2021/02/13 20:59

みなさん、こんにちは。茨城県潮来市にあるお寺、潮音寺の住職・村上定運です。本日、クラウドファンディングの支援額が300万円を突破いたしました! 160人を超える方にご支援いただき感謝の気持ちでいっぱいです。

また、本日は茨城新聞でも花あかりのことを紹介していただきました。


◆いま改めてお伝えしたい、花あかり開催への想いとは?

「花あかり」は、フラワーライフ振興協議会による「献花式」と、潮音寺が毎年開催している「万燈会(まんとうえ)」を同日に実施するというイベントです。

会場となる潮音寺は、2011年の東日本大震災で甚大な被害を受けたお寺です。花あかり当日の2021年3月11日は、震災から10年を数える節目の日。

元々、震災で亡くなられた約2万人の犠牲者への追悼、復興への想いをろうそくの明かりに込めてお祈りする「万燈会」を開催する予定でした。

そんななか、コロナ禍で大きな問題となった「フラワーロス問題」を知りました。2020年以降、様々なイベントが中止になったことで、使われることなく廃棄されてしまうお花が大量に発生しています。

そうした事態を受け、少しでもこの問題の周知・解決の輪を広げたいという想いから、花あかりは企画されました。このプロジェクトでは、みなさまからのご支援によってフラワーロスに苦しむ生産者の方からお花を購入し、境内に飾ります。

そのお花は廃棄せず、お寺に隣接する慈母学園の卒園式の装飾や、卒園児へのプレゼントに使用されるほか、クラウドファンディングのリターン品として支援者のみなさまに届く仕組みとなっています。

現地では感染対策を徹底するほか、リモートでの参拝・参加ができるようオンライン配信を実施。境内いっぱいのお花と明かりを全国へ発信します。

距離が離れていても、想いを形にして届ける技術がある今。震災からの復興活動を10年続けてきたこの場所で、みなさんといっしょに希望を持って進んでいけるように、当日まで走り抜けたいと思います。