今回のソーラーシステム寄贈先についてご紹介させていただきます。
女性実業家 Huỳnh Tiểu Hương によって2001年に設立された、孤児・障害児の支援施設。
Tiểu Hương 自身も戦争が原因で親と生き別れてしまい、孤児として物乞いなどをして生き延びて来られたそうです。
その時運命的な出会いにより、ある台湾人によって保護され、里親として世話や教育を受ける。やがて成長し、不動産などの事業 が成功し、自分と同じような恵まれない境遇の子供たちを支援したいという思いから、支援者たちと協力の 元、施設を運営し始めました。 現在までに、346人の孤児や障害を持つ子供を引き取り、生活支援や教育などを実施し、中には既に 大学に進学したり、就職を果たしている児童もいます。 施設内に幼稚園も併設しており、センター内の児童の他、外部からも80名程の児童が通っています。
施設の費用について
概算ですが、施設運営の為に毎月 900,000,000 VND程(約450万円)の費用がかかっています。民間の為、運営資金は自社の事業の他に、様々な企業や団体・個人からの寄付などで賄ってい る。国からの支援は、イベントの際の子供たちへのプレゼントなどを受けています。
現在は中国製の太陽光システムが設置されているが、蓄電能力は大変少なく、電力としては僅かしか供 給されていない。 子供たちの多くは日中学校に行っている為、消費電力は多くないが、夜の時間帯には大勢の児童が生活 をしている為に沢山の電力を消費している。
ということで、沢山の子供たちとそれを支える人たちにとってどれだけ安定した電力が必要か身に染みて感じることができました。
皆さんのご支援、ご協力をお願いいたします。