旬に行った稽古の様子を、お届けしたいと思います。
稽古DAY5 よっしゃ景気よく読み合わせたろかいの巻
この日は、読み合わせ(動きなどはつけずに、俳優たちがそれぞれの役を読むこと。)を行いました。
感染症対策のため、稽古場では全員フェイスシールドとマスクを着用しています。
今まで文字だった物語が、はじめて役者の声で歩き出す瞬間。カンパニー全体が緊張と期待に満ちていきます。
みんなで作品を探検するかのように、フェイスシールドの向こうの目を読み合いながら進めていきます。
台本は、うぐいす色の表紙に動き出しそうな題字が入った粋な装丁です。
クラウドファンディングではいくつかのコースで、脚本のリターンをご用意しています。皆さまにも、初めて脚本を読むあのワクワクを、体験して頂けたらと思います。
また、公演をご覧頂いたあとに脚本を読んで頂くと、作品の色んな表情をよりじっくりと感じて頂けると思います。「え、これはト書きであれはアドリブだったんかい!」と愉快な発見をしていただけること間違いなし。
芝居稽古前にリモートで、作曲の久野とキャストは歌稽古を実施していました。
読み合わせ中、歌パートは実際に歌い、ミュージカルとしての作品の世界観やテンションを全員で把握していきます。
『なんのこれしき2020』の劇中曲は挑戦的でオリジナリティ溢れるものばかり。それぞれに練習してきたパートが重なって、曲の美しさや面白さが見えて来ました。ここからもっと密度を上げていきます。
劇中曲CDがリターンのコースもありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ボリューム満点の劇中曲。楽譜がごった返して小さくなってしまった主演の足です。
読み合わせには、作品の方向性を掴むために振付や助手の方も同席しました。クオリティの高い制作には、まずチーム全体がイメージを共有することが重要なのです。
緊張感があり、インスピレーションもたくさん生まれたいい読み合わせでした。ここから演出のリードのもと、作品を深くのびやかに尖らせていきます。
第ニ回稽古場リポートは以上です!
感染症対策を尽くしながら、今後も邁進してまいります。応援よろしくお願いいたします!
【コロナ禍でも、高いクオリティの作品を安全に多くの皆様にお届けしたいです。皆様からのご支援をお待ちしております。また、すでにご支援いただいた皆様には、心より感謝申し上げます。『なんのこれしき2020』スタッフ・キャスト一同】
ミュージカル『なんのこれしき2020』
2021年3月11日-15日 BOX in BOX THEATER
企画製作:東のボルゾイ