みなさん、こんには。
東京バレーボールアカデミーです。
いつもご支援頂きまして、ほんとうにありがとうございます。
心より感謝申し上げます。
クラウドファンディングの最終日を迎え、最後に皆様に知って頂きたい思いをここに綴らせて頂きます。
これまでも綴ってきましたが、私たちがこの東京バレーボールアカデミーを存続させたい理由は大きく2つあります。
1つめは、誰でも気軽にバレーボールができる場所、そして学べる場所を残していきたい、という思いです。
もちろんチームやクラブに所属すればバレーボールはできますが、何らかの理由で所属できない方もいます。
そういう方でもバレーができる場を提供していきたい、という思いです。
もちろん、チームやクラブに所属している方々にも、もっとたくさんプレーして上達できる機会を提供したい、とも思っています。
2つめは、コーチとして雇用することでバレーボーラーの選択肢を増やしたい、という思いです。
学校の先生tおして部活動を指導するという選択肢以外では、指導者として生計を立てていくのはかなり難しいでしょう。
現在でも正規雇用として雇っている職員がいますが、その数を増やしていくことでバレーボーラーのもう一つの選択肢としたいと思います。
それが将来的なバレーボール界の発展につながっていくとも思っています。
緊急事態宣言が発出された1月8日。
菅義偉首相はこう言って私たち国民に協力を求めました。
「1カ月後には必ず事態を改善させる」
私たちもその言葉を信じ、そして社会的な責務を果たすため、活動の柱で多くの方にご参加頂いていた夜間のレッスンを全て中止することを決めました。
結果として活動は大幅に縮小され、システム維持費や人件費、事務所代などアカデミーを維持していくためのランニングコストを捻出することさえ難しい状況に陥りました。
しかしながら、1カ月どころか2カ月たっても緊急事態宣言は解除されませんでした。
当初は2月7日までの予定だったものが3月7日まで延び、さらに3月21日まで延長されました。
小池百合子知事の発言を聞く限り、3月21日での解除も難しいのではないか、と不安が募っています。
私たちは2010年の設立以降、一貫して非営利団体として歩んで参りました。
それは、利益を追求するのではなく、バレーボールを通して皆様の「Quality of Life(QOL、生活の質)」の向上に貢献したい、そして少しでもバレーボール界や社会をより良いものにしていきたい、という思いがあったからです。
非営利であるために余剰資金はなく、この緊急事態宣言を乗り切れるほどの蓄えは一切ありません。
現在は代表者が「誰もが気軽にバレーボールができる環境、学ぶことができる場を残したい」という思いでポケットマネーからランニングコストを捻出し、組織を維持しています。
これまで何とか耐えてきましたが、2度にわたる緊急事態宣言延長で、それも限界が近づきつつあります。
今まで決して安くはない法人税を納め、わずかながらでも国や自治体にも貢献してきたつもりです。
しかし、緊急事態宣言、そしてその延長の影響を受けたとしても、飲食店ではないために協力金などの公的な支援は一切ないというのが現実です。
私たちが頼れるのはこのクラウドファンディング、すなわち皆さんしかいないのです。
東京バレーボールアカデミーとして10年以上、5万人もの方に学びの場を提供してきましたが、設立以来最大の危機が訪れています。
ここでアカデミーの存続を諦めるのも一つの手段かもしれません。
しかし、バレーボールがうまくなりたいといって通って下さる皆様がいる限り、それは絶対にしたくありません。
小さな団体ではありますが、バレーボール界のことを考えても、裾野の発展のためにも残したいと思います。
一度、組織や仕組みを壊してしまうと、再構築するのは容易ではありません。
コロナ後も「誰でもバレーボールができる環境、学べる場所」は絶対に必要とされます。
だからこそ、私たちは何とかしてこの東京バレーボールアカデミーを残していきたいと考えています。
新型コロナウイルスの感染拡大が続き、皆様が大変な状況に陥っているのも十分理解しているつもりです。
ただ、私たちも必死に策を講じてはおりますが、どうしようもないことも多く存在しています。
この苦境を乗り切り、将来にわたってバレーボールができる環境を残すため、そしてバレーボールを学びたいと思う全ての方を受け入れられる場所を残すため、今一度ご支援頂けますと幸いです。
SNSなどでの拡散にご協力頂くという形だけでも力になります。
お願いばかりで本当に申し訳ございません。
どうか、どうか、ご支援のほどよろしくお願い致します。