2017/08/27 22:33
『游刻』パリ展準備報告です
パリのギャラリーが配布するDMのゲラが届きました。
沢山送った作品のなかから、あちらが選んだのは渋谷玉川屋さんの游刻。
■解説
明治18(1885)年創業、132年の歴史がある老舗の呉服店「玉川屋呉服店」の店印。右側に「渋谷」、左側に町名の「円山」と、店を構える地名をいずれも旧字で入れて、さらに屋号の頭に小さく五代目と置き、老舗であることを印象付けました。暖簾に入れた場合にも映えることを念頭に置いて制作した游刻です。
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気にいっている作品のひとつだけれど、これを今回の游刻展のシンボルに選んだのは、
フランスの人にもっともウケるだろうという判断があったからだと思います。
そういう風に見ると、どういうラインの作品が興味深く受け取られるかがほの見えるような気がします。