2021/01/21 21:30

こんばんは。

本日は、こと葉のお話です。


ある日、近所のお家の付近で猫が鳴いていました。とても必死で鳴き叫んでいます。

どうしたのだろうと思い、そのお家の方と話をすると

「その猫が庭で子猫を産んでいたのだけど、急に子猫だけ居なくなった。どこに行ったのか分からない」と言われました。

私も子猫を探して、近所の方に聞いて回ったのですが子猫は居ませんでした。


母猫を見るととても小さく、まだ大人になりきれていないまま出産したようでした。

昼夜問わず母猫は子猫を探し続け鳴き叫びます。

うるさいと近所の人に怒鳴られ、追いかけ回されて、水をかけられる事もありました。そのせいでどんどん人間を警戒するようになりました。

とにかく早くこの子を保護しないといけないと、毎日必死でした。


そして徐々にここには来ていいんだと思ってくれたようで、私がいても姿を見せてくれるようになりました。

それから1ヶ月ほどかけてやっと保護できて、その子に「こと葉」と名付けました。

お家に入っても、こと葉は子供を探して鳴き続けましたが、好きなおもちゃで遊んだり、最初は噛むだけだった私の手を撫でてと自分の手で持ったりと、そうしていくうちに落ち着いていきました。


しかし、咳をするようになり、こと葉の胸に耳を当てると雑音が聞こえました。先天性の心臓病の猫が居たので、これはおかしいと思い病院に行きました。

そして先生から「この子は、今まで経験した事のショックから心臓が悪くなっている」と言われました。

投薬を続けながら今は体調は落ち着いていますが、体調の悪い時は酸素室に入院しなければいけません。いずれは酸素室のレンタルもした方がいいと先生から言われています。

ストレスが一番良くないので、こと葉が落ち着いておだやかに過ごせるようにこれからも頑張らないといけないと思っています。

ご支援、拡散、温かいお言葉本当にありがとうございます。

お身体にお気をつけてお過ごしくださいね。読んでくださってありがとうございました。