こんばんは。プロジェクトオーナーのナカハラユウカです。
今日は第一回目のバースデーランウェイの活動について振り返ってお話ししたいと思います。
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私はバースデーランウェイというプロジェクトを思いついて3ヶ月後にバースデーランウェイを開催しました。立ち上げようと思ったきっかけがあるのですが、それはまた別の機会にお話しできたらと思います。
私はイベントを開催するのが初めてだったため、イベントの知識は一切ありませんでした。舞台やライブを見に行く機会もなくエンターテイメントとは無縁の人生だったので、このバースデーランウェイを創ることは私にとってゼロからのスタートでした。
当時私は舞台衣装を制作する仕事をしていたので衣装は自分で製作することができたのですが、私ができることはそれくらいでした。
資金がほとんど無かったので、ちょうどその時に入ったボーナスの10万円で開催することを決めました。一人でスタートさせたので、今の自分ができる範囲でまずこの一回目を形にすることが重要だと思いました。
10万円の予算で主催イベントを開催するのは難しく、共催という形で関西コレクションエンターテイメント(KCE)が運営するイベントの中でバースデーランウェイを開催しました。50人規模の小さなクラブイベントです。
とてもありがたいことにイベント開催を決めてから出会った企業の方にプロジェクトへの思いを話したところ、強く共感してくださり、後援していただけることになりました。
当時私はSNSもほとんど使っておらず、想いを伝える手段は自分の言葉しかありませんでした。実績もイメージできる画像もないブログに、バースデーランウェイの思いを文字だけで綴りました。後援してくださった企業の方はそのブログをいろんな方に共有してくださり、衣装制作やヘアメイクを協力してくださる方に出会うことができました。想いに共感して人が集まる、という感覚をその時初めて知りました。
私は初めてイベントを運営してみて、無知識で浅はかだったことをたくさん痛感し何度も心が折れそうになりました。でも、私は何か一つのことを成し遂げたのが、人生でこれが初めてでした。開催直前まではもう次はやらないとまで思っていましたが、イベントが終わったあと、私はバースデーランウェイを立ち上げた時と同じことを思っていました。
「バースデーランウェイは誰かがこれからの人生に一歩踏み出すきっかけになる。必ず誰かの支えになる。」
全て辞めるはずだった私でしたが、ショーが終わった後はもう次のバースデーランウェイにむけて期待していたのです。その次のバースデーランウェイというのが2021年5月8日(土)に行うイベントです。
前回は"カタチにすることができた"という意味では良かったのですが、演出などはほとんど主催のイベントにお任せしていたため、自分が理想としていたものにはまだまだ遠いのが現実でした。客観的に見た時にファッションショーに見えてしまっていたことが私にとっては一番の課題でした。
今回は試行錯誤しながら理想の形に近づけるように、バースデーランウェイのあり方について改めて考え、形を変えていきました。
私たちはバースデーランウェイと共に成長していきます。一度きりの人生を自分の意思で強く生きる人が一人でも増えるように、精進していきたいと思います。
ぜひ、応援よろしくお願いいたします。