2017/08/29 20:02

サポートいただいたみなさま。
このたびは当プロジェクトをご支援いただきまして、
本当にありがとうございました。

また、ご検討中のみなさまも、ご覧いただきありがとうございます。
「SUMOTO BOUND」活動報告です。

春に干して保存していたテングサを使って、トコロテンを作りました。

生のテングサは赤紫色なのですが、
洗って干して洗って干してを数回くりかえすと黄味がかった白になります。

「さらしテングサ」として売られているなかには、
見栄えをよくするためにまっ白なものもありますが、あまり色が抜けるほど晒すと
せっかくの磯の香りがしなくなります。

最初のうちは、その売りもののイメージがあって、
しっかり晒して色が抜けていたので、近所の人に
「あんまりキレイにしたら、香りなくなってまうで〜」と笑われました。

 

テングサ50gに水を2.5リットル。
ちなみにウチは山で「湧き水」を汲んできていますので、そのおいしい湧き水で煮立てます。

沸騰してからおよそ25〜30分。料理サイトでは40分とか描かれているのもありますが、
あまり煮る時間が長いと固くなるそうなので、ウチは25分くらいです。

ザルに漉し布かキッチンペーパーみたいなのを重ねておき、
そこに煮立てたテングサを流します。ザルの下には、大きめの鍋。

固めるためのタッパなどに流し入れて、粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やします。

1回目が完了したら、すぐさま漉したばかりのテングサで、
もう一度水から煮込みます。2回分は十分できます。

冷蔵庫で完全に固まったら、「トコロテン突き器」の幅にあわせて切り、
にゅ〜っと押し出します。最大の見せ場ですね。

あとは、お好きな味付けでめしあがれ!

黒蜜派とポンズ派(もしくは酢醤油派)に分かれますが、
ウチは毎回食べ方が違います。

酢醤油に砂糖を少し、たっぷりのゴマとカラシ少々のとき。
たまに、「冷やし中華」の麺のかわりにトコロテンを使うとき。
きなこでワラビモチ風にするときなど、いろんな味を楽しんでいます。

市販のトコロテンとちがって、テングサから煮立てたトコロテンは
磯の香りがほのかにして、食感もモチモチっと、やめられまへんな!

洲本の人はみんなトコロテン好きですよ〜。
みなさんも、洲本に来られたらぜひ食べてみてください。