今日の活動では360°カメラで撮影した画像から、VR動画を作成しました!
360°カメラで撮影した画像を360°動画にするには以下の3つの工程を踏みます。
①スティッチング
②画像処理
③タイムラプス動画を作成
【スティッチング】
まず始めに360°カメラで撮影した画像に対してスティッチング(stitching)という処理を行います。360°カメラは前後についている2つのレンズで360°撮影を行います。そのために、前後のレンズで撮影した画像をうまくつなぎ合わせる必要があります。
左が処理前の画像です。繋ぎ目が不自然で、望遠鏡が上下に重なってしまっています。そして右が処理後の画像です。処理前よりも自然につながっています。この処理を撮影したすべての画像に対して実行します。
一晩撮影すると画像は1000枚にも上ります。そのすべてにスティッチングをかけなければいけません。
【画像処理】
次に、画像処理を行います。きれいな写真になるように、ノイズを減らしたり、星の明るさを強調したり、空の明るさを調整したりします。
処理後の画像は、処理前に比べて背景がぐっと暗くなってノイズも減っているのが分かります。
【タイムラプス動画の作成】
360°画像は40秒に1回撮影を行っていて、それらすべての画像をつなげて動画にすることで星が動いている様子を再現することができます。
今日の活動では、スティッチングに時間がかかってしまい、タイムラプス動画の作成までたどり付けませんでした...。
明日も引き続き頑張っていこうと思います!
【おまけ】
今日処理した画像をVRにしてみましたのでご覧ください!
静止画ですが、360°の星空を見ることができます!
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完成をお楽しみに(^▽^)/