横浜のさまざまなクリエイティブシーンの土台を力強くサポートされている、杉崎さんに応援メッセージをいただきました。
全国はもちろん、世界の都市とクリエイティブの関係性を掴みながら、横浜という都市がクリエイティブな領域で活躍する人材とどう繋がり、そして街が豊かになっていくためにどうあるといいのか?
一人ひとりのクリエイター達と向き合いながら、常に考えアクションされている方です。
この10年、まさに横浜という同じ都市でマスマスを見ていただいてきた、杉崎さんならではのメッセージを頂戴致しました。
杉崎さん、ありがとうございます!
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◯杉崎 栄介さんからの応援メッセージ:全文
横浜市芸術文化振興財団でアーツコミッション・ヨコハマの担当をしています、杉崎です。横浜市の施策をもとにクリエイティブな人材向け支援を13年やっています。
私とマスマス関内フューチャーセンターとの関わりはオープンからなので、もう10年になります。両者は公営と民営の違いはありますが、似た支援の仕事をするものとして、その時代を先取りする姿勢にいつも刺激を受けています。
マスマスのユニークさは、「起案する支援者」であることです。今回のプロジェクトのように、起業家支援をしているのにマスマス自身が次々と事業を立ち上げたり、クラウドファンディングの事務局なのに自分たちでクラファンを起案したりと常に主体的です。その結果、自身の体験として成功も失敗も話せる、どこよりも説得力のある支援をされています。
マスマスもアーツコミッションも、街を変えていく方法の一つとして、面白い人を集める仕事をしていますが、面白い人を集めるためには、その人達が興味を持つ場をつくることが大事になります。昨今、社会が大きく変化し働き方の選択肢が増えるなかで、「ワークとライフが一体化することで生まれる価値」の重要性が高まっています。それは、新型コロナウイルスの時代でさらに顕在化しました。
しかし、この一体化を実現するのはとても難しいことです。一つの方法が、新しい価値観を求める人が集まり、交流する場をつくることです。アーツコミッションでは、これまで様々な場づくりを応援してきましたが、横浜にそういう場所がたくさんあるかというと、まだまだ少ないのが現状です。マスマスは、数少ない場の一つではありますが、まだまだ進化できる可能性を秘めています。
今回の本屋は、マスマスの10年間の活動を通じて培ってきた経験やネットワークがあるからこそ実現できる企画です。横浜に一つの変化を起こす布石であり、横浜にさらにクリエイティブな人材を集める上でも重要なプロジェクトになるでしょう。これらを踏まえて、成功を期待すると共に、自分自身も応援します。
皆様も未来の横浜に向け、少しでも本プロジェクトにご興味を持ってくださいますと幸いです。是非、応援よろしくお願いいたします。
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