2021/10/25 10:24

【クラファンの残り期間が18日になりました】

このクラウドファンディングをお気に入り登録・支援してくださっている皆様へ
この度はMuse Academyのクラウドファンディングを応援してくださり
本当にありがとうございます!!Muse Academy代表の川端です。
今日は長男が学校休みになってしまって、在宅で仕事ができるありがたみをひしひしと感じてい月曜日です。

おかげさまで支援額は111万円を超え、目標額に対しての達成率も74%になりました。
「クラファン順調だね!このまま達成できそうだね!」と色々な方に言っていただけるのですが、ここ1週間の支援者さまの数は一日に1〜2人。
1日1万円ずつ支援額が増えていっても、目標は達成できないんです…です!!

応援してくださる皆さんも、「連日RTするのは気が引けるな〜」とか、「人に紹介するのはハードル高いな〜」と感じていらっしゃると思います。その気持ち、よくわかります!!
…なんですが、あと18日間だけ、あなたの力を貸して頂けないでしょうか?
もちろん私が一番頑張るのは当然なのですが、恥ずかしながら私一人では見えない景色があります。

それから、私はその景色を一人で見たいんじゃないんです。みんなで見たいんです!!

いつかの日の文化祭のように、チーム一丸となって、準備して、盛り上げて、最後に笑い合って「大変だったけど、大成功だったね〜!!」って言いたいんです!言わせてください!!
(ちなみに学生時代はそんな陽キャではなかったので上記の表現はあくまでも妄想です。36歳になってから遅れてきた青春を味わいたい願望です。)


…前置きが長くなりましたが、今日の活動報告のタイトルは【ママが「好きなことをして生きる」のはワガママなのか?】です。

私が子どもを産んで、フルタイム正社員で復帰したいと言った時。フリーランスとして忙しくしている時。起業して、社長になった時。

「子どもが小さいうちは、ママが好きなことをするなんて無理。自分で選んで産んだんだから、仕事や趣味で好きなことをしたいなんてワガママでしょ。仕事でキャリアを積みたい人は子どもを諦めて、ずっと頑張っているんだよ?やりたいことあるなら子どもが大きくなってからにしたら?」


この言葉を、一人ではなく結構いろんな人に言われてきました。しかもこの言葉、驚くべきことに同じ立場のママや同年代の女性、家族にまで言われるんです。

私の母は専業主婦で、子どもを3人育ててくれました。歳の差が近い3兄弟の育児はそれはそれは大変だったと思いますし、父は基本的に家事育児にノータッチのいわゆる「昭和のお父さん」でした。
慣れない土地でワンオペでの子育て、母はきっと孤独だったと思います。働きたいと父に訴えたこともあるそうです。でも父の答えは「家事と育児を完璧にできるんだったら好きにしなさい」でした。

いや、できるわけないでしょう!!!!(って、みなさん心の中で突っ込んでくれましたか?)

これは母に選択肢を与えているようで、全く与えていません。

結果、母は私たち子どもがある程度大きくなるまで専業主婦を続け、「本当はこうしたかったけどできなかった」と成人した子どもたちに愚痴るようになりました。


…この話、昔の話だと思いますか?残念ながら令和になった今でもよくある話なのです。

私が一人目出産後に仕事をしたいと最初に夫に訴えた時、返ってきた言葉は「別にいいけど、家事育児と両立できないでしょ?」でした。

今でこそ「いやいやいやいやいや他人事か!!」って光の速さで突っ込めそうな言葉ですが、当時の私は家事育児は母親がやるべきだと思い込んでいたし、慣れない一人目ワンオペ育児で自己肯定感もどん底に落ちていたので

「そうだよね…」と、納得してしまったのです(当時の私!そうじゃないぞ!!)

それからも、ことあるごとに夫には「別に反対はしないけどそれ、今じゃないよね?」と言われ続けてきました。(まぁ、それを全部無視してした私だから今があるわけですが)

今じゃない?!私は今日が一番若いんだよ!!じゃあいつやるんだよ!?

と、時には私の中の林修先生が牙を剥き、夫との仲が険悪になることもありました(正直、今でもあります…)

一方で、子どもたちは「お母さん、お仕事がんばってね!!」「お母さん、いっぱいお仕事してすごいね!」「ぼくはね、大きくなったらお母さんみたいにこんなお仕事がしたいんだ!」と、目を輝かせて、純度100%のエールを送ってくれます。

もし、あの時の私が「子どもたちのために」と仕事をすることを諦めていたら?「今じゃないよね」の呪いに囚われていたら?

私は母と同じように、「本当はこれがしたかったのに(子育てしていたせいで)できなかった」と愚痴る母親になっていたかもしれません。
活躍しているキャリア女性を、羨んだり妬んだりしていたかもしれません。
好きなだけ仕事ができて、帰ってきたらご飯もお風呂もできている夫を「ずるい」「私ばっかり我慢している」と思いながら暮らしていたかもしれません。


Muse Academyを運営する、株式会社フィリアンのビジョンは

「家族と社会の幸せを お母さんの笑顔の延長線上に」

です(クラファンのページにも掲載しているので、見たことあるよ〜という方もいてくださるかと思います。)

実はこの言葉には、削った部分がありまして、本来は

「家族と社会の幸せが、お母さんの自己犠牲の元に成り立つのではなく お母さんの笑顔の延長線上にある社会へ」

でした。
長すぎてあまりキャッチーではないのと、「自己犠牲」という言葉が強いのでビジョンからは外していますが、今の日本社会って「お母さんの自己犠牲の元に成り立って」いると思いませんか?

専業主婦が夫の激務を支え、共働き家庭では残業がっつりパパの会社が時短ママを雇用する会社にフリーライドしている状態です。しかも何かやりたいことをしようとすると「母親なのに」「ワガママ」と言われる世の中で、女性の活躍?輝け?無理な話ですよね。

それでも、私はママたちにやりたいことをやってほしい。自分の可能性を、今まで学んできた知見を、スキルを、経験を、そしてこれから新しく身につけるであろう様々なことを、社会に、家族に評価してほしい。そして精神的にも、経済的にも本当の意味で自立してほしい。
ママたちは、一人ひとりがすごいパワーを、優しさを、宝石のような個性と価値を持っているから。
それを家庭に押し込めておくなんて、本当に社会の損失だと思いませんか?

ママが好きなことをする、それは結果的に「家族と社会の幸せ」に寄与することは間違いない。
ママがチャレンジすることは、いつだって全然ワガママなんかじゃないんです!!


今日も熱く語ってしまいましたが、一人でも多くのママに、この文章が、想いが、Muse Academyの取り組みが届くといいと思っています。

当事者じゃないパパでも、お子さんのいらっしゃらない方でも、独身の方でも、全ての人に関係あります。だから、支援だけじゃなくて、良かったら「広げる」お手伝いをしてください。

何度も言いますが、私一人の力なんてたかが知れています。
私はこの長い文章を、最後まで読んでくださったあなたに助けてほしいんです。

11月12日、クラウドファンディングが終了したその日に、みんなで笑いましょう!!

今日は月曜日ですね。10月最後の週も、みなさんと一緒に駆け抜けたいです。
(ちなみに、週末に髪をバッサリショートに切って、勢いで全然「お母さんっぽくない」真っ赤なコートを買いました!私もまだまだ「やりたいこと」を一つずつ、叶えていく道の途中です!)

それでは、今週もご自愛しつつ頑張りましょうね!
引き続き、Muse Academyをよろしくお願いいたします。