わたしたちが建設・運営するガーナのCLOUDY SCHOOLは公立の学校になります。
しかし、ガーナのような途上国では、国が教育にかける財源も限られていることから、公立の学校でも校舎の建設費用や、教科書代・給食費等の運営費用のほとんどを運営者側が負担しているのが実情です。そうすると、NGOや民間団体で公立の学校を建設・開校しても、学校を運営している資金が途中で尽きてしまい、運営が継続できずに廃校となってしまうことが多くあります。
そんな中でも、CLOUDY SCHOOLは沢山の皆様に継続的にご支援いただき、おかげ様で幼稚園、小学校、中学校と学校を増設していきながらも、安定的に給食や教材を提供しながら運営を継続することができています。
しかし、先日現地からCLOUDY SCHOOLの先生達がストライキをしてしまい、授業が１か月以上止まってしまっているとの報告がありました。
学校の先生の給与は、公立の学校の運営費として国が支払っている部分なのですが、国の財政がより厳しくなると、何ヶ月も支払われない、そんな状況が度々生じてしまっています。今回も3~4ヶ月支払いがされておらず、ついに先生達も学校に来なくなってしまったそうです。
この先生達のストライキはCLOUDY FARMにも影響を及ぼしています。いつも一緒になってCLOUDY FARMを管理してくれている先生達がいなくなってしまったのです。すると、その様子を見かねた近隣の生徒のお父さんやお母さん達が、代わりに畑の管理をサポートしてくれるようになりました。先生達には早く戻ってきて欲しいですが、より近隣住民のみなさんが積極的にこのCLOUDY FARMプロジェクトに参加してくれるようになったことは、とてもありがたく嬉しいことです。
CLOUDY FARMと一緒に育つ子ども達や地域の方々の様子を、一緒に見守っていただけますと幸いです。
現地の様子や活動の進捗は、各種SNSでもご報告させて頂いております。
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