2021/03/05 19:00

こんにちは。プロジェクトメンバーで、全体のコンセプトやクリエイティブの設計を主に担当している柳瀬武彦(やなせたけひこ)です。ご覧いただきありがとうございます!


これまで石蔵のコワーキングロビーと仮称で呼んでおりましたこの場所の名前が決まり、ロゴマークも完成しましたので、メンバーを代表して発表させていただきたいと思います!

名前は、コワーキングロビー「NESTo」。「ネスト」と読みます。


この場所の企画が本格的にはじまったのは昨年の夏。オフィスワーカーの中でもリモートワークや、巣篭もりの毎日が一般的になってきた頃でした。どこでも働ける時代だからこそ、どんな場所で働くかが大切になるはず。そんなことを思いながら、議論を重ねてきました。


人口3万人にも満たない小川町の真ん中に、このようなワークスペースをつくる意義とはなんだろうか。カフェなどの仕事ができる場所も貴重なこのまちで、カフェよりも落ち着けて、カフェよりも集中できる場所が欲しい。そんな話し合いを経て、誰にとっても居心地よく、ふと帰りたくなる巣のような場所になるといいなという想いから「巣=nest」「小川町=o」を組み合わせて名前を考えました。つい帰ってくる場所でもありながら、籠もるだけでなくまちに点在する楽しいお店や風景、イベントへと出かけていく、巣立っていく場所でもありたいなと思います。


NESToはおよそ築100年の石蔵を改修した場所です(絶賛工事中です)。こんなに迫力のある大谷石に囲まれて過ごせる空間もなかなかないのではないでしょうか。煙草蔵として建てられ、その後は絹織物の保管場所として使われていた場所を再編集して、あたらしい使い方をする。建物と同じように、ネーミングも「石=stone」という文字列をアナグラムのように組み替えると、「nesto」になるという仕掛けもあります。

ロゴマークは蔵のような長方形に「NESTo」の文字を線で表現したものを基本形に。小川のブルー、石蔵のグレー、火を灯すレッドの3色をキーカラーとして、絹のように縦横の線で編まれた仕様も用意しています。(※今後ほんの微調整はあるかもしれませんが)



東京までも1時間ほどで行ける有機の里・小川町は、最近は移住者やお店も増えてきています。この小さなまちにできる、コワーキングロビー「NESTo」が、みんなが集まる巣となり、小川町のあたらしい風景をつくる拠点になればと思います。


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