いよいよグランドオープニングまで3週間となりました。
緊急事態宣言が発令され、延長になり、グランドオープニングの式典を予定通り行うべきが辞めるべきか、スタッフ全員で悩み続けた1ヶ月半。
もちろん現時点でも何が正しい判断なのかはわかりませんが、応援してくださる方々への感謝の意を込めて、どうにか気持ちだけでも前向きにグランドオープニングに向けて準備をしていこう!と活動開始。
しかし、まだまだ改修が必要な玄関まわりや水回り、手入れが必要な外回り、ワークスペースのレイアウト変更や掃除など、目の前に山積する課題に呆然と立ち尽くしました。
でも立ち止まっている時間はもうありません。
まずは、荒れ果てた庭部分の雑草抜きから始めました。せっかく非日常な雰囲気のある古民家にお仕事や休憩にお越しいただくのに、窓から見える景色が伸び切った雑草では...
そんな思いでただ必死にひたすら雑草の処理をしました。
そして、今回一番苦労した(今も進行中...)作業は、もともと作業場だったエリアを玄関として改装するという時間もコストもかかる作業でした。
仕事を目的としてお越しくださるお客様、休憩の場としてお越しくださるお客様、両方のお客様により便利な導線で広く玄関を使ってもらえるようにしたいという想いで着手しました。
ただ、もともと作業場だった風が吹き抜けの場所を、玄関らしく見せるための雰囲気作りに大苦戦。
(↑改装前の玄関周りと作業場)
理想像はあってもコストはかけられない!
そこで一人のスタッフのアイディアで、通路には棚板として使われていた板を利用して枕木を敷き、周りを砂利で埋め(下に敷いた砂利を全部水洗いしたのが大変でした。 by 砂利担当 保木)、何もなく殺風景だった壁にも、和室に使用していた障子戸の一部を再利用して、玄関までの通路をなんとか和風な玄関らしく仕上げていきました。
(↑殺風景だった裏通路がこんな風に生まれ変わりました)
玄関の窓から見えてしまう灯油タンクは、使わない障子でさりげなく目隠しし、冷たい隙間風が入ってくる足元の壁は、大量にあった屋根の瓦で埋めていきました。また、使用されていない大きな樽を利用して、上に丸い板を作り付けてスタンディングでチャットや飲食できるバル風カウンターを作りました。(仕上がりはお楽しみに♪)
(↑一番大変だった砂利洗い)
(↑ここまでくると再利用の鬼と化していました!)
(↑弊社の『匠 』です)
(↑真剣な眼差しで和紙と格闘中!)
(↑これが古民家風バルの主役になりました)
6月25日のオープニングに向けてまだまだやるべきことはたくさんありますが、ゴールに着実に進んでいる、そんな感じがしています。
今回グランドオープニングにご参加いただける皆さま、
ワーケーションスタンドCorritrip &WORK 奥飛騨 萬葉館の仕上がりを楽しみにお越しください。私たちも皆さまに現地でお会いできるのを楽しみにしています。
今回は、残念ながらご参加いただけない皆さまも、いつか是非奥飛騨に遊びにいらしてください。スタッフ一同お待ちしております。