【活動報告】2017年8月12日(土) こめらの夏休み保養キャンプ2日目
報告者:半田翔太郎(はんちゃん・社会人ボランティア)
6:00 起床
7:30 朝食
8:30 そうじ
9:20 手紙と学習の時間
夏休みのドリル、一行日記、
思い出に残ったことの作文など
子どもたちが学校で出た宿題を進めたり、
家族に手紙を書いたりの時間を過ごしました。
10:00 川遊びの準備
10:30 川遊び
ちょっと冷たい川の水でも子どもたちは
楽しみにしていた川遊びに大興奮でした!
行きの送迎のバスでも「楽しみにしてることは?」と尋ねると
「川遊びが楽しみ!!」と話していた子どもたちは
水切り、ドジョウ捕り、水掛け遊び、
それから泳いだりと川遊びを満喫していました!
1時間いっぱいのびのび遊びました。
12:00 昼食
13:00 自由時間
午前中の川遊びでドジョウを捕まえるのに熱中していた
しんちゃんはご飯を食べてすぐに
「ねえ!ドジョウ捕りに行こう!
虫かご忘れちゃったから俺これに入れる!!」と
見せてくれたのは、お弁当のお箸を入れてきた
プラスチックの箸箱でした。。
「これなら長細いからドジョウ入れられるでしょ!!」と
自信満々に伝えてくれるしんちゃんからは
大好きなことに夢中になっていることが聴こえてきました。
川に行きたい意見と裏山に行きたい意見と
いろいろな意見が出てきて、
子どもたちで話し合って決めるときに
急にザーっと雨が降ってきました。
雨が降ってしまったので、室内でトランプ、かるた、
積み木をして遊びました。
かるたは、「わらべうたかるた」と
「福島おもしろかるた」の二つをやりました。
行きの送迎のバスの中で楽しみにしていることを聴いたときに
「薪割りが楽しみ!!」と知らせてくれたガイトとオトワは
炊事小屋で雨に当たらずに二人で薪割りを楽しんでいました。
「わらべうたかるた」はかえちゃんとしんちゃんと
僕の3人で勝負です。
しんちゃんは「俺は幼稚園の頃からかるたが強かったんだ!」と
自信満々の様子。
結局しんちゃんが勝ちました!
3人がかるたで盛り上がる様子を見ていて、
刺激されたのか「福島おもしろかるた」では
あーちゃんとみーちゃんも参加しての勝負になりました!
「ビリの人は罰ゲームね!
俺のゴリゴリやってあげるから!」としんちゃん。
かえちゃん、みーちゃん、あーちゃんの3人は
いつの間にか女の子チームとしてチームを作っていました。
かるたが得意なしんちゃんは女の子チームと接戦でしたが、
惜しくも2位に。
ちょうどそのとき雨が上がって、
女の子たちはこめらの森の裏山に遊びに行きました。
ブランコやジャングルジムなどがあって、
そこで遊ぶことを朝から楽しみにしていた
かえちゃんは一目散に裏山へ!
残ったしんちゃんと僕は「七五三」「一五三」の
トランプゲームをして遊びました。
ゲームを進めながらどんどん新しいルールが作られていく
刺激的な展開にワクワクしっぱなしでした!
15:00 係りきめ
キッチンチームから、係り決めの前に
こめらの森でご飯についてどんなことを大切にしているか、
食卓に並ぶご飯がここに並ぶまでに
たくさんの人たちの命をいただいていること、
だからこそ残飯をゼロにしてほしいことを
子どもたちに伝える時間を持ちました。
子どもたちに伝えた後は、
「こめらの森」で大切にしている伝えかえしの時間を持ちました。
伝えかえしとは、オトナたちが子どもたちに伝えたことの中で
どんなことが子どもたちには聴こえたか
同じ言葉で伝えかえしてもらうやりとりです。
オトナたちが子どもたちに伝えただけで、
実際に子どもたちにどんなことが伝わったのか
かえしてもらう相互のやりとりをすることで、
10個ボールを投げたときに
実際に子どもたちに伝えられたのが3個だった
発見をすることもありました。
そこで補足で伝えたり、聞きかえしたり、
新しい話が出てきたりとお互いが大切にしたいことを
大切にするためのプロセスかな、と思っています。
15:30 夕飯づくり/ドラム缶風呂沸かし/布団敷き
初めてマッチを使って、ご飯を薪で炊いたガイトは、
「ご飯炊きがこんなに面白いとは思ってもいなかった。
なんか火を見ていると安心する。
火を点けられるドラム缶風呂もやってみたいと思っていたけど、
また明日もご飯炊きをやってみたい!」とのこと。
17:00 夕ご飯
18:00 入浴
19:15 サークルタイム
みんなで円くなって今日一日を振り返ったり、
明日以降のキャンプでこんなことやりたい!の
提案をし合ったりするサークルタイムはお互いの
「いまどんな気持ち?」を聴くところから始まります。
「すっげー」「どきどき」「ほーっと」「なんでかなあ?」
「るんるん」・・・とお互いがどんな気持ちでいて、
その気持ちを選んだ理由を一人ひとり話します。
それから今日はどんな一日だった?
何が印象に残った?明日は何をやりたい?と
みんなで意見を出し合います。
今日のサークルタイムは小さな声での伝言ゲームや
マッサージ大会や怖い話(!?)大会などもありました!
明日もどんな一日になるのかワクワクドキドキです♪
==ここまで原文のまま
【センタク】の1日でした。
どんなことをするのか、しないのか。
何を大切にするのか、しないのか。
2択ではないこともあります。
私達は日々刻々と何かを選んでいます。
たくさんの選択肢があることは豊かさの一つだと思います。
でも、その選択肢を与えられるのではなく、
自分で産み出せたら。
どんな幸せを感じられるでしょうか。
子ども達が遊びの時間で、
「薪割り」をしているのはなぜでしょう。
オトナにとっての仕事は「稼ぎ」だけを指す場合が多いけれど、
暮らすことや、生きることことは、お金だけではありません。
シゴトは3つ。
稼ぎ(銭とり)もあれば、
地域の一員としての務めあれば、
暮らしの営み・努力もあります。
子ども達が大人になる前に、
体験からシゴトの選択肢を産み出せるようになってくれたらいいな。
そんな想いがあります。
こめらの森では、お手伝いというより、
共に暮らす家族として一緒にできることが
たくさんあるのです。
そこがチョット手間暇かかるけど、
楽しいのです。
センタクと言えば、子ども達の「洗濯物」が
次から次へと波状的にやってくるので、
ちょっと立ち止まって共有したい衝動あり。
全自動でロボットが
やっているのじゃないんだよね。
お母さん達や大人たちは召使ではないのだ。
理解と尊重を必要としております。
これは明日以降の話題になりそう。
今日、最も印象にのこった場面。
「こめらの森の食事は普段と何が違う?」
台所担当のひとみさんから子ども達への問いかけでした。
子ども達からの回答は。
・人数が違う。普段はもっと少ない。もしくは独り。
・和食が多い。自宅では洋食が中心
・野菜が多い。昼ご飯の雑穀料理を肉だと勘違いした。
・家は電子レンジでチンする。後でかけるソースが美味しい。
食べ物が身体だけでなく、心も人生も創る糧だとしたら。
私達は子ども達と、何を選択していきましょうか。
日常といかにつながるか。
そんなことをずっと思っています。
小1のしんちゃん。
震災の歳から来ていて、当時は赤ちゃんだったけれど。
今回、家族と離れて初めて一人で参加して、
今日は一人でマッチを擦って13本。
ドラム缶風呂1つ、薪で焚きあげました!
なんだか感慨深い喜びがジワジワトくるなあ。
毎日いっぱいあるけれど、書ききれません。
明日も行き当たりバッチリを楽しもう!
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【拡散希望】現在支援額¥270,000、パトロン(支援者)数24人、
残り20日、目標額231,055円、
#Fukushima #夏休み #子ども保養 #キャンプ【送迎バス2往復分】をご志縁ください! #CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
http://camp-fire.jp/projects/view/37359
まず広報にご協力ください。
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