2017/08/09 10:59
工房:八ヶ岳山中の熟成小屋  店舗:東京都杉並区「ぐるめくにひろ」

 「20歳くらいの頃、イタリアパルマで出会った生ハムは、衝撃的だった。」と松澤氏は語ります。後にパルマの生ハム工房を訪ねた時「パルマの生ハムは、パルマの風がつくるんだ。」という言葉に心を動かされ「僕も日本でそのような山の生ハムを作りたい。」と思い続けていました。日本での自然熟成の生ハムは多難でしたが、色々な方のお力を借りてやっと自分の目指す「ぐるめくにひろの山のハム」が出来上がってきました。

 3年に1度、5月上旬にドイツ・フランクフルトでIFFAドイツ国際コンテストが開かれます。添加物を推奨するドイツの食肉業界で無添加では難しいと言われていますが、2016年数々のメダルを全て無添加の商品で受賞。勿論山のハムも輝かしい成績を納めました。

 生ハムに使用する豚肉は、情熱的に良い豚肉を育てている契約養豚農家の厳選した豚肉を使用。最低540日山の中で熟成させます。

 独特の味と薫りが口いっぱいに広がります。優しさの中にも力強さのある生ハムです。乳酸菌発酵なのだな~!?と思わせる味わいはワインは勿論ですが、日本酒にもバッチです。

今回お持ち頂く生ハムはプレミアムプロシュート2017の予定です。