もうひとつの立山里山体験をつくるための試走先日、立山町観光協会でシーククロウ(SEEKCROW)を活用した取り組みを進めているイーフォースの皆さんと一緒に、立山町の新しいE-bikeツアーの試走をしてきました。今回、立山町観光協会からいただいたテーマは、インバウンドのお客様に向けて、立山連峰だけではない立山町の町や里山をE-bikeで楽しんでもらい、複数日滞在につなげるツアーをつくること。そして今回のルートは、新しくできたモンベル立山ベースキャンプ発着。ここを起点に、立山町を一日かけて巡りながら、「立山にはこんな楽しみ方もある」という新しい滞在の形を探していきます。一日かけて、実際にE-bikeでルートを一つひとつたどってみました。やっぱり、地図の上で考えるのと、実際に走るのでは違ってきます!「ここは少し寄り道した方が面白い。」「この道は海外のお客様にも楽しんでもらえそう。」「この景色は、ぜひ見てもらいたい。」そんな発見が次々と出てきます。同時に、時間配分やルートのつながりなど、実際に走ったからこそ見えてくる課題もありました。観光地と観光地の「間」にあるもの。今回改めて感じたのは、立山町の魅力は、有名な観光スポットだけではないということ。何気ない道。田畑。山あいの集落。昔ながらの家並み。小さな坂道。そこから見える立山の景色。普段なら通り過ぎてしまうような場所に、自転車だからこそ気づけるものがあります。そして、その「間」をつないでくれるのがE-bike。複数日滞在してもらうなら、一日で全部を見せるのではなく、山だけではなく、町、里山、集落、食、人の暮らしまで、時間をかけて立山を楽しんでもらいたい。そんな滞在のつくり方ができるのではないかと思っています。目的地だけを目指すのではなく、「この道、ちょっと面白そう。」そう思ったら、曲がってみる。立山連峰の雄大な景色だけではない。その山のふもとに広がる町、里山、集落、そしてそこにある人々の暮らし。今回の試走を通して、**「もうひとつの立山里山体験」**の形が、少しずつ見えてきました。これからさらにルートをブラッシュアップし、立山町での複数日滞在を楽しんでもらえる、立山町ならではのE-bikeツアーに育てていきたいと思います。ご一緒いただいた立山町観光協会&イーフォースの皆さん、ありがとうございました!その道、曲がってみよう。まだ知らない立山を、走りに行こう。
#里山ツアー の付いた活動報告
6月14日、大岩日石寺で行われた柴燈護摩 火渡り修法・滝開きに参加してきました!全国から集まった修験者のみなさんの法螺貝が山々に響き渡り、護摩の炎が勢いよく燃え上がる。矢を放ち、祈りを捧げ、火を渡り、そして六本滝へ。何度参加しても、この迫力と空気感には圧倒されます。僕が大岩日石寺に何度も足を運びたくなるのは、ただ古い歴史が残っているからではありません。この場所には、自然への畏敬の念と仏教の教えが今も生きています。巨大な岩に手を合わせ、火に祈りを込め、水に身を委ねる。その姿を見ていると、人は昔から自然とともに生き、自然に学び、自然に感謝してきたんだなと改めて感じます。普段はマウンテンバイクやウォーキングツアーで地域をご案内していますが、僕が伝えたいのは景色だけではありません。その土地に残る歴史や文化、人々の暮らしや祈り。そうした物語に触れることで、旅はもっと豊かになると思っています。富山には、まだまだ知られていない魅力がたくさんあります。これからも自転車で、歩いて、時には滝に打たれながら(笑)、この地域ならではの歴史や文化、自然の魅力をたくさんの方にホラ吹きます!
長野県辰野町で開催された自然体験活動指導者養成講座に参加してきました。3日間、火起こしや川遊びでの、安全管理、自然体験の考え方などを学び、無事に修了することができました。しかも初日には取材までしていただき、まさかの辰野新聞デビュー(笑)普段から里山冒険ツアーを行っていますが、正直なところ、これまでは「なんとかなる精神」と直感や経験で走ってきた部分もたくさんありました。でも、これから大観峯でさまざまなイベントを開催していく中で、「楽しい」だけではなく、「安全に楽しむ」という視点をもっと深く学びたいと思い参加しました。今回の講座では、自然の中で遊ぶ技術だけではなく、人を自然へ案内する責任や考え方についても多くの学びがありました。既に里山は虫たちが元気すぎて人間の出番は少なめですが(笑)、秋になったら今回学んだことを活かしながら、楽しめる里山イベントを企画していきたいと思います。ご一緒いただいた皆さん、講師の皆さん、本当にありがとうございました!3日間で自然体験活動の資格は取得できましたが、ホラ貝の腕前はまだまだ修行中です。引き続き山頂でホラ吹きながら、里山の楽しさと自然の魅力を伝えていきたいと思います。
里山で続けてきた道づくり、道巡りについてこの活動の始まりは、めちゃくちゃシンプルです。自分の住む里山地域、普通にすごい。何もないと思われているけど、いやいや全然そんなことない。外から来た人の目線で見ると、驚くほど魅力がある。里山って、めっちゃ面白い。この面白さを、いろんな人に知ってもらいたい。そんな、独りよがりな感覚から、このホラ吹き活動はスタートしました。誰も来ない里山。忘れられた場所。価値がないと思われている場所。でも、自分にとっては全然違った。「本当に価値はないのか?」そんな違和感を覚えながら、ただひたすら山に入り続けて、道をつくってきました。最初から明確な思想があったわけじゃないです。むしろ、現場で体験を重ねる中で、少しずつ自分の中の問いが深まっていった感覚です。その中で出会ったのが、『野生の思考』でした。人は本来、もっと自由に世界を捉えていたのではないか。そんな問いが、自分の中に立ち上がってきた。さらに『万物の黎明』を通しては、人類は一つの正解に向かって進んできたのではなく、多様なあり方を試してきた存在なんだという視点。そして山本哲士の思想からは、「どう生きるか」「どう関係するか」という問いに、改めて向き合うきっかけをもらいました。本を読んだから、この活動を始めたわけではありません。活動を続けていく中で、それらの言葉に触れたとき、「ああ、自分がやっているのはこういうことだったのか」と、あとから輪郭が立ち上がってきた。そんな感覚に近いです。やっていることは、とてもシンプルです。里山を整備して、道をつくる。ツアーを通して、その面白さや感覚を伝える。そして最近は、裸足で、山を歩く。ただそれだけです。靴を脱いだ瞬間に、地面の感触、湿り気、温度、匂いが、ダイレクトに入ってくる。自転車で森の中を走るときも同じで、いろんなものが身体の感覚として入ってくる。頭で理解する前に、身体で感じる体験。そしてもうひとつ大切にしているのが、体験することと、手を入れることを分けないこと。歩くだけじゃなくて、整備する。感じるだけじゃなくて、関わる。その両方があって、はじめて里山との関係が生まれると思っています。最初はただ、「面白いから伝えたい」それだけだったものが、続けていく中で、少しずつ言葉を持って、少しずつ形になってきました。気づいたらもう5年、活動してきて思うのは、今は何かを証明しているわけでも、教えているわけでもなく、ただ、問いをひらき続けている、ということ。これからも続けていきます。里山での、道づくりと、道巡り。気になったら、ふらっと来てください。里山で、お待ちしています。
長い冬を越えて、いよいよシーズンスタート!いつも発着場所として使わせてもらっている大岩不動の湯 の発着小屋を、丸一日かけてしっかり掃除しました。自転車も、場所も、気持ちもリセット完了。そして5日は山開き。山頂も動き出して、いよいよ里山の季節が始まります。4月からはツアーの予約も入りはじめています。名もなき里山。でも、そこにはちゃんと物語があって、風があって、匂いがあって、冒険がある。今年もここから、そんな里山の魅力をひとつひとつ、全力で伝えていきます。さあ、toyamaへ、satoyamaへ!今年も全開でホラ吹いていきます!




