とても貴重なお茶が岐阜県伊吹山麓より届きました。
日本に約3%しか残っていないとされる、在来品種のお茶です。
在来種とは品種改良されていない品種であり、種をまもり栽培し続けることでしか収穫することができません。毎年作り続けなければ失われてしまう品種です。地域に根付き受け継がれている在来種は、収穫量の少なさから市場に出回ることは珍しいため、現代では日常生活で在来種を口にする機会はほとんどなくなっています。
私は地方で在来種の大豆や生姜などを探していましたが、在来種の日本茶はそれまで耳にしたことがなく、この日本茶との出会いは偶然の縁がつないでくれたとても幸運なものでした。
生産性や利益率の追及の過程で効率の良い品種改良種が出回り、お茶本来の味は失われつつあります。おそらくほとんどの人が口にしたことさえないこの味を、一人でも多くの方に味わっていただきたいものです。
ギャラリー白鯉の軸となる日本が守るべき伝統工芸品や、手仕事から生まれる唯一無二の美術品と同様、在来種は受け継ぐべき価値を備えています。
手摘み、手切りの伝統技法により受け継がれたてきた日本の文化をぜひともお楽しみください。
以下の3種からお選びいただけます。
1. 春摘煎茶
2. ほうじ茶
ほうじ茶は、茶葉を焙煎することでカフェインが少なくなるため女性の方、お子様にも安心してお飲みいただけます。
3. 秋摘煎茶
生産数の少ない秋摘み茶。旨味が大変濃厚で健康にも良いとされています。旨み成分であり美容にも良いとされるティアニン(アミノ酸)が約2.4倍、GABAは60倍。カフェインは約5分の1に留まります。
このうちの2種とオリジナルの陶器フリーカップをセットにしたギフトボックスもお求めいただけます。陶器は陶作家の市川さんに1点ずつ制作していただいたもの、底部に白鯉のロゴが入っています。日本茶のパッケージも陶器に合わせてデザインしました。
文末には日本茶をご提供いただいた春日薬草店さんのご紹介を掲載します。
TAL.TOKYO
森山直美
【製造者情報】
春日薬草店
https://ibukiherbs.thebase.in/
春日薬草店のホームページより、日本茶以外にも茶器などもお求めいただけます。