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二輪最高峰ロードレースのチャンピオンを目指す「レミーガードナー」支援プロジェクト

現在の支援総額

115,500

5%

目標金額は2,000,000円

支援者数

17

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2012/09/19に募集を開始し、 2012/12/17に募集を終了しました

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二輪最高峰ロードレースのチャンピオンを目指す「レミーガードナー」支援プロジェクト

現在の支援総額

115,500

5%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数17

このプロジェクトは、2012/09/19に募集を開始し、 2012/12/17に募集を終了しました

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「TGR/モリワキプロジェクトの最新情報をお知らせします。レミーの2012年シーズン 最終戦は、11月16日~18日に行われるバレンシア戦になります。今シーズンの 最後として、しっかりした結果が出せる事を願い、また、来年2013年に向けて、我々 のプロジェクトを継続して行く為のサポートを獲得できるように、一生懸命頑張って います。バレンシアのレースの後で、レミーの結果を報告しますが、彼はもう既に レース経験のないGPサーキットで戦えることを、非常に楽しみにしています。バレン シアはテストで走った経験があり、本当に気に入っているようなので、良い結果を 残して、サポートしてくれている皆さんの元気づけになればと思っています。来年の レース活動に向けては、まだまだ多くのサポートが必要です。ヨーロッパでは、 ヨーロッパ出身選手を応援するので、我々の日豪プロジェクトへサポートを得る のは、非常に難しい状況ですが、諦めずスポンサー獲得に努力し、スペイン 選手権でレミーがモリワキMoto3マシンで2013年もレースを続け、いつかはGP 世界選手権でレースをすると言う、レミーの夢に近付ける様に、サポートして 行きます。レミーも私も、このCampfireで我々へのサポートを示してくれた全ての みなさんに、本当に感謝しています。また、まだ我々と共にこのユニークで エモーショナルな旅に参加しようと考えていない人々には、サポートをお願いし たいと思います。チームの最新情報や、レミーや弟のルカと直接対話のできる、 ファイスブックページ: www.facebook.com/GardnerRacingと、 チームのホームページ: www.TeamGardnerRacing.com の確認も忘れずに お願いします。ありがとう。」 Wayne Gardner, World 500cc Motorcycle Champion


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これまでに僕をサポートしてくれているみなさん、ありがとうございます。2012年シーズンも終わりに近付き、今は来年の活動資金のため、サポーターやスポンサーの獲得作業をしています。十分なスポンサーを獲得できれば、また来年もスペイン選手権でレースが出来、12歳になる弟のルカも、スペインでレース参戦する機会が出来ると期待しています。オーストラリアからスペインに移住して来たのは、ここスペインが、世界で最も厳しく競争の激しいロードレースが行われる土地だからです。でも、とてもお金もかかります。参戦しているスペイン選手権は、本当にプロフェッショナルで、トップクラスのチームはGPと同じ仕様のエンジンを使っています。僕のお父さんはレース界で有名ですが、スペインでは地元のライダーへのサポートを好むので、スポンサー獲得が非常に難しく、またオーストラリアでも、スペイン選手権が良く知られていないので、スポンサー獲得は困難です。お父さんは、日本では凄く有名で、長い間、サポートしてくれた日本のファンを大変身近に感じています。その誠実な日本のファンの方々が、僕や弟をサポートしてくれて、将来は世界選手権や鈴鹿8耐の様なレースで活躍できるようになることを、お父さんも願っています。来年も僕や弟がレースを続けて行くには、また多くの資金が必要で、獲得できる全てのサポートが僕たちには必要です。 一番最近のレースは、アルバセテサーキットで9月の初めに開催され、13位でした。GPを戦っているマシンと同じ仕様のエンジンを使った、自分よりも年上のライダー達に混じってのこの成績で、本当に満足しています。自分のマシンのエンジンはスタンダード仕様で、スピードを上げるには、もっとパワーが必要です。来シーズンでは、そのパワーアップが出来ると願っています。弟のルカも、2、3週間ほど前に、イタリアのラティナでホンダNSF100のレースに参戦しました。これが彼にとって、ヨーロッパデビューで、彼も13位!!! 今後はバルセロナで弟と一緒にトレーニングとテスト走行をする予定です。自分の次のレースの前にサーキットを学習できます。10月の終わりにもテストを予定していて、バルセロナで開催される11月18日のシーズン最終戦に挑みます。GPと同じサーキットで開催されるレースを、すごく楽しみにしていて、今シーズンの目標だった10位以内を目指して頑張ります。本当に厳しいとは思うけど、決して諦めずに、出来る事すべてを出し切って戦う決意で臨みます。 イタリアではホンダCBR600のレーサーに乗る機会もありました。600ccのマシンに乗るのは初めてだったけど、すごく楽しかったです。モリワキMoto3マシンは大好きだけど、乗り慣れているバイクよりもはるかに大きな600ccは、自分にとって挑戦。でも、挑戦することは大好きです。 僕をサポートしてくれているみなさん、ありがとう。十分なサポートを獲得して、来年はパワーのあるエンジンに変更し、皆さんの自慢になる様な結果を出せる様に頑張ります。 Remy Gardner


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今回、皆様に支援を募集させて頂いたレミー・ガードナーの実父、ワイン・ガードナーと森脇社長と南海子夫人(なみこ)との関係はご存知の方もいらっしゃると思います。 しかし、中には何故ここまでワインはモリワキとの友好関係が今も強く持っているのか不思議ですと聞かれる事もあります。 そこで一つ、モリワキとワインのエピソードをお話したいと思います。 あれは1992年の日本GP(鈴鹿サーキット)でした。ワインは当時ロスマンズ・ホンダから参戦しており、92年のチャンピオンシップの成績があまり良くなく、巷では「ガードナー引退説」が流れている真っ只中の時でした。 ワインは常日頃から第二の故郷は日本だと言っており、日本に対しての特別な思い入れがあったライダーでした。彼は、日本のファンの前で起死回生を誓い、レースに挑んでいました。 スタートから確か5周目ぐらいでハイサイド転倒し、外装はボロボロ(カウル)、曲がったクラッチ、ブレーキレバーを自分で直し、再スタートそして正に「ウルフ(狼)」の異名持つワインらしいアグレッシブな走りで最後尾から鬼神の追い上げを行い、あと3周の所で3位のエディーローソンに追いつき表彰台が見えてきた正にその時、残念ながらハイサイドで転倒リタイヤ。転倒した彼は足を押えてコースサイドにうずくまり、救急車で運ばれました。 運び込まれたメディカルセンターで当時彼のチーフメカニックであったアーブ・カネモト氏とレースを見ていた南海子夫人が彼に寄り添い、医師から「足が複雑骨折しているので大至急手術を受けてほしい!」と言われ、母国オーストラリアに帰国し手術を受ける事に。 自分が再起不能になるのではないかと不安がる彼に寄り添い、手を握り、ずっと南海子夫人は彼を勇気づけ、「日本のお母さんが傍にいるからね、貴方ならこんな怪我絶対に克服できるわ。。。」と。 ... そして救急車で名古屋空港(小牧)に向かい某航空のチケットカウンターにワインが車いすでチェックインしようとした時、「...申し訳ございませんが社内規定により、ヒドイ怪我をされているお客様は搭乗頂けません。」の一点張り。 そこへものすごい怒りの形相で負傷したワインの代わりに、某航空会社のカウンター担当者に話かけようとしているイギリス人が現れました。 なんと、バリー・シーンでした。彼はカウンター担当者に、「彼は世界チャンピオンであり、オーストラリア国の為に命をかけて戦ってきた素晴らしいライダーなんだ!貴方達は彼の負傷している姿を見て、国を代表して戦った者への敬意はないのか!彼を飛行機に乗せてあげるべきだろう!」と、顔を真っ赤にして怒りました。 最終的には航空会社は了承し、無事に搭乗出来ました。 その彼の心に染みる行動にワインは涙が止まらなかったそうです。 そしてセキュリティーを通る時に何人かのファンや空港でワインに気付いた人達から花束を渡されて、「ワインさん負けないでください!応援してます!」と声をかけられたそうです。 溢れ出る涙を手でぬぐい顔を上げると、そこには森脇社長が立っていました。そして一言、「You Can Do It! You Can Do It! Never Give Up!」(君ならできる!君ならでききる!絶対にあきらめちゃいけない!)と声をかけ続け、「Don't be cry, you are world champion! You have to be strong!」(泣くんじゃない、君は世界チャンピオンなんだよ!強くありなさい!)と・・・。 その言葉を聞いたワインは今までの顔とは全く違い、キリリッとなり応援してくれているファンへ手を振り、「ありがとう!足を治してまた世界選手権に帰ってくるから、応援しててください!」と元気に飛行機へ搭乗しました。 ワインが引退して大分時間がたった時、この話をワインとしたのを思い出します。 ワインが言った事、「レースの世界は本当に結果重視の世界。その中でも自分が世界の扉を開けるチャンスをくれたモリワキ夫妻は僕にとってかけがえのない存在なんだ。そして、夫妻は自分が苦しくどん底の時も心を通わせてくれました。だからこそ、私にとって大切な第二の家族なんです。」 いつもこの話を思い出すと涙がでます。。。それは、勝負であり大変厳しい世界であるという現実、生易しくない世界の中でも人のありがたみを忘れてはいけないという事。 そしてそれを守り続ける精神を持つという事。 それが、モリワキスピリットという事なのです。