パスドゥーロフットボールクルー(サッカー部門)が創設10周年となりました。
この10年間色々な事がありました。
コーチとして10年間続けてくれたのは好市コーチのみとなりました。
立ち上げて選手が20名ぐらいの時も、250人以上になった時も、スタッフが少なくなって苦しかった時も、どんな時でも支えてくれてます。
好市とはいつか一緒に色んな仕事を一緒にして、色んな景色を一緒に見たいなと思います。
そしてもう1人、10年間を見てくれたのが…
現在中学3年生の崇互です。
パスドゥーロフットボールクルー白鷺校のキッズスクールから始めた彼はパスドゥーロU12→パスドゥーロU15とずっとパスドゥーロ一筋で続けてくれました。
また、5年生の時から6年生のゴールを守り続けた彼は僕との付き合いも相当長いです。
そんな彼も4月から高校生。
三重県にある【三重高校】に進学することが決まっています。
静岡県で全国を狙う高校からも声が掛かりましたが、自分の感性を大切に、こっちの方がキーパーコーチが良いと言い切って、迷うことなく、三重高校を選びました。
5年の頃は、何度も何度もミスをしては小さくなり、僕に怒鳴られて泣きながらサッカーをしていました。
今思えば、僕に言葉の引き出しが少なかっただけで、彼には辛い思いをさせてしまいました。
元々キーパーが好きでキーパーをした訳でありません。
フィールドプレーヤーとして上手でしたし、4年生になり公式戦用のユニフォームを作った時には僕の現役時代の【6】番を選んでくれた選手でした。
ただただチーム事情でキーパーを誰かしないといけない中で、誰もやりたがらない時に「俺やっても良いよ」と手を挙げてくれました。
「誰かの為に何かが出来る自分であれ」
彼は10歳の頃からそんな事が自然に出来る子どもでした。
知ってる方も多いですが、パスドゥーロジュニアユースは今年度で一度お休みします。
最初の時と最後の時を知る唯一の存在になります。
彼に2回目の感謝状を渡す時、どんな言葉が溢れてくるか。
自分でもわかりません。
ただ言えることは、崇互に出逢えて良かったよ。
それだけです。
ラスト1ヶ月ちょい。
この時間を楽しみたい。
大人になったら酒を飲もう。