※皆様のご支援により、目標金額の50万円を達成致しました。誠にありがとうございます。現在、ネクストゴール120万円に挑戦中です。次年度以降の活動費に充てる他、ご寄付いただいた文房具や本などの保管場所として施錠可能な倉庫をお借りしたいと考えております。引き続きご支援いただけますと幸いです。
ご挨拶
皆様、はじめまして。早稲田大学教育学部1年の梅木星輝(うめきせら)と申します。この度は、本プロジェクトをご覧いただき誠にありがとうございます。最後までご一読の上、応援してくださる方がいらっしゃいましたら大変光栄です。
私は、大学生になってから、このコロナ禍において子どもたちのために活動してくださっている方々の力になりたいと思い、私自身の地元で子ども食堂や子どもの居場所づくり、学習支援など様々なボランティア活動をしてきました。この活動を通して、子どもたちの過酷な生活環境や学力格差、教育格差をこの目で見てきました。
そこで私は、自身が通っている早稲田大学で中学生を対象とした「学習支援×居場所」のサークルを作ることを決意し、子どもを成長する「種」に見立てたことに由来する "GrowSeedsWaseda" というサークルを設立しました。現在、私の考えに共感してくれた25名で構成されております。
プロジェクトの目的
このプロジェクトには5つの目的があります。
①学力格差の是正
新型コロナウイルス感染症の拡大によって、昨年3月から約3か月にわたって休校措置が下されました。それによって、生徒たちは学校という公的な学習機会を保障されず、自主的な学習に委ねられてしまったため、現在、かつてから社会問題となっていた学力格差がさらに拡大することが危惧されています。そこで私たちは早稲田大学周辺の中学校と連携してそのような学力格差を少しでも是正できるよう尽力したいと考えております。
②所得減少による教育格差の緩和
コロナ禍以前から高所得家庭の子どもは塾に通い、低所得家庭の子どもは公的な学習支援を受けてきました。しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大によって、所得が減少し、「高校受験はさせたいが、塾に通わせる余裕はなく、公的支援も受けられない家庭」が増加することが懸念されます。そのような家庭の子どもたちに気軽な学習の場を提供したいと考えております。
③学校・家庭以外の居場所
子どもの居場所の減少も近年の社会問題の一つです。学校でいじめを受けていたり、家庭内で暴力を受けていたりする子どもも増えつつあります。特にこのコロナ禍では、休校やテレワークで1日中家族が家にいるようになり、自粛に対するストレスなどで虐待する親が増えてしまいました。このことは、児童相談所が昨年の1月からの半年間で対応した件数が9万9000件を超え、過去最多のペースとなった(厚生労働省発表) ことからもわかります。学校のような公的な機関ではなく、年齢の近い大学生だからこそ出来る居場所を作り、年齢の壁を越えた交流のできる居心地の良い場をつくりたいと考えます。
④普段できない体験型学習
「勉強」とは教科書に載っていることを学ぶことだけでしょうか?現代の教育・学校の制度は、ほとんどが机上の学習にとどまってしまっているように感じます。私たちはこのプロジェクトを通して、机上の学習とは別に体験型学習を行う機会を設け、子どもたちと共に五感を使った学びを実現したいと思います。そうすることで、勉強の楽しさを知った子どもたちが、様々なことに興味を持ち、日々の学習にも進んで取り組んでくれたら幸いです。
⑤大学生の教育的実践の場
本プロジェクトを実行するGrowSeedsWasedaのメンバーは教育の道を志す者が多数を占めています。また、全員が夢と希望を抱いて今年度大学に入学した1年生です。しかし、その希望や夢とは裏腹に、オンライン授業のために学校に行く機会もなく、サークルなどの課外活動も制限されてきました。私の履修している授業では、例年小学校に訪問し、小学生と触れ合う機会が設けられていましたが、今年は全面的に中止となりました。
そこで、教育的な実践の場を自ら作り上げ、子どもたちとの接し方や勉強の教え方などを学び、将来に繋げていきたいと考えます。まさに私たちの「体験型学習」です。同時に、この機会を存分に活用して、メンバーの「子どもたちと一緒に〇〇したい!(例:読書会、料理教室など)」という夢や願いを叶えられたらと思います。多岐にわたる交流を経て、子どもたちも私たち自身も共に成長すること、それこそが私の願いです。
プロジェクトの概要
〇開始予定:2021年4月
〇対象:中学生
・学力格差が大きく、さらに拡大することが危惧されているため
・多くの子どもが高校受験をするため
・思春期特有の心理的孤立が目立つため
〇方針:①子どもの個性尊重 ②一人一人に合った目標設定 ③目標達成のための手助け
〇内容:学習支援 平日週2回(曜日未定) 16:00~20:00
・個人指導…子どもたちが持ってきた教材やこちらが保有する教材にて個別対応
個人カードによる学習記録
・集団指導…定期考査前などに特定の学年の子どもを集めて、ポイント解説授業
体験型学習・交流イベント 日曜日(月1・2回程度、不定期開催)
・体験型学習…机上の学習ではなく、実際に見て・触れて・感じる学習
・交流イベント…「子どもたちと一緒に○○したい!」を実現
〇場所:早稲田大学付近のフリースペース(定員:約10名)
〇定員:10名(Googleフォームによる月ごとの申し込み制)
※申し込み人数によっては抽選になる場合がございます。ご了承ください。
※その際、翌月以降の場所及び定員を変更することも検討致します。
〇料金:月1000円
次年度以降のサークル継続のため料金を頂戴いたします。
ご理解いただけますと幸いです。
〇条件:所得・ご住所等の条件はございませんが、保護者様に以下にご同意いただきます。
・当サークルは、道中における事故等の責任を一切負うことができません。
・大学生はプロではございませんので、一般的な塾と比べて質が劣る可能性があります。
〇人員:1日につきGrowSeedsWasedaのメンバー4人前後
〇新型コロナウイルス感染症拡大防止対策:大学生・参加者の検温、マスクの着用、手指及び机・椅子等の消毒、定期的な換気
今後のスケジュール
2021年
2月25日 クラウドファンディング終了
3月上旬 googleフォームによる申し込み開始
4月上旬 学習支援×居場所オープン
6月上旬 リターン(お礼のメッセージ)発送
2022年
4月上旬 リターン(年間活動報告書)発送
展望(現在検討中の事項)
現在検討中の企画について簡単にお話しさせていただきます。
〇オンライン自習室
定期考査の時期にzoom等を用いたオンライン自習室を開くことを検討しています。みんなと一緒に夜遅くまで勉強することができ、わからない問題があれば、大学生に質問できるというシステムです。勉強する気はあるけれど、すぐに漫画やゲームに意識がいってしまうという人にもオススメです。
〇小学生向け 夏の自由研究会
普段の活動は中学生向けですが、夏休みには学校の宿題で出される自由研究をみんなで行う機会を設けたいと考えております。小学生だけではできないようなことや、大学生では思いつかないような実験を、お互いに意見を出し合いながら実際にやってみることができればと思っています。
資金の使い道
皆様にご支援いただいた資金は一年間の運営に使用させていただきたいと考えております。また、万一、余ってしまった場合は翌年以降の運営資金として利用させていただきたいと思います。ご理解・ご協力をよろしくお願い致します。以下、使用目的を記載させていただきます。
〇交通費:約20万円(500円×4人/日×月8回×12ヵ月=192000円 )
現在、私たち大学生は新型コロナウイルスの影響で授業がオンラインとなっているため通学定期券がございません。そのため、1人当たり500円の交通費を支給したい考えております。なお、今後対面での授業が再開し、通学定期券を作った際には、交通費の支給を止め、残りの資金は体験学習費や次年度以降の運営費に補填させていただきたきたいと思います。誠に勝手ではございますが、ご理解のほどよろしくお願い致します。
〇広告費:約1万円
ポスターや新聞などを製作し、近くの中学校に配布予定(許可有り)
〇教材費:約2.5万円
英国数理社の各教科5000円を想定しています。
〇体験型学習費:約12万円
月1万円×12ヵ月を想定しています。施設借用や体験用教材購入に使用致します。
〇機材費:約6万円
パソコンやコピー機などを調達予定です。
〇リターン費:約1万円
〇手数料:約7.5万円
計50万円
本プロジェクトはAll-in方式で実施致します。目標金額に満たなかった際には、多くを体験型学習費に充て、交通費を削減してでも、本プロジェクトを実行致します。それくらい本気で本プロジェクトに臨むつもりです。また、リターンは必ずお届け致します。
リターン
〇お礼のメッセージ…ご支援いただいた方全員にお礼のメールをお送りいたします。
〇年間活動報告…1年間の活動のち、活動実績や活動内容、会計についてご報告させていただきます。
最後に
最後までご覧いただき誠にありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症の拡大は社会に大きな影響をもたらしており、今もなお、収束の兆しが見えません。そんな誰しもに感染のリスクがある厳しい状況の中で、自分の身を挺して医療現場で戦ってくださっている方がたくさんいらっしゃいます。未来を担う子どもたちのために、おいしい食事を届けたり、居心地の良い居場所を作ったりしてくださっている方も多くいらっしゃいます。
どうか私たちにもお手伝いさせてください。入学式さえ行われず、新型コロナウイルスによる痛みをよく知った大学生の私たちだからこそ、私たちなりの方法で、社会問題解決に向けて全力を尽くしたいと思います!初めての試みで、活動実績のない私たちですが、応援していただけけると幸いです。ご協力よろしくお願い致します。
団体紹介
早稲田大学 学習支援×居場所サークル GrowSeedsWaseda
Twitter: https://twitter.com/GrowSeedsWaseda
Instagram: https://instagram.com/growseedswaseda
宜しければフォローお願い致します。
最新の活動報告
もっと見る本日、最終日です。
2021/02/25 19:00こんにちは。Grow Seeds Waseda代表の梅木星輝です。 本日をもちまして、私たちのクラウドファンディングが終了を迎えます。コロナ禍という前代未聞の苦境の中、私たちのプロジェクトにご賛同いただき、さらにご支援してくださった皆様、本当にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。 私は今まで、このように新たなプロジェクトを始めるという経験をしたことがありません。しかし、大学の仲間やボランティア先の方々、新聞記事を見てご連絡くださった方々などたくさん人に支えられて、無事に立ち上げることができそうです。「リモート」という言葉をよく耳にするこのようなご時世の中でも、人の心はつながっているのだなと、その温かさを身に沁みて感じております。 本プロジェクトは現在、4月開校に向けて順調に準備を進めております。無事に開校し、安定してきたら、大学生らしい新たなプロジェクトを始めることも検討中です。初めてのことばかりで、至らない点もあるかとは思いますが、今後の活動を温かく見守って頂けたらと思います。 皆様のご期待に添えますよう一生懸命取り組ませていただきます。改めまして、ご支援ありがとうございました。 もっと見る
残り10日になりました!!!
2021/02/15 12:00GrowSeedsWaseda 会計担当の中川です。ついに残り10日となりました!たくさんのご支援、誠にありがとうございます!引き続き、プロジェクトの拡散をしていただけますと幸いです。さて、今回は私がこのサークル設営に参加しようと思った経緯について述べさせていただきます。 現在早稲田大学では授業の多くがオンラインで行われており、対面授業は月に数回とほとんど行われていない状況です。サークル活動においても例年に比べて活動回数が減少しています。私は昨年の4月に入学しましたがこのような状況であったため大学生になったという強い実感を得られませんでした。そんなときに梅木君(代表)からボランティアサークルを作りたいという話を聞きました。新しいこと・大学生活でしか行えないことをしたいという思いを抱いていた私はその話に飛びつきました。これがサークル設営に参加した経緯です。個人の思いに方向性を与えてくれる友人はとても大事ですね、、、 GrowSeedsWasedaはまず基盤をしっかりと築き、そして様々なことにチャレンジしていきたいと思っております。これからも応援の程よろしくお願いします。 もっと見る
ゴール達成のお礼! と副代表の話
2021/02/09 11:04こんにちは。GrowSeedsWaseda副代表の田貝です。このたび、と言ってもずいぶん前ですが、支援総額がネクストゴールを達成しました!(期末テストとレポート作成に追われてご挨拶が遅れてしまいました、申し訳ありません。)初めてのプロジェクト、果たしてお金が集まるのだろうか…と不安でしたが、なんと開始早々に当初目標の金額を達成し、ネクストゴールを設定、さらに達成するまでに至ることができました。資金面の心配なく春からの教室が運営できる見通しが立ち、ほっとしています。今まで支援して頂いた155名の方、お気に入り登録して頂いた方、SNSなどで拡散して頂いた方も本当にありがとうございます。頂いた資金は来年以降の運営費や、書籍や文房具などを保管する倉庫の借用費として使用させていただく予定です。支援者の皆さまから頂いたコメントやメールなども全て読んでおります。応援やアドバイスの言葉をお寄せいただいた方、お金以外の寄付を申し出ていただいた方、自分に何かできることはないかとおっしゃっていただいた方、様々な人たちとの繋がりを切に感じています。ここからは自分の話です。私は高校生のころに学習支援のボランティアを始めました。そこで子どもたちの学力格差、教育格差を実感したことはもちろんですが、高校生である自分にも教えられることが多くあることを知り、そして週1日教室に来て教えるだけでなく、自分にはもっとできることがあるのではないか?という想いが強く心に残りました。私自身は幸いながら、塾に行きながら受験を迎えることができました。しかし入塾する時、夏期講習や冬期講習を申し込む時、「こんなにお金を払わせて申し訳ない」「ここまでしないと勉強できない自分が情けない」と思ったことを覚えています。これは私だけでなく、同級生含め多くの人が抱いていた感情だと思います。もちろん、お金をかけないと整備された環境や良い講師が揃った塾には行けません。しかしお金をかけずとも、学習をサポートするためにできることは多くあるのでは、と感じています。これが、この活動を始めようと私が思った理由です。このプロジェクトはまだまだ始まりの段階です。春から開始する教室運営につきましても、皆さまに応援して頂けると幸いです!!↓こちらのシェアもよろしくお願いします!毎日新聞に掲載頂いた記事:学習塾は月謝1000円、早大1年生が困窮家庭のために込めた思いとは - 毎日新聞 (mainichi.jp)Twitter:https://twitter.com/GrowSeedsWasedaInstagram:https://instagram.com/growseedswaseda もっと見る
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