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日本の技術と文化を繋げるブランド「archaichic」をあなたと一緒に育てたい

M×A×O前代表の父が「岩村ミシン」靴縫製加工業を大阪で開業。職人でもあった父の意志を引継ぎ、小さな事業者間と地域を繋げるオリジナルファッションブランド「arcchaichic(アルカイシック」を立ち上げました。これまで支えて頂いた各地域の匠、そんな地域を支える皆さまと一緒に育む活動を応援して下さい

現在の支援総額

66,500

22%

目標金額は300,000円

支援者数

10

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/02/22に募集を開始し、 10人の支援により 66,500円の資金を集め、 2021/03/22に募集を終了しました

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日本の技術と文化を繋げるブランド「archaichic」をあなたと一緒に育てたい

現在の支援総額

66,500

22%達成

終了

目標金額300,000

支援者数10

このプロジェクトは、2021/02/22に募集を開始し、 10人の支援により 66,500円の資金を集め、 2021/03/22に募集を終了しました

M×A×O前代表の父が「岩村ミシン」靴縫製加工業を大阪で開業。職人でもあった父の意志を引継ぎ、小さな事業者間と地域を繋げるオリジナルファッションブランド「arcchaichic(アルカイシック」を立ち上げました。これまで支えて頂いた各地域の匠、そんな地域を支える皆さまと一緒に育む活動を応援して下さい

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2021/02/27 10:40
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2月27日 活動報告


2021年2月22日に初めてのクラウドファンディングを始めさせて
いただきました。本日は、今回のプロジェクトでご協力頂いた方々
との製作プロセスをお伝えさせて頂きます。



今回、新たに製作させて頂いたNEW コラボ BAGは当初、
Mask Case から 発展していきました。コロナ下の中、
ユーザーの皆さまの身近な困り事から解決していきたかった
からです。

食事や、対談をする際、着用したマスクの置き場所、今でも
困っていませんか?お洒落なマスクCASEは当時はあまりなく、
あってもプラスチックケース類が多かったはずです。また、
プラスチック関係は環境問題的観点からも、このままデザインを
改良し、販売してもどうなのだろう?という問いがありました。

また、マスクやマスクCASEを他の事業者様と一緒に、製作
するのは時間がかかる上、コロナの影響から、外出の制限が
出ていたため、コミュニケーションを取りながらの新しい
形状の試作開発は難しいのでは?という事から、自身で製作
していきました。そうした際、少しでも癒されるようにと、
香りにも拘り、ヒノキの素材と耐久性が高く、アフターケアも
簡単な高級人工leatherを使った、マスクCASEが完成しました。
高級人工レザーの特性は、最初の価格帯としては少し金額は
高くなりがちですが、使い手の方々からのリペア依頼にも最適
だった事からも発案しました。


ただ、一つ足りない事がありました。何故?このマスクCASEが
使い手の方にとって良いのか?という意味付けでした。他と同じ
ように、安価なマスクCASEではなく、日本の素材の良さを伝える事、
数量が増えた時、縫製が好きな女性の方に、内中で、お子様と一緒に
内職仕事を楽しめるそんな依頼が出来るようにと、設定した価格帯の
マスクケースを購入ですが、作り手の事情はそうですが、使い手の方に
とって、そうした価格帯の拘った製品を購入する必要があるのか?という
問いにぶつかりました。そして、もう一度、原点に戻りました。その
原点は、こうしたモノづくりを通じて伝えて行きたい。そんな思いです。
そうした原点は、やはり父の背中をみて学んだ思いでした。


どれだけ精密で、良い縫製を行い、雇っている従業員にとって使い
やすい道具を作っても、仕上がった靴を履いて下さるユーザーの方々
に知って頂く機会は、下請け、孫請けの小さな縫製工場にはありません。

また、ユーザーの方々も、父のように真摯な思いで縫製を行っていると
言うそんなストーリーを知ってみたいと思っても、知る事も、観る機会
もありません。

同じような思いを抱えている作り手と使い手を繋げ、本当に良い製品
とは?という問いかけ、そして、そんな作り手の方々の生活は、高価な
靴を購入したくても購入できない方々と同じ。だからこそ、そうした
作り手と使い手の方々を繋げながら、それぞれの価値感に見合った製品を、
選択できるように、互いのライフスタイルや、働き方、生きがいを学び
合えるような場所づくりを整えていきたいそんな思いで始めた起業でした。


そんな原点を思い出しながら、自身と母だけで創り上げた製品では
この製品を使ってみたいと思ってもらうのは難しいのでは?そんな
問いも出てきました。本来、各地域の地場産業は、地域に根付いた
方々との分業制で成り立っていたからです。

そうした風に、地元の町と同じように、分業制が根付く各地域産業の
方々と、一緒に創り上げてみたい。そんな思いから、これまでご縁を
いただいた皆さまに、お声掛けをして行きました。


そんな自分勝手な想いでしたが、試作開発を行って行くにつれ、多様な
偶然と、改善策が出てきました。まずは、本来、着物の絵柄技法として
長い歴史がある手描き友禅技法を、ヒノキの素材に描く事は出来ない
だろうか?という問いかけをさせて頂きました。そうした問いかけに
応えて下さったのが、「染工房 正茂」を営む、上仲 正茂 氏でした。

そして、まだ試作中のおヒノキ素材への絵柄についてご相談させて
頂きました。なぜ?上仲 正茂 氏にお声掛けをさせて頂いたのか?
ですが、理由は3つです。

1:手描き友禅技法についての拘りと探求心
2:手描き友禅の技法を後世にも伝える活動をされている事

3:多様な方々からの依頼に対して、Noから入らずYew andから入る

この3つです。こうした姿勢は、これからの未来を担うお子様達にも
学んで頂きたい姿勢であり、拘りと誠実さを持たれた方でした。


そんな上仲 正茂 氏に描いて頂いたBAGは、リターンには本当は、
小さなお子様を抱えながら苦労をされている場所や、奨学金制度で
苦しむ学生の方々に、少額であっても収益分の寄付を添えるリターン
として掲載してみたかったのですが、クラウドファンディングの特性と、
掲載予定日とが合わず、難しかった事から、掲載を取り止めようかと
思いました。

それでは、後日お伝えする、「Room 106 by advanceleather factory」
庫本 氏との、3社コラボBAG製作に関わる重要な、改善プロセスと
なった貢献者でもいらっしゃる事から、一番最初にお伝えさせて頂きました。



また、上仲 正茂 氏は、手描き友禅技法を本革にも描ける方であり、
leather本来の色が浮き上がってくる短所も活用できる方です。そして
一番難しい依頼となったのは、多様な方々とのご縁とご協力を伝える
「高尚な想い」を込めた「白菊」の「白」の表現でした。

そんな、技法を使って、ご協力いただいた皆さまとの大切な思い
「整える」、「繋がる」、「継承する」、「学び合う」、「伝える」、
 「思い愛」、「支え合い」プロセスも知って頂けたら幸いです。



今回のリターンも、無理をお願いして講師役と共に、後世にも伝えていく
手描き友禅技法を学ぶキットのリターンを入れて頂きました。上仲 正茂 氏は
Yes andという、企業内や、地域コミュニティ、家族、友人との対話にも
役立つ優しい思いやりを持った伝え方が出来る、誠実な工芸士の方です。

そんな、貴重な技術を持たれた上仲 正茂 氏のお人柄を知っていただける
リターンへの応援、どうぞ、宜しくお願い致します。


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