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じんのひろあき監督作品 映画 唇からナイフ クラウドファンディング

じんのひろあきは、映画、演劇、ゲーム、漫画原作、ラジオドラマとあらゆるジャンルにわたって表現を続けている作家です。 その、じんのが1997年からライフワークとして180短編の演劇を書き続け発表してきました。 今回はその中から6本を傑作選として映画化してみるつもりです。

現在の支援総額

751,000

150%

目標金額は500,000円

支援者数

52

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/08/01に募集を開始し、 52人の支援により 751,000円の資金を集め、 2017/09/09に募集を終了しました

エンタメ領域特化型クラファン

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じんのひろあき監督作品 映画 唇からナイフ クラウドファンディング

現在の支援総額

751,000

150%達成

終了

目標金額500,000

支援者数52

このプロジェクトは、2017/08/01に募集を開始し、 52人の支援により 751,000円の資金を集め、 2017/09/09に募集を終了しました

じんのひろあきは、映画、演劇、ゲーム、漫画原作、ラジオドラマとあらゆるジャンルにわたって表現を続けている作家です。 その、じんのが1997年からライフワークとして180短編の演劇を書き続け発表してきました。 今回はその中から6本を傑作選として映画化してみるつもりです。

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▼はじめにご挨拶

●映画『唇からナイフ』とは?
 
 じんのひろあきは、映画、演劇、ゲーム、漫画原作とあらゆるジャンルにわたって表現を続けている作家です。
 その、じんのが1997年からライフワークとして、短編の演劇を書き続け発表してきました。
 現在、1人芝居が36本、2人芝居が180本のストックがあり、今回はその中から6本を選んで映像化してみようと思っています。
 短編の連作と聞くとオムニバス映画をまず連想しますが、これはそれぞれの話が微妙に繋がっている、クェンティンタランティーノ監督作『パルプフィクション』と同種の構造を持った映画です。
 短いエピソードは一つ一つ完結はしていますが、登場人物達は一貫している。時間軸は行き来しているが、彼らが経験する事件の時系列は一連である。ということです。
 そして、今回のこの『唇からナイフ』は、じんのひろあき短編戯曲の映画化計画の第一弾で、この後、第二弾、第三弾と続いていきます。

●形式: Color, Widescreen
画面サイズ: 1.78:1
完成予定日 2017/10/24
時間: 100 分

▼企画概要
80年代より映画、演劇、ゲーム、漫画原作とボーダレスな活動を続け、ファンはもちろん、各業界人からもリスペクトを集める希有な作家・じんのひろあき。
97年よりライフワークとして書き続けた180本の戯曲の中から、傑作選6本をついに映画化。
さらに今回のために大幅にリライトを施し、短編オムニバスではなく一本の長編映画となるという『おもちゃ箱』のような珠玉のアンソロジー、それがこの『唇からナイフ』です。
『がたん、ごとん』 イメクラの一室、電車コースを選んだ初心者の男。イメクラ嬢が最初は優しく接してはいるが、この男「もしも、嫌だと思ったら、僕をこのカッターで切ってください…いいんです、かまいませんから、切っちゃってください…」
『万引ストーカー』お台場の観覧車の中。その朝、本屋で万引しているところを目撃された女の子は、見つけた男と一日デートしていた。男は警察に突き出そうと言い出さない。男の目的はいったい…
『ニュータイプ』お姉さんの元に結婚式の二次会に何着て行こうかと相談にやってきた女子高生。「制服でいいんじゃないの?」というアドバイスに逆らっているうちに、自分は本当は大人になりたい、それも今、自分の周りに居るようなクズな大人ではなく、まっとうな、誰もが憧れるような大人になりたい、と言い出した… 誰もが憧れるまっとうな大人とは? 
『砂糖菓子』これもまたイメクラの一室。普通の女の子の服装で応対してくれというお客さんのリクエスト。そして、そのイメクラ嬢に求められるのは、男の役割を忘れて女の子同士の会話をただ、楽しみたいという変わった趣味の男だった。

 

 

▼このプロジェクトで実現したいこと

●これは短編の連作から成る長編なので、短編の映画祭には短編として、その映画祭に見合った話を抜き出して応募、また長編の映画祭には全てが繋がったバージョンの長編として出品することが可能です。
 一つの短編の作品を見て、興味を持ってもらえば、また次の話、または全部繋がっているものを見てみようかと思っていただける作りになっています。
 最近、映画館で二時間の映画を見る、ということにやはり覚悟がいります。
 スマホが人の時間の娯楽の使い方を変えてしまったから、と言えるでしょうか?
 オリジナルのこういった自主映画を作り、劇場で期間限定でレイトショーなどでかけたとしても、なかなか人は足を運んでくれません。
 そして同時にネットが登場する以前に比べ、宣伝をするのは楽になったはずなのに、情報を見ず知らずの人に拡散させるということは、以前よりも難しくなっているような気がします。

 広がって行かない……
 じんのひろあきとガソリーナの面々は、どういった今を生きる人々の心の風景を描こうとしているのか?
 まず、見ていただくために、様々なメディアを使っていこうと思っています。

■映画にこだわるからこそ…

 スマホでいつでも動画が見れる。

 配信で好きなものが見れる。

 そんな時代に映画館で2時間の映画を見てくださるお客様は本当にありがたいと思っています。

 しかし、そうでない人にも届けたい。

 そこでこの『唇からナイフ』は長編映画として劇場公開を目指すと同時に、6本の短編としてそれぞれネット配信を展開します。

 自宅のパソコンで短編を見たお客様が繋がった6本を大きなスクリーンで見よう、と足を運んでくださる。

 そんなことを理想としています。

 また、長編映画としての映画祭出品はもちろん、各短編ごとにそれぞれ映画祭に出品が可能です。

 つまり、『唇からナイフ』は通常よりも更に大きく、世界に広がる可能性を秘めた企画なのです。

 

▼プロジェクトをやろうと思った理由

演劇というジャンルは劇場を押さえ、そこにセットを作り、情宣し、その期間、その時間、その場にいなければ経験できないものです。

もちろん、それ故に体感できる、それこそ言葉にはできないものがありますが、それでも、今のこの時代、あらゆる人がその時間、その場に足を運べるわけでありません。
それを演劇的な体験とは違った形でもっと拡散できないものか、と考えて映画化を思い立ちました。

また、これは日本映画の世界の出身であるじんのひろあきが最近、特に杞憂していることで、日本映画そのものが予算がなく、企画も現場も貧相になり、できあがった物は韓国、香港、中国、ヨーロッパ、そしてもちろんハリウッドの映画と、とてつもない溝を空けられてしまっています。

撮影が1週間、2週間、その準備期間もわずか。

それで勝ち目はあるのか? と、思うのです。

この『唇からナイフ』のエピソードはすでに何度か舞台化されています。

1つの舞台を作るのに30日、40日リハーサルを繰り返し、なおかつお客さんの前で本番を迎え、手応え、また様々な感想をいただいています。

その手応えと反省、またこの芝居に費やした時間は、今作られている、ロケ場所に行って幾度かリハーサルをしてカメラを回すという演技とは質が違うはずです。

そもそも、じんのひろあきが全国区で有名になった映画『櫻の園』また、じんのが企画した三谷幸喜脚本の映画『12人の優しい日本人』はそれぞれ高い評価を受け、映画賞をいくつも受賞しましたが、『櫻の園』は2ヶ月『12人~』は3週間のリハーサルを経ての撮影でした。

『櫻の園』は25年前の作品ですが、今だに「あれはよかった。自然な演劇だった」と褒められます。

けれども、じゃあ、同じように2ヶ月リハーサルやって映画を撮るということはなかなか行われません。

あれから25年です。

今回の6本の短編はみな『櫻』『12人』に匹敵するリハーサルをこなし、さらにお客様の前で本番を幾度もこなした作品群の映像化です。

時間と努力は惜しみなく注いだ愛しい作品達です。
私達日本映画は確かにお金がなく貧しいかもしれません。

それでも、我々は唯一自らの時間を使うことはできます。

私達はこの使え時間と労力を可能な限り使って試作し、稽古し、それを映像化するということでクオリティをあげていこうと思っています。

しかし、作ろうとしているのは映画です。

昔のフィルム撮ほどではないにしても、最低限の現場費がかかります。

今回、みなさんに支援していただきたいのは、その最低限の現場費ということです。

■今、ここで作りたい『理由』

 じんのひろあきは劇作家および演出家として、演劇の良さも問題点も知り尽くしています。

 時間、労力、お金、そして、体感できる歓びと感謝。

 通常の映画制作とは根本的に違う物量のリハーサルを経て作り上げた役者の芝居は、それ自体が作品となります。

 しかし、演劇は同時に一回性のものでしかなく、時間や空間を越えてより多くの人に楽しんでいただくことが不得手なメディアです。

 そこで本来、映画監督であるじんのひろあきは、自らが演劇活動で培ったイズムを、映画に持ち込むことを考えました。

 美しい映像、リアリティのある美術、自在に移り変わるシーン…

 映画や映像には、演劇とは根本的に違うベクトルの演出が存在します。

 それこそが、この素晴らしい表現媒体の根本でもあります。

 今の映画やテレビドラマ業界では、俳優が綿密なリハーサルを経て、本番に挑むものはほとんどありません。

 しかし、演劇ではリハーサルで作り上げるのは基本です。

 クオリティの高い演技力で作り上げたキャラクターを映像でしか表現できない世界に招くこと。

 さらに、リハーサルの期間、話合い構成、台詞、所作を一人ではなく集団で練っていくことにより、誰も見たことのないエンターティメントができるのではないだろうか?

 そんな「ちょっとすごい」「だいぶおもしろい」映画『唇からナイフ』

 見てみたいと思ってくださる方々のご協力をお願いしたく、このプロジェクトをスタートさせました。 

▼これまでの活動

●原作・脚本・監督 じんのひろあきプロフィール
 ガソリーナ主宰。
 映画の企画、脚本、監督、演劇の戯曲、演出、また漫画原作、ゲームのモーションキャプチャリングディレクターなど活躍は多岐にわたる。
 1985年『攻殻機動隊 ゴーストインザシェル』の押井守監督に師事
 石井聰亙(現岳龍)に映画脚本のコンテストで認められる
 『デスノート』の監督金子修介により映画脚本家としてデビュー
 デビュー作で亀有映画祭脚本賞受賞
 その後、映画『櫻の園』で日本アカデミー賞脚本賞、キネマ旬報脚本賞、ヨコハマ映画祭脚本賞を受賞。
 漫画『ラブレター』ビックコミックスピリッツ連載
 NHKアニメ『忍たま乱太郎』脚本
 ポンキッキーズコンサート構成
 CLMP原作アニメ『東京バビロン2』脚本
 綾野剛。黒木華主演映画『シャニダールの花』脚本
 ゲーム『デビルメイクライ2』モーションキャプチャ担当
 東北新社アニメ企画大賞大賞受賞
 現、明星大学シナリオ制作講義非常勤講師

 

▼資金の使い道

 映画製作現場費、公開準備資金。

▼リターンについて

ご支援コース詳細

3千円コース
 お礼のメール 植野祐美、毛筆直筆による画像

5千円
 完成版のDVD進呈 
 お礼のメール 植野祐美、毛筆直筆による画像
 現場のスチール

1万円
 完成版のDVD(含む、特典映像、メイキングを含む)進呈
 製作情報の情報が随時流れるライン@参加権
 お礼のメール 植野祐美、毛筆直筆による画像
 現場のスチール

3万円
 完成版のDVD(含む、特典映像、メイキングを含む)進呈
 お礼のメール 植野祐美、毛筆直筆による画像
 製作情報の情報が随時流れるライン@参加権
 試写会御招待(会場、時期は別途)
 現場のスチール 出演者のサイン入り

5万円
 お礼のメール 植野祐美、毛筆直筆による画像  
 完成版のDVD(含む、特典映像、メイキングを含む)進呈
 製作情報の情報が随時流れるライン@参加権
 三日にわたるイメクラセット撮影見学

 ■新情報追加!!

 現在の撮影予定 10月27日~29日

 試写会御招待
 現場のスチール

7万円
 劇中に登場するイメクラのお店の命名権
 完成版のDVD(含む、特典映像、メイキングを含む)進呈
 製作情報が刻一刻流れるライン@参加権
 三日にわたるイメクラセット撮影見学権

 ■新情報追加!! 

 現在の撮影予定 10月27日~29日

 お礼のメール 植野祐美、毛筆直筆による画像
 試写会御招待
 現場のスチール

10万円
 劇中で植野祐美が演じるイメクラ嬢の源氏名の命名権
(なおこれは本人の植野祐美にジャッジさせます)
 完成版のDVD(含む、特典映像、メイキングを含む)進呈
 製作情報が刻一刻流れるライン@参加権
 三日にわたるイメクラセット撮影参加権

■新情報追加!! 

 現在の撮影予定 10月27日~29日

 試写会御招待
 現場のスチール
 また公開時の公式パンフレット進呈

 

▼最後に

ひとつの映画を作るためにクラウドファンディングをやる

しかし、その映画がどんなふうに世の中で評価され、どこへ行くのかは、どんなヒットメーカーのプロデューサーであれ、才気にあふれた監督であれ、わかりません。

ある映画監督が言った言葉に「映画には出来の良い映画、出来の悪い映画、という区分けの他に、運の良い映画、運の悪い映画がある」というのがあります。

映画を作ろうと思う時に誰だって「出来の悪い映画を作ってやろう」とは思いません。

でも、「運の良い映画、悪い映画」だけは作り手はどうしようもありません。

「運の良い映画」に辿り着くための方法はただ一つです。

それは作り続けることです。

賭け続けなければ当たることはありません。

この『唇からナイフ』は今回6本が映画化されます。

我々はあと174本の脚本のストックがあります。

続けることができます。

「良い映画」を作るつもりでいます。

そして、続けて行きます。

今回のこれは、その第一歩です。

なにとぞ、お力添えを、とお願いするばかりです。

 

 

最新の活動報告

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  • 先週の火曜日に、10時間ちかくかけてやった映画「唇からナイフ」のビデオコンテ製作初日は、とにかく手探り状態で、発見もあったが、ロスタイムも多かった。ビデオコンテは、映像としての精度を上げることではなく、最終的にどういった映画を目指すために全員がどういった演技をし、何を準備すればいいのかということがわかればいい。 あれから1週間そのコミニュケーションツールとしてのビデオコンテは何かと言うことをずっと考えていた。本当に身悶えする位に。そして今日も半日あれこれ考えていて、ついにひらめいた。 すべて出来上がった後に理由付けするならばそれはこういったことだ。島本和彦さんの漫画「アオイホノ」の中に、学生時代庵野秀明さんが自主制作した、ウルトラマンの話が出てくる。そこでホノオくんが驚嘆したのは、実際にウルトラマンで使われている音に映像はめ込んでいくということでやる気を出したと言うことだった。 私が今やろうとしてる、いちど演劇で上演したビデオ素材はあるわけで、そのビデオ素材から音声だけを抜き出し、これからやろうとしているカット割の映像をその上に乗せていけば、ビデオコンテが作れるはずである。 音声データは、約1ヵ月以上稽古し、適正な間で、適正なニュアンスで上演された芝居の音声データであり、これを新たにプレスコと言う形で録り直すとしても、おそらくこのクオリティーのものを得ることができない。 しかし我々はそれを持っている。 それに合わせてあらかじめ字コンテを考え、レゴでセット組み、そのカット割の静止画に乗せていくと言う事で、完成品はどういう方向のどういったものになるのか、そのカットの意味は、どう見えるのか、といったことが一目瞭然のものができると思った時に少し震えた。 もちろん、全部が全部この方法でやるわけではないが、1つの指針として何か終えた気がする。 最初から最後まで全部作ってあるのだが、これが完成品だと思われても困るし(笑)なんだ「マイキー」で見たよと思われるのも嫌なので、1部だけYouTubeに上げたものを公開します。 いやあ、これはなかなかすごい思いつきだと思う。 もっと見る

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