こんにちは。プロジェクト実行者の牧野翔太郎です。この度、新たにご支援いただきまして、支援してくださる方の合計が9名、ご支援総額が78000円に到達したことをご報告させていただきます。本当にありがとうございます。右も左も分からない中のクラウドファンディング、多くの方に助けていただきながら進んでいます。仕事が遅く、期待に応えることが遅くなってしまうかもしれませんが、できるかぎりを尽くしております。まもなく、1名の生徒さんとの個別指導を開始するため日程調整に入ります。あと3日、ということですが、このプロジェクトはゴールではなくむしろここからがスタートだと考えていますので、終わりということをあまり意識したくはありません。形式上はプロジェクト終了となりますが、活動報告をできるかぎりさせていただきたく思いますので、何卒応援いただけますと幸いです。牧野翔太郎
教育格差 の付いた活動報告
こんばんは。プロジェクト実行者の牧野翔太郎です。改めてですが、私は今塾講師のアルバイトをしています。その中で思ったことは多くあるのですが、今回は大きく2つを書かせていただきます。まず、塾というのは幸せな環境だということです。わたしも中学の頃、英進館という集団熟に通っていました。そこでは同じ高校を志す仲間がいて、合格に向けて切磋琢磨し合える環境がありました。私は集団塾でしたが、個別指導では先生がつきっきりで教えてくれる環境があります。私自身も塾講師をする中で、複数人の生徒を担当していますが、一人一人に対して頼れる先生になれるように日々努めています。これは学校では得にくい経験です。次に、塾に来る子は多くが、手遅れ気味だということです。率直に言うと、塾に来ること自体が成績が上がるわけではないと思います。私はラーメンが好きなのですが、豚骨ラーメンは入念な下拵えの甲斐あって絶品です。塾に来ることもまた、下拵えのためであり、「手遅れな時の応急処置」ではありません。だから志望校に合格したというのは、誰のおかげでもなく、その子自身の努力の成果です。手遅れな前に手を打つことが何よりも大切です。後者についてですが、「受験生になって塾に行く」風潮は親にとって塾代を節約できるという点で好都合です。これは皮肉や悪いことではなく、誰のせいでもありません。この風潮は塾代が高い昨今はごく自然なことで、経済的に負担になっているという裏返しでもあります。だからこそ、教育費がなるべくかからない塾を作るということは今の社会必要だと思います。無料塾がもっと広まれば学校では得にくい経験が手軽に得ることができ、しかも、手遅れになる前に学力をつけることができます。あと8日、少しでも認知が広まるように、教育格差に着目するNPO法人や教育に関心のある個人を探しているところです。
こんばんは。プロジェクト実行者の牧野翔太郎です。今日は、「無料塾から進学校に合格することの意味」を書きます。全国の高校、大学にはランクが存在するのが現実で、それは偏差値として表されます。中でも特に偏差値が高い公立進学校は学校の授業だけでは合格することがかなり難しいというのが現状です。大きな理由として、演習量不足が挙げられます。入試問題は教科書の内容を基に作成されていますが、当然教科書に載っている内容ではなく、あくまで「教科書の内容を基に」出題されます。つまり教科書の内容を基にした類題をたくさん解けば解くほど有利になるというのが現実です。だから演習量をカバーするために塾に行きます。大手塾が「○○高校の60%がここの塾生!」のように宣伝していることからも塾の必要性、有利性は明らかです。自分自身も進学校と呼ばれる高校に通っていましたが、塾に行っていた人ばかりでした。そんな「進学校に合格するには塾に行くのが当たり前」、この常識をもし崩すことができたら、教育格差はぐっと縮まると思います。しかしそうするためには、ただ単に問題集を解かせれば良いというわけではなく、ある単元がどのような類題として出るのか、その意図は何なのか、別解はあるのかといった、参考書の解説には載りにくい内容を丁寧に伝えることが大切だと考えています。この意味で、無料塾の塾生が進学校に合格したという事例が1つでも出れば多くの子どもたち、ひいては家庭に希望を与えられることができる上に、社会的通念も変えることができ、教育格差を無くすことに繋がっていきます。その事例を1つ作るために、いま、この活動を行なっています。牧野翔太郎
▼こんばんは。プロジェクト実行者の牧野翔太郎と申します。プロジェクト終了まで残り12日となりました。ラストスパート、教育格差に関心を持たれている方に連携していただけないかと連絡をとらせていただいているのですが、なかなか上手くいきません…▼無料塾Breedgeの大きな役割の一つは生徒さんの成績を上げることです。ただ、目指しているのはそれだけではありません。単に成績を上げるだけならば集団塾と変わりません。マンツーマンの最大の特徴は親身になることができることだと考えています。だからBreedgeの役割は、「子どもの頼り」になることです。勉強内容に限らず、日常生活で楽しかったこと、悩んだこと、上手くいったこと、上手くいかなかったことなど、他愛もない言葉のキャッチボールをすることで、いつか大きな悩みができたときに「あの先生に相談してみよう」と思ってもらえるような、そんな存在になりたいと思っています。一人でも多くの子どもたちの「心のサードプレース」になることで、勉強だけでない、子どもたちの未来に良い影響を及ぼせるようなような、そんな取り組みを行なっていきます。
無料塾プロジェクトを開始するまでに考えたこと②無料に対する葛藤こんばんは。プロジェクト実行者の牧野翔太郎と申します。今回は無料塾を作るまでに考えた、大きな問題である「無料」について書かせていただきます。前回に引き続き、今回も少し面倒で硬い話ですが、個人的に大事にしている部分です。前回、演習量に加えて勉強の裏側をサポートすることが塾の役割だと書きました。保護者の方はそのサポートに対してお金を支払っているということです。さて、今回、私が実現しようとしているのは無料塾です。お金がかからない塾です。受講するご家庭にとってみれば一見いいサービスのように感じますが、無料というのはいいことばかりではありません。「お金を払っているのだから」という理由がなくなってしまうからです。物が捨てられないのは、それをどこかでいくらか支払って買ったからであり、子供を塾に通わせている保護者の方が教育に熱心になるのも、料金を支払っているからという理由が半分はあるのではないでしょうか。お金を支払うことで生まれるいい意味の責任は相乗効果を生み出し、子どもがより勉強に向き合う環境を作ってくれると考えています。だからクラウドファンディングに挑戦するか否か以前に、無料にすることには最後まで躊躇しました。利益がないからということで躊躇しているわけではもちろん無く、モチベーションをどう保つかという課題を解決していなかったので、躊躇していました。ただそれでも、無料にしたほうが多くの教育の場を作れるチャンスが広がる上に、モチベーションをあげることができるか否かは指導側の影響が大きいので、無料塾というコンセプトに決めました。無料にした以上「どうせ無料だし」「まぁ、無料だししょうがないよね」という感想だけは避けなければなりません。「この塾でよかった」と思っていただけるような塾を目指します。以上、無料にすることへの葛藤していたというご報告でした。次回は「心のサードプレース」というお話をさせていただきます。