3月19日、名古屋市福祉協議会が主催する「子ども食堂フォーラム」を聴講しに行きました。多くは子ども食堂を運営している方が多かったのでは…と思いますが、支援する側も理解を深める良い機会でした。
貴重講演をされていた一般社団法人全国食支援活動協力会の専務理事 平野覚治氏のMEALS ON WHEELという言葉は初めて聴きました。気になって後で調べ直したのですが…アメリカ発祥の食支援(身体の不自由な人に食べ物を届ける)サービスだそうです。
その前に、たまたまオンラインの同窓会@シカゴ支部に参加し、アメリカには「子ども食堂はあるのか?」とアメリカの話しを聞いたりしていたのでなおさら興味深かったです。
アメリカには、日本と全く同じ「子ども食堂」という形のものがあるか?というと、イコールではなく似たようなものはあるそうです。例えば、食べ物をバックパックいっぱいに詰めたのを配ったり、公立の小中学校で朝ごはん(夕ごはん)がたべられたりする。活動は民間企業などが支援する形。企業はとても積極的であり、それが地域の価値を高めること…と思っている。という話しを聞いて感動しておりました。
さすがチャリティーが盛んなアメリカだなあ…と思うのと同時に、日本の子ども食堂は世界に誇れる独自のシステムだと。
それに対して、ご指摘をいただいたのですが、日本の子ども食堂がアメリカでは成立しない背景…
「アメリカだと大半の地域では車でないと移動できず、かつ12歳未満の子が以上の子か大人同伴で出歩かなければいけない法律がある。」
ということです。特に、治安の良い日本だからこそ成立する…ということに、またまた目から鱗です。
ちょっと長くなりましたので、もう一つお知らせしたい事は別の報告としてお送りいたします。