2021/01/29 18:34
「父島の宝物といえる自慢とは? 」をテーマに話し合いを重ねました。

 そこで出てきたフレーズは 「ボニンブルー」「ビーチ」「南島」「固有の植物」「島食材」などでした。

囲まれていると当たり前すぎてその魅力を改めて感じることは新鮮でした。
こんな素敵な島に住んでいる幸せを再認識できた瞬間でもありました。

次のテーマは、「その素敵な島に来て欲しいのはどんな人物像か」。

 
 独身?性別は?どんな仕事をしていて、どんな生活スタイルの人?その人は何を島に求めて来島するのか。 そしてまとまった人物像が「小笠原に、家族になりに来る人」です。ブランディングのプロがその人物像をこんな風に表現してくれました。

 「私たちが愛してやまないこの島を、 同じように愛してくれる人。 自然と共に生きること。」

 父島に誇りを持って暮らすこと。 愛している島を大切にしたい、 そして守り続けたいと想うこと。 「私たちの想いに『共感』してくれる人 そんな、父島ファンを増やしたい。」 改めて文章になるとすとんと腑に落ちる人物像です。


「そうか、こうやって沢山出た意見を分析していくとみんなの思い描いたものが結晶化していくんだな」と納得した瞬間でした。 島についている名前も家族を表しているこの島にぴったりの人物像です。

 そう、私達は心から小笠原を愛してやまない。そんな気持ちを共有してくれる人達に小笠原を父島を心から楽しむ為の仕掛け作りをするんだ!と参加者の気持ちが一つにまとまりました。 24時間の船旅をしないと辿り着けないこの島。

24時間かけてくる別世界。父島にくると時には家族のように賑やかで、時には人の気配を感じられないほど静か。

そんな父島に来てくれる人達にどんなアプローチがいいのか少しずつみんなの頭の中にイメージが出来て来ました。


つづく。