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気がつけば、もう3月ですが…TIMER ROBOの持つさまざまな効能についてのレポート第2弾をお送りします。
今回のテーマは、テレワークで陥りやすい健康問題についてです。「コロナ太り」などという言葉もあるように、時間が自由に使えるテレワーク環境は、気がつかないうちに健康に対して悪い影響を及ぼしがち。今回はそんな健康面に対するTIMER ROBOの効能をお知らせします。
皆さんは“フレイル”という言葉を耳にしたことがありますでしょうか?
フレイルとは、ひと言でいえば「加齢によって心身の衰えた状態」のことです。ただ、これだけでは「カラダが弱った高齢者」のことかと勘違いされそうですので、もう少し詳しく説明します。
厚労省によれば、フレイルとは「加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態であるが、一方で適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態像」と定義されています。つまり、「心身が弱った状態」ではあるが、「改善することができる状態」でもあるということです。
説明が少々長くなりましたが、このフレイルが実は高齢者だけでなく、もっと下の世代にも広がってきている…というのが今回のテーマです。いわゆるフレイル予備軍が増えてきているということです。
フレイル状態であるかどうかは、一般的には下記の5項目で判断されており、3項目以上該当した場合をフレイル、1~2項目該当した場合をプレ・フレイル状態にあると言われています。
<フレイルの判断基準>
①体重減少
②主観的疲労感
③日常生活活動量の減少
④身体能力(歩行速度)の減弱
⑤筋力(握力)の低下
それぞれの項目についての詳述はしませんが、コロナ禍やテレワーク(在宅ワーク)の導入によって“巣ごもり”が続くと、②や③の状態に陥りやすいのは、誰でもわかるような気がします。ですが、それだけではなく、高齢者でないにもかかわらず、知らず知らずのうちに④や⑤の状態に陥る場合もあるようです。
これはコロナ禍以前の話ですが、知人のコピーライター氏からこんな経験談を聞いたことがあります。あるキッカケから自宅を事務所にした40歳代の彼は、それまで以上に自家用車を頻繁に使うようになったとのこと。そんなある日、ふと「きちんと歩けない自分」に気づいたそうです。家では座ったままの仕事、出かける際は車ということで、ほとんど歩かずにいたせいで、いつのまにか道を歩いてもまっすぐに歩けなくなっていたそうです。「これはヤバイな」と真剣に思ったそうです。
その気づきのせいで、それからはなるべく歩くようにして以前の歩く感覚を取り戻したそうですが、こういったことが今、この時代においてはめずらしくない出来事になってきているような気がします。
雑誌AERAの2月15日号の特集に『フレイルになりたくない~現役世代こそ今から防衛』という記事があります。「ほとんど在宅勤務になり、通勤の往復の六千歩がなくなり、平日買い物などに行かないと200歩程度」という35歳の女性会社員や、「外回りもなくなり、在宅勤務になったので運動しなくなり、階段で1階上がるだけでも息切れがしてしまう」という23歳の女性会社員などの声を紹介しながら、テレワークによって誰でもフレイル予備軍になる可能性があると注意を促しています。
同じ記事の中では、コロナ禍での「座りすぎ」時間の増加を懸念する記述もあります。「座りすぎの問題とは、座っている間、太ももやふくらはぎが動かず、代謝や血流が悪化する (中略) その結果、腰痛や肩こりなどの運動器の故障のほか、肥満や糖尿病、高血圧、動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞などの死亡リスクが高まる」と指摘されています。さらに「座る時間が及ぼす健康リスクは、週末にジムに通ったり1日30分歩いたりする程度では相殺できない」との厳しい指摘もあります。
TIMER ROBOは、仕事をする時間(デスクワーク等の時間)と休憩する時間(デスクから離れる時間)を細かく記録することができます。そしてその記録が、「座りすぎ」を防ぎ、こまめにカラダを動かすための習慣づくりにつながっていきます。
テレワークが原因でプレ・フレイル状態にならないためにも、ぜひTIMER ROBOをお役立ていただければと思います。