ご支援ありがとうございます。今日は、エッセイコンテストで苦労したことについて書いてみたいと思います。正直、大小いろんな苦労がありましたが、一番苦労したのは「コンテストの存在を知ってもらうこと」でしょうか。応募数が少なければ、コンテストそのものがショボく感じてしまいますので、応募数を増やすためにまずはこのコンテストを知ってもらうことに注力しました。まずは、最優秀賞の賞金を10万円に設定。当初、5万円とする案もありましたが、インパクトを重視し10万円にしました。賞金はスポンサーが負担するものでもないので、当然全部手出しです。なかなかにつらい負担でしたが、ここで5万円をケチったことでコンテストがショボくなることだけはどうしても避けたかったので、気合いを入れて賞金を増額しましたwローカルのエッセイコンテストで「最優秀賞の賞金が10万円」というものはそんなにないので、それなりのインパクトは出たと思います。SNS広告も出稿しました。北九州市民に届けばいいのでターゲティングは楽でしたが、そもそも広告を見た人が「10万円は魅力だけどキタキュースタイルって何?信用できるサイトなの?」みたいな印象を持ったのではないかと想像しています。Webメディアとしての知名度と信頼性が欠けている状態での広告では効果も出づらい、といったところでしょうか。ここは大きな反省点でした。ですが、コンテストを最後まできちんと開催することで、Webメディアとしての知名度や信頼性がアップすると考え、何が何でも最後までやり遂げようと決意しました。正直、事前告知について個人的には満足していませんが、審査員の方、協賛事業者の方が告知に協力してくださったこともあり、最終的なエントリー数は100件を超えました。何とか形にはなったかなと……次回の開催では、その10倍くらいのエントリー数を集めたいですね……市民の1,000人にひとりが応募ってすごくありませんか……?
ご支援ありがとうございます。今日は「エッセイコンテストを実施した感想」について書いてみたいと思います。一言でいうなら有意義な経験を積めました。(乏しい語彙力ですみません)まずは、たくさんの方の「北九州愛」を読めたこと。100人いれば100通りの「北九州愛」があるんだなと感じました。まっすぐな愛情、複雑な愛情、エッセイにはいろいろと綴られていました。実は、私自身が持つ“北九州に対する感情” もいろいろ複雑です。「北九州のことが好きでしょ?」と聞かれても、「はい!」と自信を持って答えられるか分かりません。でも、Uターンして2年経ち、北九州が魅力のある場所であること、ポテンシャルが高いこと、面白い人がたくさんいることはよく理解できました。これらを市内外に伝えることが私のミッションだと思っています。次に、多くの方にご協力いただけたこと。5つもの事業者さんにご協賛いただけたのはとても嬉しかったです。ITOHENさん、株式会社岡崎デザインさん、十亀酒店さん、響灘菜園株式会社さん、旅道具と人-HouHou-〈ホウホウ〉さん、海のものとも山のものとも分からないコンテストに賞品をご提供いただきありがとうございました。エッセイコンテストの告知用動画もFuture Studioさんに作っていただきました。しかも素敵な声のナレーション付きで。審査員も、作家の葉月けめこさん、現北九州市議会議員の井上純子さん、シンガーソングライターの池端克章さんという北九州出身の方に務めていただきました。ひとりで立ち上げた「エッセイコンテスト」でしたが、周りの方のご協力がなければ最後までやり遂げることはできなかったでしょう。周囲の方の支えで自分が活動できていることを改めて感じることができました。今回、実際に「形あるもの」にすることで、「なんかインターネットでこちょこちょやってる」というイメージから脱することができるのではないかと考えています。私の活動の分岐点になりそうですね。
先ほど投稿した「エッセイコンテストを開催した理由」に補足しますね。> 審査員を別の方にお願いしておいて良かった、と心から思いました。 と書きましたが、これは「たくさん応募いただいたエッセイを私が審査をするのは心苦しいなあ……」という意味、そして普段から文章や歌などで表現をしているプロの方々にお願いしておいて良かった、という意味です。言葉足らずで大変失礼しました。
エッセイコンテストの開催を発表したのは、2020年6月15日でした。この日は「キタキュースタイル」のオープン3周年記念日です。コロナ禍で取材もままならない中で、どのように北九州の情報を発信していくのがいいのか、と悩んでいたときに生まれた企画です。オンラインで行うコンテストの主催など経験したことがありませんが、何もしなければせっかく立ち上げたローカルWebメディアも先細る一方です。何を揃えなければならないのか、お金はどのくらい必要か、どういったルールで募集すれば良いのか、分からないことだらけの状態から「エッセイコンテスト」をスタートしました。審査の公正を期すために審査員は他の方にお願いしよう、「やりがい搾取」にならないよう賞金を用意しよう、独りよがりのイベントにならないように地域の事業者の方にご協力いただこう、「第1回」は大切だからケチ臭いイベントにならないようにしよう……手探りながらも少しずつ準備を進めていきました。6月15日(月)にコンテストの実施を発表して、6月29日(月) にエッセイの応募を開始、そして7月12日(日)にエッセイの受付を終了、と慌ただしい日程でしたが、無事エッセイを集めることができました。集まった100件を超えるエッセイを全て読み終えたとき、この企画をやって良かったと心から思いました。と同時に、皆さんの「北九州を思う気持ち」に順位をつけるのが申し訳ないという気持ちにもなりました。ただ、賞金付きのコンテスト形式だからこそ、これだけの数のエッセイが集まったであろうことを考えると、やはり審査は必要です。審査員を別の方にお願いしておいて良かった、と心から思いました。
クラウドファンディングの終了日を3月14日と記載していましたが、正しくは3月7日となります。