2017/08/10 08:13
上にはりつけた、となりカフェの5分PRラジオ(NOTE使用)「木曜の朝、午前7時DJ」17.7.26でも語ったのだが、高校の夏休みを僕は(いっしょにしゃべったDJアンディも)覚えていない。
小中や大学の夏休みは鮮やかに覚えているのだが、「逢魔が刻」(大島弓子)でもある高校時代の夏の記憶はばっさり途切れている。
これも上番組で語ったのだが、アニメ「涼宮ハルヒ」に、「エンドレスエイト」という悪魔的に8話も同じ内容を反復し続けた作品があり、ああしたものをつくらせる不思議な魅力がハイティーン時代にはあるように思える。
17才の頃、時間は無性にというか、異常に長かった記憶はある。また、その長くて覚えていない夏や、その数年間が、いまの僕の仕事の「土台」であることは確かなのだ。
あの暗黒だけれども二度と反復できない悪魔的時間の記憶があるからこそ、10代とのトークはそれほど苦ではない。まるで、その逢魔が刻がトンネルになっていて、それは、あらゆる世代をつなぐ地下の時間のパイプのように。★