こんにちは!BIKAS COFFEEチーフデザイナーの高作です!突然ですが、みなさんこんな経験はありませんか?コンビニでお昼ご飯やお菓子を買い、袋を開封!!そこに風が吹いてきて、開封した袋や包装の一部がどこかへ飛んでいってしまった。おそらく今までに一度は経験したことがあると思います。さて、この風に乗って飛んでいった袋や包装の一部は、どこへいくのでしょうか?私たちの生活では、ありとあらゆる場所にプラスチックが存在しています。プラスチックの生産量は、過去50年間で20倍に増加していて、年間3億トンにのぼるともいわれています。さらに、今後も年率5%程度のペースで増加していくという予測がされています。これと同時に、プラスチックごみも増加しています。国連環境計画(UNEP)によると、1970年代には年間500万トン以下だったプラスチックゴミは、2015年には3億トンという膨大な数を叩き出しています。プラスチックゴミの中でも、特に増えているのが、飲料ボトルや食品包装に使われるポリプロピレンやPET(ポロエチレンテレフタート)、ポリエチレンやポリスチレンといった使い捨て製品が一般的で、私たちにも馴染みのある名前が並んでいます。2015年に算出されたプラスチックゴミ3億トンのうち、包装容器のごみが1億14000万トン(ほぼ半分)にも及んでいて、リサイクルされたのはわずか14%。そのほかは地球上のどこかの環境中に、今も蓄積されています。プラスチックは、軽く丈夫という特性が作用し、年間800〜1000万トン海洋へと流れ揉んでいるのです。そして、環境中でCO2と水二分解されるには1000年近くかかるため、世界中の海に蓄積し続けているんです。先ほども述べたように、実際に世界中の海岸や海で見つかっているプラスチックの多くの種類は、私たちの普段の生活と密接に関わっています。コンビニで買ったおにぎりや飲み物の包装、スーパーで売っている野菜の包装やケース。全てあげようと思ったら、とてもじゃないですが、きりがありません。しかし、大自然の中でのキャンプで、日常生活におけるありふれたモノの「必要性」を考えることで、日常の環境にも優しさが生まれるのではないでしょうか?より環境問題が身近になるのではないでしょうか?私たちの生活をより便利にしてくれるもので溢れているこの時代。しかし同時にそれらが私たちの故郷“地球”を傷つけているのも事実です。大自然の中で、あるいは各ご家庭で、私たちとともに今の生活を見直してみませんか?BIKAS COFFEEチーフデザイナー高作 圭汰